
美月 中3 色鉛筆
はい岩田です!今回は小学3年生から中3の現在まで、約7年間も30分電車に乗ってアトリエに通っている美月のパステル画です。
彼女、先日とうとう「高校は美術系に進学しようか迷っている。」と言い出したので、「美術系に行くなら大学からで十分だから、高校は普通の学部に行って、もう少し本当に目指すべき自分の道を考える猶予を持たせないかい?」と諭しました。
約2ヵ月掛けて両親や中学校の先生と話し合い、「勉強を一杯して、普通の公立高校を第一志望にします。高校入ってやっぱり自分には美術しかないって見極めたら、その時は迷わず美大を目指します。」と宣言してくれました。
とはいえ、僕も小学校の時に絵を習いに行っていましたが中3の時に美術系高校に入りたいなんてこれっぽっちも思わなかったのでとても意識が高いと感じています。僕の場合、美大受験に本腰を上げたのは高校3年の3学期。あまりにも遅かったんですが・・。
まれに絵が好きで美術の方向に進みたいという人が美術系への進学で現実にぶち当たることがあります。というのも自由に絵を描くことが好きな人ほど、受験の規制だらけの絵にうんざりすることがあるんです。
そうした様々な現実を乗り越える為にも、ある程度自分を客観的に見て、美術の方向へ本当に進むべきか否かという熟考の末に覚悟を持って挑むことは賢明な判断かもしれません。
この絵を見ても分かる通り、美月はとても粘り強く客観視が出来る人です。これからがホントに楽しみ。