子供らの目の前にある負の遺産
(負の遺産を残さないために考えよう!)
1942(昭和17)年12月2日、アメリカ・シカゴ大学に設置された実験用小型原子炉で、ウランの核分裂が持続的な連鎖反応に成功したことを受けて制定された記念日。
原子炉は、継続的に原子核反応を持続させるための装置のことで、中性子を放出しながら大きなエネルギーを発生させる核分裂反応は、発電所 航空母艦 潜水艦 大型の軍用艦艇などに使用されている他、特に大都市などへの電力供給には大きな役目を担っております。
また、原子炉は大きく分けて天然ウラン燃料炉 濃縮ウラン燃料炉 プルトニウム燃料炉 トリウム系燃料炉の4タイプの原子炉が存在しており、日本では主にウラン型原子力発電所が稼働しております。
2017(平成29)年の時点で、日本に存在するプルトニウム型の2機は もんじゅ(解体決定:・福井県) 常陽(休止中:茨城県)しかし、核の危険性 放射能災害の危険性 放射性廃棄物を発生させる危険性 核拡散の危険性 労働者被ばくの危険性など多くの危険性から、今日でも原子炉発電所の反対を訴える脱原発運動が続いております。
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北海道でも核廃棄物の持ち込みを検討する自治体が出て反対運動が起きています。
原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分場をめぐる議論が動き出した。
北海道寿都町は10月9日、最終処分場の選定に向けた文献調査の応募書類を原子力発電環境整備機構NUMO)に提出し、同日、神恵内村も調査受け入れを正式に表明した。
寿都町は人口2900人余、神恵内村は同800人余。
ともに北海道電力・泊原子力発電所に近い、北海道西部に位置する小さな自治体だ。
両町村は風評被害などさまざまなリスクをとって、なぜ調査にあえて応募したのか。
核燃サイクルとか、そんな大それたことより、核のごみは処理しなければならないという一点で考えている。
(核のごみの処理は)どこかでやらなければならないという日本人としての責任。お互いに押しつけあっているのは恥ずかしいことだ。
片岡春雄寿都町長/1949年生まれ。1975年に寿都町役場に入庁。2001年町長に就任し、現在6期目
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これって正論なのでしょうか?
間違っていた政策を変更するとき国民は総意で考えなければと思います。
現在は、残念ながらそうはなっていません。
片岡町長は後の人が考えれば良いことであると、言っています。
そんなことで良いのかな~。






