断捨離と言ふ名の煤を払ひけり
(家じゅう勿体ない精神でため込んだ物が溢れているのは、鬼もあきれ返っているのかも?)
江戸時代中期頃まで使われていた宣明暦の二十七宿では、12月13日が鬼(き)とされており、鬼の日には、婚礼以外の全てのことが吉とされていたことから、翌年の正月の年神様を迎える準備を始める日とされておりました。
二十七宿:月の動きに対する星の相関を27のエリアに分けて捉えたもので、現代の星座に似たようなもの。
年神様を迎える準備として、門松 お雑煮を炊くための薪といったお正月に必要な木や食材等を山へ取りに行くのが12月13日とされておりました。
その後、何度か改暦が行われるも、正月の準備を始める 正月事始め 煤払い 松迎えなどは、以前の慣習のまま12月13日に行われている地域が多く残っております。
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我が家も大掃除というのも大変なので、毎年12月になったら少しずつ始めています。
今年は冷蔵庫と冷凍庫を春に買い替えたときも含め、断捨離フアンの私もついに台所の断捨離に・・
なんでも取っておく癖のある私も使わないものは思い切って断捨離をしてだいぶすっきりしました。
一年に一度くらいこうして見直すと良いのかも知れませんね。