理想国家日本の条件 さんより転載です。
日本の歴史教科書はキリシタンが日本の娘を50万人も
海外に奴隷として売った事は教えないのはなぜか?
豊国神社 2013.8.15
2013-08-21 23:17:08
以下、転載。
http://www.asyura2.com/0510/bd42/msg/812.html
日本の歴史教科書はキリシタンが日本の娘を50万人
も海外に奴隷として売った事は教えないのはなぜか?
2006年1月27日 金曜日
◆日本宣教論序説(16) 2005年4月 日本のためのとりなし
http://www.sagamiono-ch.or.jp/intercessors/2005/2005.04.jpn.pdf
わたしは先に第4回「天主教の渡来」の中で、日本におけるキリシタンの目覚ましい
発展と衰退の概略を述べました。しかし、ここではキリシタンがたどった土着化の過程に
ついて考察してみたいと思います。後で詳しく述ぺますが、わたしの先祖はキリシタンで
ありました。わたしは伊達政宗の領地であった岩手県藤沢町大籠(おおかご)地区での
大迫害で生き残ったかくれキリシタンの末裔です。
今はプロテスタントの牧師ですが、わたしの中にはキリシタンの血が流れていると思います。
三年前の夏、父の郷里藤沢町を初めて訪問してこの事実を知ってから、キリシタンについての
わたしの関心は以前より深くなりました。そしてキリシタンについての知識も少し増えました。
四百年前のキリシタンを知ることが現代のわたしたちと深く関わってくると思いますので、
先ず追害の理由から始めたいと思います。
◆1.キリシタン遣害の理由
宣教師ルイス・フロイスが暴君と呼ぶ豊臣秀吉が「伴天連(ばてれん)追放令」を発したのは、
1587年7月24日(天正15年6月19目)でした。これは天正(てんしょう)の禁令として知られる
第1回のキリシタン禁止令です。それ以後徳川時代にかけて、次々に発せられた禁止令の理由
をまとめると、次の五つになるでしょう。
(1)植民地政策
キリシタンの宣教は西欧諸国の植民地政策と結びついていました。それは、初めに宣教師を送って
その国をキリスト教化し、次に軍隊を送って征服し植民地化するという政策です。
秀吉は早くもそのことに気づいて主君信長に注意をうながしています。
ポルトガル、スペインのようなカトリック教国は強力な王権をバックに、大航海時代の波に乗って
すばらしく機能的な帆船や、破壌力抜群の大砲を武器として、 世界をぐるりと囲む世界帝国を築き
上げていました。その帝国が築き上げた植民地や、その植民地をつなぐ海のルートを通って、アジアでの
一獲千金を夢見る冒険家たちが、何百、何千とビジネスに飛ぴ出していきました。
そうした中にカトリックの宣教師たちも霊魂の救いを目指して、アジアに乗り出して行ったのです。
彼らが求めたのは、霊魂の救いだけではなく、経済的利益でもありました。
ザビエルがゴアのアントニオ・ゴメス神父に宛てた手紙から引用すると、
「神父が日本へ渡航する時には、インド総督が日本国王への親善とともに献呈できるような相当の
額の金貨と贈り物を携えてきて下さい。
もしも日本国王がわたした ちの信仰に帰依することになれぱ、ポルトガル国王にとっても、大きな
物質的利益をもたらすであろうと神かけて信じているからです。堺は非常に大きな港で、 沢山の
商人と金持ちがいる町です。日本の他の地方よりも銀か金が沢山ありますので、この堺に商館を
設けたらよいと思います」(書簡集第93)
「それで神父を乗せて来る船は胡椒をあまり積み込まないで、多くても80バレルまでにしなさい。
なぜなら、前に述ぺたように、堺の港についた時、持ってきたのが少なけれぱ、日本でたいへん
よく売れ、うんと金儲けが出来るからです」(書簡集第9)。
ザビエルはポルトガル系の改宗ユダヤ人(マラーノ)だけあって、金儲けには抜け目ない様子が、
手紙を通じても窺われます。ザビエル渡来の三年後、ルイス・ デ・アルメイダが長崎に上陸しました。
この人も改宗ユダヤ人で、ポルトガルを飛ぴ出してから世界を股にかけ、仲介貿易で巨額の富を
築き上げましたが、なぜか日本に来てイエズス会の神父となりました。彼はその財産をもって
宣教師たちの生活を支え、育児院を建て、キリシタン大名の大友宗瞬に医薬品を与え、大分 に
病院を建てました。
(2)奴隷売買
しかし、アルメイダが行ったのは、善事ばかりではなく、悪事もありました。それは奴隷売買を仲介
したことです。わた〕まここで、鬼塚英昭著「天皇のロザリオ」P249~257から、部分的に引用したいと思います。
「徳富蘇峰の『近世日本国民史』の初版に、秀吉の朝鮮出兵従軍記者の見聞録がのっている。
『キリシタン大名、小名、豪族たちが、火薬がほしいぱかりに女たちを南蛮船に運び、獣のごとく縛って
船内に押し込むゆえに、女たちが泣き叫ぴ、わめくさま地獄のごとし』。
ザヴィエルは日本をヨーロッパの帝国主義に売り渡す役割を演じ、ユダヤ人でマラーノ(改宗ユダヤ人)
のアルメイダは、日本に火薬を売り込み、交換に日本女性を奴隷船に連れこんで海外で売りさばいた
ボスの中のボスであつた。
キリシタン大名の大友、大村、有馬の甥たちが、天正少年使節団として、ローマ法王のもとにいったが、
その報告書を見ると、キリシタン大名の悪行が世界に及んでいることが証明されよう。
『行く先々で日本女性がどこまでいっても沢山目につく。ヨーロッパ各地で50万という。
肌白くみめよき日本の娘たちが秘所まるだしにつながれ、もてあそばれ、 奴隷らの国にまで転売されて
いくのを正視できない。鉄の伽をはめられ、同国人をかかる遠い地に売り払う徒への憤りも、もともとなれど、
白人文明でありなが ら、何故同じ人間を奴隷にいたす。
ポルトガル人の教会や師父が硝石(火薬の原料)と交換し、インドやアフリカまで売っている』と。
日本のカ トリック教徒たち(プロテスタントもふくめて)は、キリシタン殉教者の悲劇を語り継ぐ。
しかし、かの少年使節団の書いた(50万人の悲劇)を、火薬一樽で 50人の娘が売られていった
悲劇をどうして語り継ごうとしないのか。
キリシタン大名たちに神杜・仏閣を焼かれた悲劇の歴史を無視し続けるのか。
数千万人の黒人奴隷がアメリカ大陸に運ばれ、数百万人の原住民が殺され、数十万人の日本娘が
世界中に売られた事実を、今こそ、日本のキリスト教徒たちは考え、語り継がれよ。
その勇気があれぱの話だが」。(以上で「天皇の回ザリオ」からの引用を終ります)
わたしはこれまで各種の日本キリシタン史を学んで来ましたが、この『天皇のロザリオ」を読むまでは、
「奴隷」の内容について知りませんでした。
しかし、こういう事実を知ったからには、同じキリスト教徒として真摯な態度で語り継いで
行きたいと思います。
なお今年の1月30日に、第5版が発行された、若菜みどり著「クアトロ・ラガッツィ(四人の少年の意)」
(天正少年使節と世界帝国)P.414~417」に 奴隷売買のことが報告されていますが、
徳當蘇峰「近世日本国民史豊臣時代乙篇P337-387」からの引用がなされているにもかかわらず、
「火薬一樽につき日本娘50人」の記録は省かれています。
そして、「植民地住民の奴隷化と売買というビジネスは、白人による有色人種への差別と資本力、
武カの格差という世界の格差の中で進行している非常に非人間的な『巨悪』であった。英雄的な
ラス・カサスならずとも、宣教師はそのことを見逃すことができず、王権に訴えてこれを阻止しようと
したがその悪は利益をともなっているかぎり、そして差別を土台としているかぎり、けっして
やむものではなかった」 (p.416〉と説明して、売られた女性たちの末路の悲惨さを記しています。
かなり護教的な論調が目立つ本です。
秀吉は準管区長コエリヨに対して、「ポルトガル人が多数の日本人を奴隷として購入し、彼らの国に
連行しているが、これは許しがたい行為である。従って伴天遠はインドその他の遠隔地に売られて
行ったすぺての日本人を日本に連れ戻せ」と命じています。
(3)巡回布教
更に秀吉は、「なぜ伴天連たちは地方から地方を巡回して、人々を熱心に煽動し強制し'て
宗徒とするのか。今後そのような布教をすれば、全員を支那に帰還させ、京、大阪、堺の修道院や
教会を接収し、あらゆる家財を没収する」と宣告しました。
(4)神杜仏閣の破壊
更に彼は、なぜ伴天連たちは神杜仏閣を破壊し神官・僧侶らを迫害し、彼らと融和しようとしないのか」
と問いました。神杜仏閣の破壊、焼却は高山右近、大友宗瞬などキリシタン大名が大々的にやった
ことです。これは排他的唯一神教が政治権カと緒ぴつく時、必然的に起こる現象でしょうか。
(5)牛馬を食べること
更に彼は、なぜ伴天連たちは道理に反して牛馬を食ぺるのか。馬や牛は労働力だから日本人の
大切な力を奪うことになる」と言いました。
以上秀吉からの五つの詰問にたいする、コエリヨの反応は極めて傲慢で、狡猪な、高をくくった返答でした。
高山右近を初め多くのキリシタン大名たちはコエリヨ を牽制しましたが、彼は彼らの制止を聞き入れず、
反って長崎と茂木の要塞を強化し、武器・弾薬を増強し、フイリピンのスペイン総督に援軍を要請しました。
これは先に巡察使ヴァリニヤーノがコエリヨに命じておいたことでした。しかし、かれらの頼みとする
高山右近が失脚し、長崎が秀吉に接収されるという情勢の変化を見てヴァリニヤーノは、戦闘準備を
秀吉に知られないうちに急遽解除しました。
これらの経過を見れば、ポルトガル、スペイン両国の侵略政策の尖兵として、宣教師が送られて来た
という事実を認めるほかないでしょう。これらの疑問は豊臣時代だけでなく、徳川時代300年の間に
おいても、キリシタンは危険であり、キリシタンになればどんな残酷な迫害を受けるかわからないという
恐怖心を日本人 全体に植え付けることになり、キリスト教の日本への土着化を妨げる要因になった
と言えるでしょう。(後略)
◆バテレン追放令 2002年7月9日 北國新聞
http://www.hokkoku.co.jp/kagakikou/ukon/ukon19.html
も う1つの国内向けとみられる法令は11カ条からなっている。一条から九条までの内容は
▽キリシタン信仰は自由であるが、大名や侍が領民の意志に反して改宗 させてはならない
▽一定の土地を所有する大名がキリシタンになるには届けが必要
▽日本にはいろいろ宗派があるから下々の者が自分の考えでキリシタンを信仰
するのはかまわない—などと規定する。
注目すべきは次の十条で、日本人を南蛮に売り渡す(奴隷売買)ことを禁止。
十一条で、牛馬をし食料とするのを許さない、としていることである。
以上の内容からは
▽右近が高槻や明石で行った神社仏閣の破壊や領民を改宗させたことを糾弾
▽有力武将を改宗させたのはほとんどが右近によってで、右近に棄教をさせることで歯止めがかかると見た
▽バテレン船で現実に九州地方の人々が外国に奴隷として売られていること—などが分かる。
秀吉の追放令は、ある意味 で筋の通った要求だった。
さらに重要なのは、日本の民と国土は、天下人のものであり、キリシタン大名が、勝手に教会に
土地を寄付したり、 人民を外国に売ることは許されないということである。
天下統一とは、中央集権国家の確立にほかならない。キリシタンは、その足元を乱す、かつての一向宗と
同じ存在になる危険性があると秀吉が感じていたことがわかる。
「バテレン追放令」は、キリシタンが対象であるかのように見えて、実は日本が新しい時代を迎えるため
何が課題かを暗示する極めて重要な出来事だったのである。
(私のコメント)
今 年のNHKの大河ドラマは山内一豊が主人公ですが、信長、秀吉、家康の時代のドラマです。
また同じNHKでは「そのとき歴史は動いた」と言う番組でも戦国 時代のことをよく取り扱います。
その中で秀吉とキリシタンの関係を扱ったものがありましたが、日本の娘などがキリシタンによって
奴隷として売りさばかれた 事は扱わなかった。
この事は、さまざまな文献資料によっても証明されているから事実なのですが、日本の歴史教科書でも、
秀吉のキリシタン弾圧は教えても、日本女性が奴隷としてキリシタンたちが海外売りさばいた事は
教えないのはなぜか。そうでなければ秀吉がなぜキリシタン弾圧に乗り出したかが分からない。
ましてや宣教師のザビエルなどが改宗ユダヤ人であることなどと指摘するのは歴史教科書やNHK
などでは無理だろう。しかしこのようなことを教えないからユダヤ人がなぜヨーロッパで差別されるのかが
分からなくなる。彼らは金になれば何でもやるところは現代でも変わらない。
なぜこのような事実が歴史として教えられないかと言うと、やはりGHQなどによる歴史の改ざんが
行なわれて、キリスト教や白人などへのイメージが悪くなるからだろう。
もちろんキリシタン大名などの協力があったから日本女性を奴隷として売りさばいたのだろうが、
彼らは日本人の顔をしたキリシタンだった。
おそらく大河ドラマでも高山右近などのキリシタン大名が出てくるだろうが、娘たちを火薬一樽で
娘50人を売った事などはドラマには出てこないだろう。
しかし このようなことがキリスト教に対する日本国民のイメージが悪くなり、キリスト教は日本では
いくら宣教師を送り込んでも1%も信者が増えない。
かつてキリス ト教は人さらいをした宗教と言うDNAが埋め込まれてしまったのだろう。
歴史教科書などではキリスト教弾圧を単なる異教徒排斥としか教えていませんが、
信長にしても秀吉にしてもキリシタンに対しては最初は好意的だった。
しかし秀吉に宣教師たちの植民地への野心を見抜かれて、だんだん危険視するようになり
制限を設けたが、神社仏閣の破壊や日本人を奴隷として売りさばく事が秀吉の怒りに触れて
弾圧するようになったのだ。
現代にたとえれば竹中平蔵などがキリシタン大名として宣教師たちの手先となって
働いているのと同じであり、日本の銀行や保険会社などを外資系ファンドなどに売りさばいて
しまった。戦国時代に日本の娘を奴隷として売りさばいたのと同じ行為であり、竹中平蔵は
高山右近であり、アルメイダのような改宗ユダヤ人が日本乗っ取りを狙っている。
以上転載、させていただいた記事です
秀吉の怒りが、伝わって来ます・・
ところで、調べていたら、秀吉は、妄想横暴…疑心暗鬼だったのか?と思う記事
最近。。産経らしくない記事がまとめて・・・・( ゜д゜ )
当会に関係ある人が、秀吉の生まれ変わりかも・・??って噂と、同じころからかな・・??
ナンチャッテ??。
・・・・・(`・ω・´)
秀吉のキリシタン弾圧(上)(1/3~3ページ)
キリスト教の「日本征服」恐れた秀吉の妄想横暴…
疑心暗鬼から教徒の逮捕・磔刑命ずる
2014.4.27 07:00
秀吉のキリシタン弾圧(中) (1/3~3ページ)
刃物で1人ずつ、左の耳たぶが切り落とされていった…
キリスト教憎しの秀吉、磔刑前の教徒24人への仕打ちは民衆への“見せしめ”
2014.5.4
耳そいだまま市中引き回し、長崎の刑場まで850キロ歩かせて磔刑…
秀吉の“非人間性”ここに極まる
2014.5.11 07:00
連日の記事で、秀吉を日本にとって残忍な悪人にするの?
見せしめ、ったって、乗っ取りから国を守ろうとするため。。
某国のように、国を奪おうとするために、ではないです・・。
・参考ブログ
なぜ秀吉は、キリスト教を迫害したのか。
2013-10-05 土佐のくじらさん転載