Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

指揮者とオーケストラのシビアな関係

2005-10-02 17:45:21 | Art&Mujic
ドヴォルザークの「新世界より」、買ってまいりました~。
で、早速聴いてみました・・・うん、なかなかよいな
私の理想としている演奏より、部分的に少し早かったり、逆に遅かったりするけれど、ま、こんなもんでしょう。(などと、偉そうに言ってみたりして・・・)

昔聴いた兄のレコードは誰の指揮だか、どこのオーケストラの演奏だかまったくわかりませんが、最初に聴いた演奏が私にとっての基準であり、理想になっていますね。

今日買ったCD、指揮はレナード・バーンスタイン、演奏はニューヨーク・フィルの「ゴールデン・コンビ」。
バーンスタインが「ウェストサイド・ストーリー」の音楽を書いた、ということを知ったのは、彼が指揮者だったことを知ってからずっと後のことでした。

あれだけ一緒に演奏してきたのだから、バーンスタインとニューヨーク・フィルの関係はかなり良好だったとは思いますが、実際には指揮者とオーケストラの関係はかなりシビアなものがあるようです。

オーケストラの団員の全てがそうだとはいいませんが、彼らの意識に
「指揮者なんていなくてもオレたちだけで充分さ」みたいなところがあるようです。
それぞれが素晴らしい演奏技術を持った人たちばかりですからね。それくらいの意識がないと、プロとして通用しない、ということでしょう。
そうであるとすれば、プロの集団を自分の意のままに動かすためには、指揮者には「カリスマ性」が必要不可欠だと思います。

作曲された音楽が料理のレシピで、オーケストラが新鮮かつ高級な素材。
そしてそれをうまく料理するシェフが指揮者、と言えるかもしれませんね。

しかし、古い録音とはいえ、一流の指揮とオーケストラの演奏で「新世界より」の他4曲も入っていてお値段は税込み¥1680!Bravissimo!
CDの音はクリアでそれなりにいいのですが、ちょっと平坦な感じがします。
そんなに「超」がつくほどの一流でなくてもいいから、生のオーケストラの演奏で聴くのが一番ですね。

ドヴォルザークだチャイコフスキーだ!

2005-10-02 06:30:07 | Art&Mujic
起きたときには晴れていたのに、だんだん雲が・・・
でも日中は暑くなるとの予報が出ています。

昨日お風呂に入っていたときのこと。
急に頭の中にドヴォルザークの「新世界」のメロディーが浮かんだのです。
有名な第二楽章じゃなくて、第一楽章の出だしからちょっと過ぎたあたりのところ。
そういえば、ずいぶん聴いていないなぁ・・・

私が子どものころ、11歳上の兄がステレオを買いクラシック全集のLPレコード(CDじゃないのよねぇ~。感慨・・・)をよく聴いていました。
当然のように、私「門前の小僧」状態です。
作曲家ごとにその生涯が書かれた本と、LPレコードが2枚、だったかな?入っていました。
ドヴォルザーク、チャイコフスキー、ベートーヴェンと、あれ?もうひとりいたはずなんだけど、思い出せない・・・モーツァルトではなかったと思うけど・・・

兄の影響なのか、どちらかというと壮大で激しさのある音楽が好きなので、モーツァルトは最近まで好みではありませんでした。今は、あの穏やかさと彼のユニークな人間性がかなり好きだったりしますが。

とにかく、思い出したら無性に聴きたくなってきた!
買い物に行ったら、廉価版のCD、買ってこようかと思っています。
もちろん、買うときには指揮者とオーケストラはしっかり吟味して、ね

カテゴリに「音楽」を入れていたのに。これでやっと記事がひとつ書けました。