28日(火)NHK“スタジオパークからこんにちは(録画)”に出演された三池崇史監督が語る映画への情熱などを聞いて、25日(土)に封切られた時代劇「十三人の刺客」を見たくなった。
1963年に封切られた工藤栄一監督、片岡千恵蔵主演の「十三人の刺客」は、高校生の頃であり、それまでの東映時代劇の枠を超えておりビックリしたものである。そして、20年位前にビデオを借りて改めてみた記憶がある。
やはり、クライマックスとなる最期の集団による殺陣の迫力と菅貫太郎の暴君役の憎々しい演技、工藤栄一監督の巧みな逆光を使った光と影が織り成すカットなど、迫力一杯であったことを覚えている。
なお、この映画での狂気じみた暴君がハマリ役となり、菅貫太郎はその後も時代劇でこのような役回りを好演されたとのエピソードがあるらしい。
早速、29日午前中、映画を見に出向いたが、館内のお客さんは午前中と言うこともあって、頭の毛が薄くなっている年配の男性の姿が多かった・・・・・若いカップルもチラホラ。
今回の映画は、監督の弁にもあったように昔の時代劇を彷彿させるような感覚で、時代考証もしっかりしており、各シーンのカットを落ち着いて見ることができた。
武家のご内儀役も眉を落とし、お歯黒で演技しており、脇を固める役者さんも平幹二朗、松本幸四郎、明石藩御用人の市村正親、刺客の松方弘樹など随所に実力派の役者さんが配置されている。
主演は、島田新左衛門役の役所広司、ピタッとハマッテいる。また、刺客には、ベテランの役者さんや若手の役者さんなど、特に時代劇の所作作法など難しいと思われるが、さすが、監督がうまくコントロールされて見ごたえのある映画となっている。
特に暴君、明石藩主松平斉韶を演じたSMAPの稲垣吾郎、異常性格と暴虐ぶり、狂気じみた目、憎しみがつのるような演技、観客も全く新しい一面を見た思いであろう・・・・・腹立たしさが画面いっぱいに迫ってくる。
明石藩江戸家老間宮図書(内野聖陽)が、筆頭老中土井利位(平幹二朗)邸の門前で訴状と共に自決することから物語が始まる・・・・・・切腹の際の効果音が凄い。
そして、クライマックスの落合宿での13人対300超の死闘へと。前作は13人対53人。
このクライマックスシーンは、前作を20分もしのぐ50分とか・・・・・ちょっと中弛みの感もあるが。
でも、久しぶりに時代劇を堪能した一日・・・・家内は苦手なので一人で
(夫)
「島田新左衛門の下に集められた13人の刺客は天下万民のため、将軍の弟・松平斉韶に一世一代の戦いを挑む。生来の残虐な性質で罪なき民衆に不条理な殺戮を繰り返し、幕府の権力を我が物にしようとする史上最凶の暴君・斉韶。
その軍、総勢300人超。斉韶の名参謀にして新左衛門のかつての同門・鬼頭半兵衛との知力を尽くした戦いを制し、斉韶暗殺は果たせるのか。参勤交代の帰国の道中、要塞へと改造された落合宿で、想像を絶する壮絶な戦いの火蓋が切って落とされる。」
(出典:2010「十三人の刺客」製作委員会 公式HP抜粋)

(出典:2010「十三人の刺客」製作委員会 公式HP抜粋)

1963年に封切られた工藤栄一監督、片岡千恵蔵主演の「十三人の刺客」は、高校生の頃であり、それまでの東映時代劇の枠を超えておりビックリしたものである。そして、20年位前にビデオを借りて改めてみた記憶がある。
やはり、クライマックスとなる最期の集団による殺陣の迫力と菅貫太郎の暴君役の憎々しい演技、工藤栄一監督の巧みな逆光を使った光と影が織り成すカットなど、迫力一杯であったことを覚えている。

なお、この映画での狂気じみた暴君がハマリ役となり、菅貫太郎はその後も時代劇でこのような役回りを好演されたとのエピソードがあるらしい。

早速、29日午前中、映画を見に出向いたが、館内のお客さんは午前中と言うこともあって、頭の毛が薄くなっている年配の男性の姿が多かった・・・・・若いカップルもチラホラ。

今回の映画は、監督の弁にもあったように昔の時代劇を彷彿させるような感覚で、時代考証もしっかりしており、各シーンのカットを落ち着いて見ることができた。
武家のご内儀役も眉を落とし、お歯黒で演技しており、脇を固める役者さんも平幹二朗、松本幸四郎、明石藩御用人の市村正親、刺客の松方弘樹など随所に実力派の役者さんが配置されている。

主演は、島田新左衛門役の役所広司、ピタッとハマッテいる。また、刺客には、ベテランの役者さんや若手の役者さんなど、特に時代劇の所作作法など難しいと思われるが、さすが、監督がうまくコントロールされて見ごたえのある映画となっている。

特に暴君、明石藩主松平斉韶を演じたSMAPの稲垣吾郎、異常性格と暴虐ぶり、狂気じみた目、憎しみがつのるような演技、観客も全く新しい一面を見た思いであろう・・・・・腹立たしさが画面いっぱいに迫ってくる。

明石藩江戸家老間宮図書(内野聖陽)が、筆頭老中土井利位(平幹二朗)邸の門前で訴状と共に自決することから物語が始まる・・・・・・切腹の際の効果音が凄い。

そして、クライマックスの落合宿での13人対300超の死闘へと。前作は13人対53人。
このクライマックスシーンは、前作を20分もしのぐ50分とか・・・・・ちょっと中弛みの感もあるが。
でも、久しぶりに時代劇を堪能した一日・・・・家内は苦手なので一人で

「島田新左衛門の下に集められた13人の刺客は天下万民のため、将軍の弟・松平斉韶に一世一代の戦いを挑む。生来の残虐な性質で罪なき民衆に不条理な殺戮を繰り返し、幕府の権力を我が物にしようとする史上最凶の暴君・斉韶。
その軍、総勢300人超。斉韶の名参謀にして新左衛門のかつての同門・鬼頭半兵衛との知力を尽くした戦いを制し、斉韶暗殺は果たせるのか。参勤交代の帰国の道中、要塞へと改造された落合宿で、想像を絶する壮絶な戦いの火蓋が切って落とされる。」
(出典:2010「十三人の刺客」製作委員会 公式HP抜粋)

(出典:2010「十三人の刺客」製作委員会 公式HP抜粋)