荒れ狂う天気にもかかわらず、昨夜はここ以外はいかないという焼き鳥屋さんへ。
まずはヒラメで一杯。最初の羽二重豆腐はあまりのおいしさに写真撮り忘れ、あらかた食べてから、あっ写真撮ればよかった。
撮影は店主の許可いただいております。
熱々のすり身天、外はカラッと、中はふんわり柔らか。白波のロックが口の中を冷やしてくれます。
アブラホッペ、あぶらギトギト、これがまたうまい。芋焼酎のロックが口の中のあぶらを洗い流してくれます。
ある日、このお店で独りの酔客が
「オヤジ、おめん所は焼き鳥ていいながら豚肉でねえが。」
おやじ応えていわく、
「おぎゃぐさん、あんた間違った、うちは焼いて金取るから焼き取りだなだ。」
やはりレバーは外せません。
エビにすりおろした柚子が香良く、口に入れると鼻腔にふわっとしてきます。
ある日、このお店で女性と年下の男性の二人連れ、男の方が隣の客の食べているものを見て、
「オヤジッ、そんなうめが美味ぐねが俺さ出してみれ。」
おやじ応えていわく、
「おぎゃぐさん、うぢさ美味ぐねえものなんかねぇ、そんだごどいう人さな出さんね。」
連れの女性、慌てて
「おやじさん、ごめんなさい、この人若いもんだから口の利き方わからねもんで。」
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