モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

年賀状の図柄は決まり!

2016-12-08 21:51:59 | 幼児


幼児クラス

小学生に続き、幼児クラスも版画制作です!今年大注目された美術展といえば、江戸時代中期に活躍した絵師、伊藤若冲(1716-1800)の生誕300年記念の大規模展覧会。最高待ち時間は320分を記録するなど、首都圏を中心に大ブームを巻き起こしましたね。私も大混雑の中長蛇の列に並びましたが、途中給水所があったり、うちわが配られたり、前代未聞の光景でした。若冲は、生涯を通じて鶏を画題とした数々の作品を遺しているのは有名ですね。来年2017年の干支にちなんで、若冲の代表作鶏・鳳凰をピックアップして、幼児の眼で感じ取った模写を元に紙版画に挑戦しました。

紙版画は、画用紙や凹凸のある紙などを切ったりちぎったりして、貼り重ね版を作り、絵の具をつけて刷る版画です。版作りは、ハサミで切って貼るだけなので、紙工作気分♪で楽しくできてしまいます。さらに鶏や鳳凰の特徴的な部分には、紐や梱包材などをポイント的に使用してます。どの部分にどんな素材を使っているか見るのも面白いと思うので、ご参考までに元絵と版も完成作品と一緒に掲載します!そして、幼児クラスは版画を完成させるだけでなく、ナント!2017年版のカレンダーに仕上げました!刷りとカレンダーのコラージュを同時進行した授業は、なかなかハードな忙しさ(先生たちが!)でしたが・・・・。版画作品は写真に撮って、年賀状に使えそうですね!お友達にも自信作を自慢できますね!(Eri Ito)

コメント
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