Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

姿勢いい?悪い?

2005-11-05 16:44:56 | えとせとら
さっき、HEICOがパソコンの前に座っている私の背中をす~っと撫でながら
「姿勢、いいね」と言った。

そう言われてまんざらでもなかった私。

しかし、その後がいけなかった。

彼女いわく、
「でもさ、お肉があると猫背に見えるのよね☆」


ほっといてんか~~~~~~!!!!!!


アホな記事ですんまへん…

もっと触れたい「生の芸術」

2005-11-05 06:24:10 | Art&Mujic
昨日も結構あったかだった名古屋、今日もぽかぽか陽気を通り越しそうな勢いです。
でも朝晩はそれなりに。ちょっと鼻がむずむずしているんです。風邪ひいたかな?

今日は、先週あったPTAの講演会から感じたことについて。

講師は野村小三郎さん。和泉流の狂言師です。
和泉流、というと、何かと物議をかもす宗家(この前はプロレスなんかやってましたね。何考えてるんだか・・・)や、TVや舞台でも活躍して人気の高い野村萬歳さんがいらっしゃいますね。
プロフィールを見るとまだ34歳。
そんな若い人が、高校生の子を持つ親や学校関係者にどんな話をするのか、と思っていたのですが、これが予想以上に面白いものでした。

彼はまだ若いのですが、こういう長い伝統を持つ芸能に携わっていることもあって、考え方も、新しさのなかに、いい意味での「保守的」なところを持っています。
それは多少、ご両親のお歳が世間より上、ということも理由のひとつかもしれません。(彼はお父様が50歳、お母様が45歳のときのお生まれです)
彼のご両親と私の親が同世代、なんて、ちょっと不思議な感じがしましたが、そのせいなのか、話の内容にも頷けることが多かったですね。

ところで、狂言って観たことありますか?
私は生の狂言を2度ほど観たことがあります。
最初は、高校生のとき。
学校の芸術鑑賞で、能と狂言を鑑賞したのです。
能のほうは、ちょっと難解な感じがしましたが、あのシンプルな能舞台に漂う緊張感が心地よかったし、狂言のほうは、話し言葉もわかりやすく、若かった私たちが観ていても充分面白かったのです。
それからはたまに、お正月などに放送される狂言を観るようになりました。

話のなかでうらやましいなぁ、と思ったことがひとつ。
それは豊田市のこと。
豊田市、といえばもちろん、あのトヨタの「城下町」。
なんでも、あそこの中学生(だったと思う)は、3年間に、
美術館での絵画鑑賞
生のオーケストラの演奏鑑賞
そして、狂言などの伝統芸術の鑑賞 をするんだそうです。
私、前々から思っていたんです。社会見学、っていうのはよくあるのに、子どもたちが生の芸術に触れる機会はそれほど多くないって。
感受性が豊かなころに、そういう「本物」に触れることって、勉強以上に大切だと思うんですけど。
受験に関係ないからって、美術とか音楽の時間、あんまり削らないでほしいなぁ~!