下の写真は意気込みは感じられますが、
機関銃以上の兵器には無力です。
理想国家日本の条件 さんより転載です。
ベトナム、フィリピン等中国と問題ある国は日本支持の声強い
ベトナム爆発する反中感情 日本は南シナ海のパトロールも手伝え
2014.05.17 Liverty Webより
南シナ海のパラセル諸島沖で、中国の公船がベトナム公船に次々と衝突した事件を受けて、
ベトナムでは、反中デモが全土に拡大している。16日には、暴徒化した市民が中国系企業を襲い、
中国人2人が死亡。これまでに、暴動による被害は400社を超えるなど、ベトナム人の対中感情は
劇的に悪化している。
しかし、事件があるまでの中国とベトナムの関係は、領有権争いがあるものの、比較的、良好であった。
昨年6月には、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席が訪中。入れ替わりに中国の李克強首相
がベトナムを訪れ、南シナ海の共同開発を検討する作業グループの立ち上げに合意していた。
にもかかわらず一方的な石油開発に乗り出した中国に対して、ベトナムは反発し、国内では
認められていないデモ活動を今回は黙認した。
だが、こうした両国の対立は初めてではなく、南シナ海では、1974年と※88年に2度の軍事衝突が
あった。特に、ベトナム戦争末期の74年には、中国側がベトナム軍艦を1隻沈めた他、2隻を大破させた。
陸上戦でも優位に立ったことで戦いに勝利した中国は、現在もパラセル諸島を実効支配している。
これにより、ベトナム人の間では、中国への恐れと恨みの感情が根強いと言われている。
※尖閣諸島明日は我が身・・
中国海軍の犯罪の証拠動画 : チュオンサ諸島における惨殺。国連は何してた。
ベトナムにとって、中国に対抗するためのパートナー候補として、真っ先に挙がるのはアメリカだが、
同国はベトナム戦争で戦った「敵」であり、国民感情としては受け入れづらい。ASEANも、南シナ海
での中国の横暴に対して、名指しの批判を避けるほどの及び腰だ。とすると、ベトナムのパートナー役
に適する国は、日本ということになる。日本とベトナムの間には、領有権争いのような障害はなく、
海上自衛隊との連携は中国海軍へのけん制になり得る。実際、ベトナムは昨年12月、日本に対し
て巡視艇の供与を要請し、今年4月の日本との首脳会談では、安全保障の強化で一致している。
ベトナムには、多くの日系企業が進出し、周辺海域は日本のタンカーが多く通過することを考えれば、
日本はベトナムとの連携を強化する必要がある。中国の軍拡に対抗するには、巡視艇の提供だけ
ではなく、海上警備などでのより積極的な協力で、南シナ海の平和に寄与すべきだ。(慧)
【関連記事】
2014年5月13日付本欄 ASEANが対中牽制で一歩前進 日本は引き続き協力を
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7828
2014年5月8日付本欄 オバマ米大統領の力不足を見透かす中国 南シナ海でベトナム・フィリピンと衝突
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7811
ベトナム、フィリピン等中国と問題ある国は日本支持の声強い
NEWSポストセブン より
2014年05月19日07時00分南シナ海の領有権を巡って示威活動をエスカレートさせる中国に対し、ASEAN各国首脳が
「深刻な懸念」を示した。東南アジアではここ数年、急激な経済成長や、各地に根付く華僑社会
を背景にして中国の存在感が増していた。だが、「カネ」と「コネ」だけでは信頼を得られなかっ
たようだ。対照的に日本に対する評価は近年、急上昇しているという。
中国と距離を置いた国々がこぞって選んだのは日本だった。最も重要なパートナーは日本──。
外務省が3月に発表したASEAN7か国(回答2144人)を対象とした調査では、そんな結果が
得られた。日本を「最も重要なパートナー」に選んだのは65%。2位の中国(48%)、3位の
アメリカ(47%)に大きく差を付けている。
実は2008年のこの調査では、1位は中国だったのだがあっさりと逆転した。
ここ20年、不況や災害に日本人は見舞われた。アベノミクスの成果がいくら政府に喧伝されようと、
とてもバブル崩壊前の自信を回復したとはいえない。
だが、アジアの国々からみれば「技術的に進んだ国」(81%)、「経済力の高い国」(62%)と映るらしい。
また、調査結果を眺めるとベトナムやフィリピンなど中国との領土問題を抱える国ほど、
日本支持の声が強い。中国の膨張政策への反発がそこから感じられる。
※週刊ポスト2014年5月30日号
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