英保 油彩
土曜日は私、岩田です。
今回は土曜午前クラスに通われている英保さんの油彩です。描いたのはお住まいのマンションの裏口。ペットを散歩するときに使っているとのことですがそんな身近な場所にも美しさを見出し、作品に昇華しようとする英保さんの姿勢って良いなあと思います。
やっぱり絵を描くことが本当に好きなのだなあと感じます。だからこそ日常のふとした瞬間にもインスピレーションが湧いてくるのでしょう。
こちらの作品、思い起こせば数か月かけて描いていらっしゃったでしょうか。結構長い時間をかけて完成をさせた印象があります。特に試行錯誤したのは建物の内部。
途中、パースを修正したり壁の質感や色を変えてみたりと色々と変化が見られました。影の世界から春の日差しが眩しいほどの外の世界へ・・。桜の花が右手に見えたその時の感動が如実に伝わってくるようです。
建物の床から外に続く道もスーッと歩いて行きたくなるほど、美しく描かれていますね。見ている鑑賞者が自身を絵の中に投影したくなるような素晴らしい作品に仕上がりました。
お久しぶりです。長野で私の作品を見ていただいて、すてきなコメントをいただき、感激です。40年近く住んでいるマンションでほぼ毎日利用している廊下から見る風景を描きました。身近なところにも題材があるものですね。
どこまでが、ホンモノの世界で、どこからが、絵画の世界なのか…。
私…考えてしまいました。
ミオス・ブログ史上、こんな(魔化不思議)ありません!