前の記事で拭き掃除について書きましたが、雑巾・はたき・箒という古典的?掃除道具のうち、箒での掃き掃除についてはちょっと自信あります。
ただし、外掃除についてのみ、ね。
相方の仕事の手伝いについて行っていた若かりし頃、みっちり仕込まれましたので。
タイトルに「達人」としましたが、残念ながらこれは私のことではありません。
うちが庭掃除に使うのはもっぱら柄のない箒で、竹箒の柄のついていない手箒と呼んでいるものと、庭を掃くときに使う短い箒、あれの柄を
もっと短く切って使う、おそらくうちだけの呼び名だと思うけれどバカ箒と呼んでいるもの。この2種類。
どうしてバカなんて呼ぶのか訊いてみたけれど、相方もよく知らないで呼んでいるらしいです。私に言わせたら働きもののお利口さんなのに。
そのバカ箒を掃除の仕上げに使っていました。
当然ながら柄が短いので、しゃがみこんで使うことになり、そのため相方も私も膝を悪くしたよね~(苦笑)。
以前は掃除を専門に手伝ってくれるおじさんがいましたが、亡くなられてしまったので、最近はブロアーでごみを吹き飛ばして・・・ではなく、
一か所に集めて楽をするようになりました。
でもやっぱり基本は箒。
よく学校にある竹箒や、ご家庭で吊るさずに立てかけてある箒の先って、曲がっていますよね。
あんなふうになってしまうと、掃きづらいしきれいに掃けません。
先ほど書いた手箒も、使うときに回しながら使うようにしています。そうすると全体的に平均に減っていき、先が曲がることはありません。
箒の状態や保管の仕方を見ると、その家の掃除能力がわかる、かも(笑)。
箒使いの達人、と言えば大相撲の呼び出しさんでしょう。
土俵をきれいに掃き清める姿も美しい。そしていい箒を使っていますよね。
あんなふうに優雅に掃除が出来るようになれたら、ちょっと鼻が高くなるかもしれません。