2012年2月10日
北野光夫氏、ブログ転載です。
本日、衆院予算委員会で、民主党を離党し新党を
立ち上げた議員が質問をしていました。
移動中、車の中で聞いていると、
何やら、福島の放射能汚染された土地を早く買い取れと言っています。
そして、その土地に大規模なソーラー発電所を
つくったらどうかと提案していました。
答弁に立った経産相も、非常にいい提案だと言っていました。
その議員によれば、この広大な土地を使えば、
14万kwの発電ができると豪語していましたが、
原発がどのくらいの電力を供給できるのか、わかった上で
こういう提案をしているのでしょうか?
最新原発の出力は、1基だけで、約140万kw
(1か所ではありません。原子炉1基です)です。
ちなみに、今、ストレステストで話題の大飯原発では、
4基で最大出力は470万kwになります。
広大な土地を買い上げて、最新原発一基分の1/10足らずの
出力しかない発電所をつくるなど、
ばかげた話です。
国土の狭い日本の土地を無駄に使うなと言いたいですね。
原発の再稼働にしっかり道筋をつけるべきです。
kitano
転載した記事 http://kitano-mitsuo.com/blog/2012/1304.html
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参考にした記事です
http://www.geocities.jp/netplaza24/02kaze.html
風力発電がエネルギー供給の救世主って本当?
風力発電機の発電量は非力。
無風時に電気が起こせないときは、社会経済活動を
一時休止しますか。
電車を止めますか、電子決済を止めますか、
テレビ放送を止めますか。
社会生活を安定的に維持するためには
電気は1秒たりとも止められません。
また、現在の技術力では電気を大量に長時間
貯蔵しておくことはできません。
風力発電の欠点のひとつに、一基の発電量の少なさがあります。
風力発電の一基の発電量はせいぜい1000kw(0.1万kw)。
原子炉一基100万kw。
原子力発電所では三基300万kwの発電能力が標準です。
原子力発電所一箇所を風力発電で賄うと
単純計算で3000基が必要になります。
国立公園内の山を全てコンクリで固めて
5000基の風力発電塔で埋め尽くすことにも。
日本の山や海岸の至る所に風力発電塔が、
所狭しと林立することになります。