圭介 / 心寧 共に中2 油彩
岩田です。今日は何だか肌寒さも感じられ、秋の気配をちょっとだけ感じる日でした。今回は土曜クラスに通う、中学2年生二人の作油彩をご紹介します。
圭介 F6号で描かれたこちらの絵。選ぶモチーフがコブラってがいうのも、いつも爬虫類的、怪獣的なキャラクターを空想でサラッと描き上げる圭介らしい。主役には、とにかく分厚く絵の具を置いているのもあって、光を受けてヌラリと光る、あの蛇特有の質感が手に取るように感じられる。コブラにわざわざ近づいて来ている奥のトカゲは獲物なのか、舎弟なのかは良く分からないが、選んだモチーフに反して、2匹の位置関係が何だかとてもコミカルに感じられる作品。
心寧 こちらは、F4号サイズで描かれたリンゴの絵。油彩の経験が全く無い中で、赤々と実った美味しそうなリンゴを見事に描き上げている。空の少しくすんだ青味と葉の緑、幹の茶色と赤色の関係性が絶妙で、全体の色彩の配置バランスがとても美しい。まだ筆の運び方が一様に感じられる部分があるものの、これから枚数を重ねることで、質感へのアプローチや空間への意識も向上し、より素晴らしい作品へと昇華していく予兆を感じさせる作品。
ぜひ明日のお祭りに見にいらしてください!12時から16時、元住吉駅の1階エスカレーター脇に展示しています。詳しくはオズ通り商店街公式HP『オズフェスタ2024のお知らせ』をご覧ください。