群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

(3-1) モルゲンロートのキリン峠へ

2017年03月06日 | 大山と自然

 平成29年3月4日   キリン峠へ、期待はずれの樹氷。。。

気温が高くなりそうなので、早い内に1405ピーク手前の尾根に付く樹氷がブナ林の小枝から落ち無くなってしまいます。
明るくなったら歩き始めるつもりで昨晩に登山の身支度を調え朝早く暗い内に家を出ました。
奥大山のスキー場に着くと大山に朝日が当たって白い南壁が赤く染まってきました。これがモルゲンロート(朝焼け)か。。。
出だし良しです。

大山南壁のモルゲンロート。バックの空が暗く山が浮き出て迫力を感じます。

槍尾根を300mmズーム、
ほんと綺麗に写りました。 

大山環状道路沿いにしばらく歩き、適当な場所で右へ入って木谷のブナ林のゆるい登りを延々と歩いていると、
木立のそばに木っ端が散らばって、何で木っ端が。。。
耳を澄ますと遠くからコツコツコンコン音がします。犯人はキツツキの類のようです。

烏ヶ山附近から日の出です。

 

この時期、雪原を歩いて何時も感じるのは雪原に写る木立の影の美しさです。
朝日に照らされた雪原の白と織りなす木立の影、何か幻想的に思えるのです。

緩やかな木谷を登っている時から、樹氷は無理と思っていましたがそれでも近くにで見ないと言い聞かせ、急な登りをスノーシュー付けて登って来ました。
急登りが終わり大山の尾根が見える尾根に出ました。
が期待した樹氷は無く残念。。。
スノーシューで重量オーバーでアイゼン持って来てないので槍尾根縦走なし、後はキリン峠を目指し大山東壁の全景を見るのみ。

キリン峠手前の直線斜面が青空を斜めに横切り画面を白と群青色分け、その直線とコントラストが目に飛び込みました。
画面に納まらないの何枚も撮りまた。はて、どの写りが良いか?。。。

 

 

 

 

 

鳥越え峠 やはり樹氷なしです。

目指すはキリン峠と大山東壁を一望出来る1405mm
先行していった1人のスキーヤーはすでに頂点着き圧倒的な東壁を眺めくつろいでいます。

4人の山スキーのメンバーも1405mmに着きました。
これから、地獄谷に下り振り子沢を登るとの事。

彼は身軽でスキーの運びも軽やか、キリン沢に向かって急斜面を下って行きました。

 後からの4人は鳥越峠~地獄谷のルートに向かう様でした。

 

キリンの草付き斜面にも1人、スキーヤーです。
アイゼンを履いてこの急勾配を登る様です。槍尾根登り三ノ沢を滑降か。。。

新雪で滑るのか足下固めて四つ足で登って行きます。

目の前に雪の壁。。。どうやら乗り越え無理の様です。
アイゼンをスキーに履き替えて左斜面を木谷に向って下って行きました。
予定の通りコースだったのかも分かりませんが?

風が吹けば少し寒さを感じますが吹くのが止むと暖かく、食事を取りながらしばらくの間ゆったりできました。

 

葉を落とした木谷のブナ林はねこのふんわりとした毛のようで上から見ても心地よいのです。

 1405にてザックと青空

 

春夏秋冬、いつ来ても素晴らしいキリン峠1405から見える大山東壁です。
今日も、1日良い天気に恵まれ最高の登山が出来ました。

 

 

 

    2月14日  2日間の大雪が治まり青空と日射しが出た朝、我が家から風景です。

 

 


(2-1) 天気に恵まれ奥大山スキー場から三ノ沢を歩く

2017年02月06日 | 大山と自然

平成29年2月4日   またも、良い天気に恵まれ奥大山スキー場から三ノ沢を歩く

久しぶりに、家内と山歩きでした。
顔も手も素肌を覆って紫外線対策、腰にはまい掛け意味不明。。。
私、普段の行い良いからイベント参加時は晴れるんだわ。。。
そうか?。。。
初めてのスノーハイクでしたが、下山は元気もりもりでした。

 奥大山スキー場からスノーモービル跡が鍵掛峠まで続きスノーシュー無しで歩くことが出来ました。

日射しが斜め前から雪面に当たると雪粒がキラキラととっても綺麗に光り輝いています。

定点撮影スポット 鍵掛峠から大山南壁
南壁に着いている雪が少なく所々で黒い岩肌見えます。
この時期、真っ白な大山南壁を期待していたのでもの足りません。

槍尾根をズーム
群青色との対比で純白のすばらしさが増すのでしょうか。
雲一つ無い天空には濃い青が拡がっています。

三の沢と剣ヶ峰
大山環状道路を歩き始めて2時間30分、10時10分三ノ沢に掛かる橋に着きました。
これから三ノ沢を登ります。

ここまで歩けた事にVサインか。三の沢への挑戦のVサインか。。。


 

壁面は絹の様になめらかな雪でで覆われて見えます。 

目指すは最上部の大堰堤
スノーハイクが初めてにしては、手作り(もらい物ですが)カンジキがよかったのか足取りが軽やかです。
昨年新調したしたスノーシューが重く、私は足がまとわりついて体が重い。

三の沢を滑降
ハンドルの付いたスノーボードを始めて見ました。
堰堤の段差も雪に埋もれ障害物無く、最高の滑降コースになります。
距離もあります。

 最後の一人を見失いましたが、三人で滑降して行きました。

見えました。最上部の大堰堤。

体力消耗で少し疲れた模様

もう少し歩けそうです。が、大堰堤の乗り越えが難しそうですし、疲れも見えます。
11時30分お昼時なりましたし、おにぎり食べてから下山です。

ここまで、

木陰の織りなす雪模様、美しい。。。

これも雪模様か。。。

お昼にネルギー補給して、下山は軽やかな足取りになりました。

暖かく穏やかな日の南斜面は、雪崩に注意でした。

木谷の駐車場付近から烏ヶ山の尾根と、そのすそ野に拡がる木谷のブナの広葉樹林
絵のような風景があります。

 

気温も穏やかで野鳥も忙しくしていました。


(1-5) 群青色の空とシルク色の大山、大山夏山登山道を登る。(その2)

2017年01月31日 | 大山と自然

平成29年1月28日    群青色の空とシルク色の大山、大山夏山登山道を登る。(その2)

(その1)は大山弥山山頂までの登りで撮った写真を中心に投稿しました。
(その2)は弥山山頂周辺の写真を中心に登山者を織り交ぜて投稿します。

風の吹かない弥山山頂は穏やかです。
思い思いでお昼時、心も胃袋も満腹感で一杯になります。

三角点の斜面はノミで削ぎ落とした様な斜面が印象的です。
気分は最高、その頂点に立つ登山者は絶景を楽しんだでしょうか。

シルク色で真っ白なった剣ヶ峰と南壁、こんなに純度の高い白色の大山はなかなか拝めません。

縦走路歩く登山者、立ち止まり写真撮りでしょうか。

ピッケルをお借りしてアクセントに剣ヶ峰を撮りました。縦走路を行く登山者が映っていまいた。

登って来た9合目に目をやると、斜面の白が目の前に拡がります。
その稜線を歩く登山者が中に浮かんでいる様に映りました。

弥山山小屋での風景は様々。。。
三角点に向かう人、絶景を探して写真撮りする人、腰を落とし疲れを取る人、食事の準備する人、それぞれのくつろぎの空間です。

弥山で写真撮りも終えて、下山です。
天空は午後になっても快晴、素晴らしい日でした。

 

9合目を下山
斜面の純白も綺麗、水平線と日本海も綺麗です。

剣ヶ峰をズーム

 

元谷が眼下に見えます。
6合目附近から元谷に下山するか思案中でした。

さて、先陣切って元谷に降ります。
カンジキ無く、最初はラッセルしましたがしんどくなってシリシェード。途中からワッカンの跡があって助かりましたが
疲労感いっぱい大変な下山になってしまいました。

 

大神山神社の庇
今日の良き登山に感謝して本殿前で柏手を。。。

参道は1間巾の回廊が大山寺まで続いていました。

最近は大山寺の豪円の湯(タオル別途で380円、11月から値下げ)で疲れも洗い落として帰宅します。

 

 

 


(1-4) 群青色の空とシルク色の大山、大山夏山登山道を登る。(その1)

2017年01月30日 | 大山と自然

平成29年1月28日   群青色の空とシルク色の大山、大山夏山登山道を登る。(その1)

登り始めから3月のような1日で山頂は穏やか、群青色の空とシルク色の大山を満喫しました。
前日からわくわくして5時に目が覚め、前日に登山支度しておいたので5時半過ぎにはサッと家を飛び出しました。
7時を少し廻った頃に大山南光河原の駐車場に着いたのですが、積雪大で終車スペース少なくすでに満杯。。。
少し引っ返し別の場所に移動し30分ロスました。アリャー、アイゼン忘れてきた。6合目での引き返しも秘めて登りました。
6合目からの状態良く軽アイゼンで何とか山頂までたどり着くことが出来よかった。。。

4合目附近まで登って来ると、やっと太陽が東から昇ってきました。
太陽を正面にして写真を撮る時はMモードです。なかなか調整が難しい。。。四苦八苦します。

5合目近くになると木立の間から弓ヶ浜半島と美保湾が眼下に見えます。

若人も年配の人も男女問わず多くの登山者が追い越して登って行きました。
最高の登山日和を満喫したい私は時と空間を味わいながら写真を撮りながらゆったりと登ります。

6合目の雪の合間からドア見え避難小屋は出入り出来ました。

斜面のピンク色の旗竿は?

 

7合目からの吹きさらしに備えて、6合目で防寒身支度。
頂上目指して出発です。

7合目、8合目の急登
青空いっぱいで絶好の写真日和でしす。ポイントを見極めながらゆっくりゆったり登りました。

太陽も少し昇り、斜面に陽が当たります。
東方に目を移すと三鈷峰と尾根にぽつりと見えるユートピア小屋。

この斜面を登り切れば9合目、

8合目から西側を見渡すと、青空と中国山脈は延々と続いています。

群青色の空に、ひとすじの飛行機雲

陽が高くなり、別山に斜光が当たって来ました。

雪庇近くを行く9合目の登山者、安定している様ですが要注意です。

無風で心地よい9合目、雪で覆われた木道の上をしばらく歩き弥山山頂に向かいます。

振り返ると眼下に拡がる青い美保湾。天に群青色の空、中間に白い大山、そして地に拡がる青い海、
その中で雪山の登山でした。雄大で最高です。

山小屋が間近になると、白く輝く剣ヶ峰が青空に突き刺すように見えて来ます。

雪と風が創る9合目の雪景、見事のひとことです。

ゆったり登って、余裕で大山弥山山小屋に着きました。

風もなく、日射しが暖かくて心地よい山頂では登山者が思い思いに食事中。
1階の出入り口は、OKでしたが屋外より寒く冷凍庫のなかの様でした。

 

1月の終わりとしては最高の天気たったので、たくさんの写真を撮りました。
今日は、ここで切り上げしてその後は次回とします。


(7-2) キリン峠のクガイソウ

2016年07月18日 | 大山と自然

平成28年7月17日   キリン峠草付きのクガイソウが満開

久しぶりの山行きでウキウキ、朝早く5時前には目が覚めました。
携帯で今日の天気模様を確認。7時頃から少し腫れマーク昼にかけて少しづつ良くなる様です。
コンビニでお茶とおにぎりを仕入れて7時に文殊堂を出発、キリン峠の草付きで花の写真三昧してから槍尾根を登って三ノ沢を下山しました。

蒜山のコンビニで食料を仕入れた頃の空は雲で覆われどんより。
当たりの葉っぱには水滴が付いています。
雨対策して7:00に文殊堂を出てから7:30 分鳥水分岐なってもどんよりでした。

キリン峠草付きへの直登ルート差し掛かった7:50分なってやっと青空が雲の隙間から見えてきました。
草付きに出る20~30分後には雲がとれ青空が拡がる。その光景を想像してワクワク、急騰のキツイ登りも苦になりません。

想像していた通りに青空が拡がってきました。
やったー。。。これでクガイソウが満開だったら。。。と思いを目ぐらしました。

 シモツケソウの花はつぼみが多くこれからが良さそうです。わずかに咲いているシモツケソウに近寄って青空バック。。。

イヨフウロウもこれからです。

オオバギボウシは少し満開を過ぎていました。

キリン峠草付きの最上部にサッグをデポして、
草付き上部から斜面を眺めると満開の青紫のクガイソウの花が東斜面を覆っています。
良し、カメラを持っていったん斜面を下りウロウロしながら登り返ししました。

マイズルソウの実、小さな小さな白い花が大きな実になりました。

キリン沢の近くまで寄って東壁と青空に浮き出るクガイソウを探しましたが思う様にはなりません。
で、つぼみのシシウドに焦点替えで。。。

 

 

ダイモンジソウは岩場の方が似合います。。。

 ??アザミ

キリン沢の最上部

電池切れです。予備の電池も充電装置に入れたままで忘れて来ました。。。
空気も澄み白い雲の掛かる最高の槍尾根の絶景が、頭の中の記憶に残っています。
体力に余裕があれば、天狗ヶ峰から象が鼻まで下って周辺の花の様子を見てこようとの思いもありましたが、草付きの斜面で体力減退でした。カメラの電池もありません。
予定通り、槍尾根を縦走して三ノ沢を下山しました。
13:50分下山。
今日、18日 梅雨明けです。
来週はユートピヤ小屋周辺のお花畑が賑やかになります。


(6-2) 三ノ沢から剣ヶ峰

2016年06月19日 | 大山と自然

平成28年6月18日   梅雨の晴れ間、三ノ沢から剣ヶ峰

5時前には目が覚めていました。
外はもう明るくなっています。天気も良さそう。
昨晩山行きの準備してなくて、起きて歯ミガキして顔洗って登山靴とザックを車に積んで5時半には家を出ていました。
お茶なし、おにぎりなしなので途中コンビニで仕入れザックに中に。。。


早朝6時半の鬼女台から烏ヶ山と大山南壁。
南壁は山陰が残ります。薄雲も覆っています。
来る途中、霧の中をしばらく走ったので、予想はしましたが水蒸気が多くて透明感なしの山風景になりました。


槍沢の斜面から剣ヶ峰をズーム
7時半、三ノ沢に入り槍尾根から剣ヶ峰へ、何時ものコースを登山。
三ノ沢を登り槍沢にかかると薄雲が少しずつ逃げて青空が拡がって来ました。
風もなく無風、まとわりつくブヨをいっぱい連れて槍尾根に登ります。
自宅に帰って気づきました、まぶたを噛まれた様で少し腫れていました。メガネ掛けているのにまぶた噛むか。。。
早速虫さされ用の薬をまぶたに付けて。。。


槍ヶ峰のトラバースを登る
文殊堂駐車場はほぼ満車。晴れの休日で今日の三ノ沢は賑やかです。


槍沢を眼下に
追ってくる登山者の姿も見えます。


槍尾根から1692


振り返り槍尾根をズームすると


尾根沿いはオダマキがたくさん咲いていました。


1692から天狗ヶ峰を目指す。


天狗ヶ峰咲くダイセングワガタの花
やっぱり、青空バックの花は綺麗に映ります。


今年は咲く時期が早いと思っていましたが、例年通りに咲いていましたノビネチドリです。

剣ヶ峰に咲くオダマキ

剣ヶ峰から弥山を見る
10時を過ぎた頃には剣ヶ峰着、時間が早いのか弥山の登山者もまばらで少し寂しい感じに思えました。
下山は天狗ヶ峰からユートピヤ小屋方向に少し往復して下山しました。

立派に咲いたノビネチドリの花、花の部分が20cm近くありました。

槍尾根と1692に立つ登山者。剣ヶ峰から

1636から見る槍尾根と緑多い東斜面。

ひっそり咲いていたキソチドリの花

下って来た尾根と1636
梅雨時期に雨が降る事に緑が濃くなって行きます。そして、梅雨明けすると一斉に花のシーズンになります。

 天狗ヶ峰から剣ヶ峰を見る
やっぱり、尾根歩きは青空の時が尾根スジクッキリ出て良いですね。

槍沢から見る剣ヶ峰

三ノ沢から大山南壁
下山、2時を少し廻っていました。
あとはゆったりです。


(6-1) 三ノ沢と槍沢周辺の春の花々

2016年06月10日 | 大山と自然

平成28年6月5日    三ノ沢と槍沢周辺の花々

仕事に追われ、1週間遅れの投稿になりました。
今年の春は花が一斉に咲き時期も早めでした。大山の春の花はどうでしょうか。?
で、三ノ沢と槍沢をウロウロしてみました。
ダイセンクワガタとイワカガミは満開のピークを少し過ぎて花は水々さが足りません。
ツガザクラの花は白い花が少し残っていますがほぼ散っています。

ナナカマドの花が散ったあとでしょうね。

ヤマボウシの花は、白からピンク色に変わるのでしょうか。?
我が家のヤマボウシの花は白いまま葉を落とすますが、今年はピンクに色づいています。

いつもの駐車場に車を止め、1時間遅いスタート9時に出発。
カエデの実は蝶ねじの形をしてクルクル回って地面に落ちます。

山葡萄が豊作のようです。ツルに小さな実をたくさん付けていました。
雨つぶもキラキラ輝いて綺麗です。

 

三ノ沢のダイセンクワガタは雨に濡れ今にも落ちそうな水玉をいっぱい付けています。
水玉が落ちないようにそっと寄って撮りました。

斜面に咲いていたオキナグサは花びらを落とし、まるでチングルマの様にヒゲ状態になっています。

槍沢から二ノ沢を見ると

槍沢の斜面はツガザクラとイワカガミの群生地ですが、すでにツガザクラは白い花を落とし丸い種になっています。
ピンク色のイワカガミもピークを過ぎてしまいました。
1週間早く登っていれば最高の風景が拡がっていたことでしょう。
来年に期待します。

登り始めてからずっと雨がポツポツ。
曇り空が拡がっていましたが、槍尾根に出ると青空が見えてきました。
雲がとれて青空拡がって来そうに思えましたが天気予報の通りで1時間持ちませんでした。
雲が拡がって行きます。

槍ヶ峰の巻き道を下山する登山者に声掛けして、ズームアップです。
岩肌にピンク色のイワカガミの花が付いているのが見えます。青空が欲しいかな。。。

 尾根沿いに咲く、イワカガミを探して槍尾根を下りました。

槍ヶ峰バックにイワカガミの花ですが、日射しと青空が欲しいんです。

元来た道を引き返すのも物足りないので、数年前に疲労困憊して登った事のある草付きの急斜面を
谷底の段差を超えれるか心配しながら、思い切って三ノ沢へ一直線に下山しました。

三ノ沢までやっと下りました。
ガスが岩肌を覆いますが、周囲が少し明るくなって来ました。
三ノ沢の陽が当たりにくい谷底には雪が残っています。
そううち、残雪は梅雨末期の大雨でなくなります。

三ノ沢に下山して青空が見えるようになって来ました。
尾根のガスもとれて行きます。

駐車場までもう少し、青空が拡がり尾根の雲もとれてスッキリ。
ウロウロして時間経過、下山したのは4時半を回って陽が傾き始めていました。
行って見ないと分からない大山の雲行きなんですが、今回は天気予報の通りです。

 帰路に1枚、御机の原風景。

行って見ないと分からない山模様ですが、明日の山行きは天気模様と相談して決めるかな。。。


(5-4) 宝珠山から阿弥陀滝に下る

2016年05月23日 | 大山と自然

平成28年5月22日 宝珠山から阿弥陀滝に下る

昨年の秋に、川床から阿弥陀滝そして宝珠尾根に出て中ノ原スキー場に出るコースを計画し、阿弥陀滝を越す場所が見つからずにリタイヤしました。
今回、逆コースで初挑戦です。
元谷の作業道を登り、途中で左に折れて中ノ原スキー場に出ます。上ノ原スキー場リフト終点までスキー場の草原のキツイ登りでした。
それから右脇の樹林入ります。
マイナーな登山コースなので静かで寂しい登山になったなと思いつつ樹林帯の登山道を宝珠山を目指して登っていると、高校生のグループが次々と下って来ました。
宝珠山に着き宝珠尾根をしばらく歩くと、赤いテープが小枝に付いていました。GPSで確認すると、これが阿弥陀滝に入るコースの目印の様です。
ゆっくりと下っているといつの間にか足跡がなくなりました。またGPSで確認、登山道を外れ下ってしまったようです。
斜めに登り返しやっと足跡にたどり着きました。これで一安心、倒木が登山道路を分かりにくくしています。
倒木に出くわすと足跡探ししてキョロキョロ、赤いテープたよりに進みました。

足跡と所々に着いている目印の赤いテープたよりにゆっくりと下っていると視界が開けました。
ブナ林隙間から三鈷峰が見えます。それから、北壁の上部も見えました。


せせらぎの音も谷の下の方から聞こえ阿弥陀滝が近くになったようです。
すべり落ちそうな斜面を足下固めて進むと、足跡が急な尾根を下っています。
足跡に沿って延々と下って入るうちに、左側にガレた谷が現れました。これって昨年の秋に登山道探して登った阿弥陀滝脇の谷だわ。。。

11:15分 やと、たどり着いた阿弥陀滝です。
少し早いがここで昼休憩としました。

帰路は川床まで清流三昧になりました。
川床に着き、車道を歩いて帰るのもおもしろくないと思い近道するつもりでGPS頼りに山道歩きしました。
これが間違い、GPSの登山道に沿って歩いているのですが入る場所が違っていたのか途中で登山道らしき足跡が消えてしまい四苦八苦しました。登山道が変わってたようです。
2時には出発点に戻れると思っていたのが、2度迷って予定より1時間半オーバーの3時半でした。
暑さもあって疲れきってしまいました。


(5-3) 新緑の一ノ沢を登る

2016年05月16日 | 大山と自然

平成28年5月14日   新緑の一ノ沢を登る

体力温存も考えておかないと日曜日の百姓仕事が辛いので、二ノ沢に入り南壁に沿って一ノ沢をウロウロするかなと。
この日の予定を思い浮かべながら大山環状道路を走らせ三ノ沢を過ぎる頃、一ノ沢に掛かっていた低いガスがとれて大山の尾根がクッキリ青空に浮かんで見えて来ました。
明日は明日になって考えるとして、今日は今日で一ノ沢を登りで充実しといて横手道を帰るか。。。
自問自答して一ノ沢登りになりました。

蛇行しながら登って来た新緑の冶山作業道は視野が広がりタケノコ岩が正面に顔を出して終点となります。
歩き始めて30分になります。
一ノ沢の作業道終点まで約2000歩、平地で人の1歩が50cm~60cm、山道だから半分25cmと考えると0.25×2000=500mかな。。。
山道のタイム(500mで30分)計算に合致しています。

藪小木が迫ってくる急登りが続きます。息絶え絶え胸ドキドキ、今日もキツイ山登り。。。
うっとりする様な景色が見たくて延々と登ります。

藪小木が無くなり次は苔と草の斜面の急登りが待ち構えています。
低い雲の上に出て来ました。
少し、雲海。。。もっと雲の拡がりがほしいなあ。。。

前に3人、後に2人、今日の一ノ沢です。
後ろの彼らは、大山寺から横手道を歩いて来たと言っていました。

11時前に大山弥山山頂付きました。
弥山時間には少し早いのか、思っていたより登山者少ない。
山小屋で、食事していると外が騒がしくなってきました。
笑顔でまだまだ余力のある子、ぐったりして余裕のない子、テンションの高い先生の掛け声。
恒例となっている中学生の大山登山でした。

 

 

 山シャクヤクが咲いていました。虫食いで白い花弁がガタガタです。

スミレはあちこちにたくさん咲いているから興味がなくて、寄ってマクロで撮るのは初めてになります。
それなりに綺麗に撮ることが出来た様に思えます。

 


ブロク村

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