暑い日も増えてきましたね、ナツメです。
小学生の自画像について、先日も途中段階をご報告しましたが、今度はホノカ先生に引き続き完成形を紹介していきます!さて、着色された自画像はいかがでしょうか?初めの段階の鉛筆画とは打って変わって、グッと個性も増しましたね!
髪の毛には黒、肌色にはペールオレンジ、と絵の具のチューブから出した色をそのまま塗るのではなく、例えば髪の黒には青や茶色を混ぜることで単調な画面になるのを防ぎ、一枚一枚の表情もとても豊かになります。色合いに留まらず水の量を変えて濃淡を調節したり、同じ箇所でも筆の太さを変えて塗ってみたりなどの工夫も見られました。今回は特に自分の肌の色を絵の具で作るのに苦戦していて、作った色にどうしても納得のいかない子は、鏡に直接塗って映っている顔の色と比較していました。か、賢い…!
絵を描くときはつい目に見えるものを描きがちですが、今回自分をモチーフとすることで描く時の選択肢が増えたのではないでしょうか。写真のように一瞬で撮るようなものではなく、自分で時間をかけて描いたからこそ思い出深いものになったと思いますよ!