砂漠千里小草も見えず雲の峯・・・正岡子規
ありありと見ゆる砂漠に動くものなくて無数の襞はしづまる・・・佐藤佐太郎
樓蘭、Loulan、推定されている現地名はクロライナは、中央アジア、タリム盆地のタクラマカン砂漠北東部(現在の中国・新疆ウィグル自治区)に、かつて存在した都市、及びその都市を中心とした国家である。
「さまよえる湖」ロプノールの西岸に位置し、シルクロードが西域南道と天山南路に分岐する要衝にあって、交易により栄えた。
紀元前77年に漢の影響下で国名を鄯善(日本語名:ぜんぜん)と改称したが、楼蘭の名はその後も長く用いられ続けた。
4世紀頃からロプノールが干上がるのとほぼ時を同じくして国力も衰え、やがて砂漠に呑み込まれたが、1900年3月28日、スウェーデンの探検家・地理学者のスウェン・ヘディンによって、廃虚になっていたシルクロードの古代都市・楼蘭が発見された。
月の砂漠をはるばると 旅のラクダがゆきました 金と銀とのくらおいて 二つ並んでゆきました
この月の砂漠は、1923年(大正12年)に雑誌に発表されたそうです。
多分、楼蘭の発見によりイメージして作られたのではと思いますが、どうなんでしょう。
昨今の地球温暖化により気象の変動が気になる所ですが、地球もコロナ・気象変動で大きく変わるのかも知れませんね。
砂に呑み込まれるのか?水に呑み込まれるのか?はたまた別の何かに呑み込まれるのか???
経済がどうのこうのと言われてますが、人間の生き方を考える時が来ているように思います。
未来の子孫の為に今できることを考えたいものです。
(砂漠も砂丘も行ったことはなく…イメージがわかぬ)