先日、埃まみれになっていたLPレコードの話をしましたが、その続き。
同じ箱の中に、LPレコードの他にシングル盤レコードやカセットテープが一緒に入っていたので、次にシングル盤を出してみると、LPレコード以上に数がありました。
その上外側のビニール袋が劣化しているものも多く、中にはビニール袋もジャケットもない、レコード本体と紙袋のみ、なんてかわいそうなものも結構ありました。
見向きもされなくなった哀れなレコードたち。どんなものが発掘?されたかちょっとご紹介。
まず、私たち世代が懐かしく思うこちらから。
三人娘と言えば、その昔は美空ひばり・江利チエミ・雪村いづみから始まりますが、この3人はそれから2世代後になるのかな?私や相方が中学時代の
アイドルでした。小柳ルミ子の「京のにわか雨」の下に「瀬戸の花嫁」もありますが、兄の結婚式に歌った思い出があります。結婚式ソングの定番でしたね。
その次の三人娘・・・とちょっと顔ぶれが違うのがこちら。
本来ならここには岩崎宏美じゃなく、山口百恵が入るべきなんでしょうけど、うちにはファンがいなかったらしい(苦笑)。
多分義弟が好きだったんだと思うのが
まさしく聖子ちゃんカットの松田聖子。アイドル系はざっとこれくらいでした。
それからこの曲のシングル盤を持っていたんだ!と思ったのが
ユーミン、若っ!(笑)
山下達郎はLPを買ったことはありますが、シングル盤ってこんなジャケットで、しかも本人写ってるんだ・・・意外でした。しかも、ポーズとってるし(笑)。
「猫」の「雪」・・・って書くとどこか変だけど、わりと好きな曲でした。私の記憶じゃ「猫」は2人だったんですが、3人だったんですね。
そうそう、こんなものも。
当時ヒットしたこの2曲。フルには覚えていないけれど、サビなら歌える(笑)。雅夢はこの1曲くらいしかヒットしなかった一発屋だったと思うのですが、
いい曲だなとは思います。
この他にも義父母たちが買った、いかにもな昭和歌謡ももちろんありました。水前寺清子の「365歩のマーチ」とか、菅原洋一の「今日でお別れ」、内山田洋と
クールファイブの「長崎は今日も雨だった」などなど。前川清だけじゃなく、どなたも漏れなく若くて、そういうのを見るのはなかなか面白いものがあります。
中でも、コロナ問題でしばしばテレビに登場した、森田千葉県知事の若かりし頃のお姿。
今も若さを保っていらっしゃるとは思いますが、こうして昔日のお姿を見るとやっぱり、な感じはいなめませんね。当時の青春ドラマのスタアだったわけですが、
それにしてもこんなにレコード持っていたなんて。
実家にもステレオはありましたが、今までご紹介したようなものは一枚もありませんでした。11歳上の兄がビートルズ世代だったし、私も中学生の頃聴いて
いたのは外国のロックグループ、シカゴとかディープパープルなんかはそれぞれ1枚ずつくらいあったかな。小遣いも少なかったのでそんなに簡単に
買えなかったし。
そのシカゴ。レコードの中に謎な1枚がありまして。
ゴールデンゲートブリッジでしょうか、のジャケットに書かれているのはPAN AMの文字。もう30年近く前に姿を消した航空会社ですが、文字を見た瞬間、
頭の中に「兼高かおる 世界の旅」のオープニングの曲が流れてきました。
PR用のレコードなのかなんだかよくわからないけれど、中にあったレコードにはPAN AMの文字は見当たらず。
どんな曲が入っているのかというと、A面に「QUESTIONS 67 AND 68」、B面に「I'M A MAN」。歌っているのは、あら、シカゴじゃん!
全然知らない曲だけど・・・検索したら出るかも、とやってみたら、さすがGoogleさん!出てきました~。やっぱりあまり聞き覚えはありませんでしたが、
いいなぁシカゴ!と改めて思いましたね。当たり前ですが、ジャケットは全く違うものではありましたが。
中身とジャケットが違うんじゃないの?という可能性も全くないわけじゃないけれど、そのレコードの入っている紙袋もレコードもCBS SONYなので、
おそらく違わないと思うんです。
やたら長くなったのでこのあたりで終わろうと思いますが、最後に(まだ書くのか?)朝ドラで何かと話題のこの方たちのお顔が載っていたパンフレットを。
2冊あった「昭和歌謡史」の中に入っていたもので、古賀政男、西條八十、そして古関裕而のお三方があったので思わず。
それにしても、このレコードとかカセットテープとか、相方はほぼ全部聞いてみたいんだそうですが、全部聞き終わるのっていったいいつ?そしてそれまで
どうやって保管しておけばいいんでしょうねぇ。やれやれ・・・・・・