昨日は8時半過ぎに家を出て、実家へ。
その前に義兄の会社(と言っても今は代替わりしてるけど)に立ち寄って、現社長である甥っ子のお嫁さんに、先日書いた処分に困る消毒薬を渡してきました。
甥っ子夫婦はいわゆる出来婚で、二十歳前には長男もいたはず。
うちの娘より2歳年上だけれど、いつ見ても本当にかわいらしいというか。常に会社にいるということもあるけれど、きちんと、かつきれいにしています。それは姑である姉もそうで、私みたいにいつも普段着という
のとは全然違う。
ま、立場が違うんだもの。と思いつつ、ちょっとだけ自分が情けないような気分になります。ひがみかな?きっとそうだな。
その後、実家へ。
昨日は娘も手伝いに来てくれて、私より一足先に到着していました。
私がコインパーキングに車を停めて実家へ向かうと、ご近所の前で住人のご夫婦と娘が話しているのが見えました。
その住人、Nさんご夫婦と私は今回初対面。娘は私より多く実家へ来ていたことから、既に顔なじみ。
Nさんのご主人のお母さんの記憶しか私はなくて、兄と同級生というご主人は私や次姉の存在を知りませんでした。どうやら私がごく小さい頃には家を出て、十数年前に元実家であるところで家を建て替えて
その後住んでいるそうです。
奥さんのほうは全く知らない土地での生活で知人もなく。そんな奥さんに引っ越してきたわりと早い時期から亡くなった姉が声をかけていたのだそう。
姉とは亡くなる数日前にも一緒にコーヒーを飲みに喫茶店へ行ったそうで、ほんの数センチの段差が上がれないくらい脚が弱っていたという話でした。
その後家の前にお花をお供えしてくださったり。姉が亡くなってとても寂しいと、昨日も話しながらしんみり。
そのNさんご夫婦との会話のとき、娘のコミュニケーション能力の高さに改めて驚かされました。
元々年長者のうけがよく、派遣先のいろいろな職場でもとてもかわいがってもらっていたのですが、私には持ち合わせない能力だなと感心しきり。
その後片づけ、というより不要品をゴミ袋に詰め込む作業をして、お昼を食べるために家を出たとき、高齢の女性から声をかけられました。
やはりご近所の方で、その方の義理の妹さんと亡くなった姉が同級生だったようで、その妹さんが姉を最近見かけないし戸も閉まっているから、誰か来ていたら訊いてみてと話していたんだそう。
事情を話すととても驚かれていましたが、そのときも娘が上手に話をしてくれて。もちろん私も話したのだけれど、話の切り上げ方が実にうまいなと思いました。それは先述のNさんご夫婦のときも。
正直どちらのときも時間が押せ押せで、心の中で早く切り上げたいけどなぁ・・・と思いつつなかなかうまく言い出せなかった私。
娘が具体的にどんなふうに話したかは覚えていないけれど、急いでいるので、とか、時間がないので、などとは一切言っていないのにうまく会話を終わらせていたんです。
特に高学歴でもない娘が、派遣先の評価が高いところは、こんなところにあるのかも。そんなふうに思いましたね。
相方にそう話すと、「それはオレに似たんだな」ですって。
まあ確かに、畑に出かけても村の人と気軽に話をしていますもんね。人見知りの激しい私にはなかなか出来ない芸当。
それでも年の功といいますか、昔よりはいくらかフランクになっているんじゃないかと自分では思っているんです。でも娘にはとても敵わないな。
その代わり、私には事務能力があるもんね。それに家事についてもまだまだ娘には負けていないはず。張り合う類のものでもないですが。