おそらく明治末に発行された絵葉書。
大正二年に書かれた本に「谿に昇降するに鐵梯子を以てし、一步を誤れば忽ち現世の人に非ず。」とあります。この絵ハガキは明治末から大正初めの間に発行されたもの。行者嶽の鐵梯子の写真としては一番古いものでしょう。明治時代にはすでにあったようです。
この写真を拡大してみると、
赤い点線で囲んだ所に行者嶽開山大神、役小角を彫ったといわれる岩が見えます。祠はまだありません。鳥海山の祠の多くは大正年間にまつられたものが多いようです。
幾多の鳥海山案内あれどもこの岩について書かれたものはほぼ見かけません。気が付く人はいないでしょう。蕨岡の方も梯子の昇り降りに気を取られ気が付かないだろうと言っていました。
https://yamap.com/activities/26941586
もう自分ではいけないので」画像くださいませんでしょうか。