モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

インディアン出現!

2016-07-26 02:38:10 | 小学生ワークショップ
ハオ!幼児・小学生のイベント『インディアンになりきろう!』が生憎の小雨の中でしたが、決行されました!

まずはアトリエで羽飾りの制作。30㎝もあるトランプの帯に、本物の羽を差していきます。銀のコンチョや羊毛のふさ、星のシールを付けたら完成!頬に赤いペイントを付けてもらって、気分はすっかりインディアン!なりきっています!なりきり過ぎてかなりヤンチャな暴れん坊になる子も出てきましたが、それはもうこのイベントが成功している証拠です。
さぁ、完璧ないでたちで探検に出発!

人気のない夜の公園には、巨大なティピ(テント)がそびえ建っています。声をひそめた幸介先生がおもむろに、「遠くに見えるあのティピには、気難しい酋長が住んでいます。失礼があると松明に火を灯してくれませんよ。礼儀正しく『ハオ』と挨拶して火を分けてもらって下さい。」
そんなことを言われたので、ティピのそばまで歩く時は皆神妙な顔つきです。幸介先生が「皆はここで待っていて下さい。酋長のご機嫌を伺ってきます。」とティピに入ると、大きな酋長を連れ出して来てくれました。「酋長、意外と良い人でした。大丈夫そうです。」とようやく火を分けてもらうことができました。

さてここからが難題です。次なるミッションはあぶり出しになっている地図をグループごとに3枚もらい、松明の火を使って浮き出させます。(字が読めない幼稚園児も参加しているので、紙には公園にある彫刻の絵だけが描いてあります。)その彫刻の中に隠されているバラバラのお札をパズルのように組み合わせると、酋長のテントに入る手形が完成するという訳です。
時間を掛けて準備した、インディー・ジョーンズばりのわくわくミッション。が、小雨で地図がなかなかあぶりだされないという難題にいきなりぶち当たってしまいました!(松明は灯油なので、火自体は消えません。)
時間が刻々と過ぎていき、酋長が待ちくたびれてしまう!急いでお札をゲットせよ!

皆で力を合わせてお札を完成させたチームから、ティピの中に入る許可がおり、酋長によって厳かな式が始まります。「よくこの試練に耐えました。ご褒美に魔法の薬をあげましょう。この薬はあなたの望みが叶う薬です。あなたの望みを言ってから粉薬をインディアン特製ジュースの中に入れて飲んで下さい。勇気の証のミサンガも付けてあげましょう。」
と全員がミッションクリアして、魔法の薬とミサンガをゲットできたのでした。

裏方の学生達の働きはまた来週の幸介先生のブログでご紹介しますが、一つだけ酋長の話でも…元々長髪でガタイのいい南澤先生は、まさに今回の企画にピッタリの逸材です。胡散臭さでは右に出る者がいない、ホラは吹くが嘘はつかない南澤先生。4mの竹で何人も入れるティピと、自分の衣装をたった2時間半で作ってくれました。珍しく客分じゃなかった1日でした。  オバラ
コメント (2)
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