現代の地球の生態的危機はキリスト教的思想によるものだという有力な説がある。人間の生活の為に他の動物を犠牲にしても良い、森をなくしても良いという人間中心の自然を征服する対象として捉える思考である。
「キリスト教と言えば肉食」と聞くが、肉食は多大な化石燃料の消費と森林破壊を伴う。2050年の人類には地球2個分の資源が必要になるとも言われている。
国連報告-牛が環境への最大の脅威 肉食 地球環境
「人間よ小さくなれ」 この神の命令・宗教の原点から外れた人間尊大の発想がキリスト教圏でなぜ生まれたのか。そのヒントがヒトの大脳新皮質の脆さにあると私は考えている。
人間の脳は油脂、中でも動物性脂肪の摂取に弱いのである。 脂を好む宗教が自分より他者を生かす謙虚、柔和、寛容、愛という前頭葉(大脳新皮質)の道に生きる事ができず、隣人愛を説くキリストとの約束を幾度も反故にしてきたのは致し方ない事のように思える。
行き過ぎた生命への暴力、劣悪な飼育環境は虐待と思わなければならない。 参考リンク 化粧品・日用品の動物実験
なぜなら彼らの“人間と同じ”感情に価値がなければ、人間の悲しみ、嘆き、憤りにも価値が無い事になってしまうからだ。動物を大切にすることは動物のためばかりではなく、この日本の将来のためにもなるだろう。
「神様は動物を人間の食料として創られました」 もしそうであればウシやブタから痛覚・恐怖心を取り去って然るべきではないだろうか。それが『愛ある神』のする事である。
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