もこにゃんとばあば

もこにゃん もうすぐ八才(2015年生れ)
登場数は少ないですがヨロシク!にゃん

帝銀事件の日

2022-01-26 05:37:49 | 短歌

濡れ衣を着せられること今の世に無いとは言えず憂いなる世や

(これは恐ろしいことですね。村木厚子さんの事件を思い出します。)

1948(昭和23)年1月26日、 東京・豊島区にあった帝国銀行椎名町支店にて、東京都衛生員を名乗る男が行員12名を毒殺。

現金や小切手など約18万円を強奪した帝銀事件が発生しました。

約18万円現代換算:約2,000万円弱

未だ謎多き帝銀事件<label for="label97167">のいきさつ:</label>太平洋戦争での敗戦を受け、GHQ占領下の混乱期に起きた事件のひとつであり、未だに多くの謎が解明されておらず、容疑者が逮捕された後に死刑が確定するも審理に不審な点が多く冤罪事件だったのでは…?と見みられおります。

帝銀事件のごく簡単な経緯

閉店直後の帝国銀行椎名町支店に、東京都の衛生課員と名乗る男が、 近くで赤痢が発生した GHQが銀行内を消毒する 感染者の1人がこの銀行に来ているなどと偽り支店に押し入った後、行員と用務員一家の合計16人に青酸化合物を飲ませて12人を殺害。

現金16万円と小切手約1万8千円を奪って逃走しました。

当初は青酸化合物の扱いに詳しい人物の犯行と見られていたものの、同年の8月に 当時の支店長と交わした名刺の有無 アリバイ供述の不証明 銀行で詐欺事件の前科あり 事件直後に被害総額とほぼ同額を預金を理由に画家・平沢貞通氏を逮捕。

平沢氏は一貫して否認し続けるも、1955(昭和30)年8月には死刑が確定しました。

が、犯人の顔を見ていた行員が平沢氏に面通ししても、誰一人断定出来ないまま審理が進んだことや、取り調べが拷問に近くあまりに強引で、調書自体が捏造されたものだったことなど、死刑確定までに不審な点が多く、松本清張氏:小説家 小宮山重四郎氏:政治家らが冤罪だ!として次々と声を挙げました。

それに呼応するかたちで多くの支援者が集まり、何度も再審請求が出される展開にまで発展することとなりました。

平沢氏は刑を執行されないまま1987(昭和62)年に獄中で病死してしましましたが、現在でも支援者が名誉回復の為の再審請求を続けております。

また、「帝銀事件」を元にした推理小説やドラマが数多く制作され、大きな社会現象にもなりました。

帝銀事件の日

免罪事件との見方が強い帝銀事件が起こった1月26日は、被害者の追悼や事件捜査の在り方の是非を問う意味合いから帝銀事件の日として訓戒の意味合いも込めて記念日に制定されております。

・・・・・・・・・・

私が生まれる数日前に起こった事件でした。

物凄く衝撃的ですね。

本当の犯人はもうすでに亡くなっていることと思いますが、どんな人生だったのでしょうか?

冤罪の定義はいろいろあるようですが、濡れ衣ですよね。