8/29～9/6 ＊ イタリア：インテリア、建築、街並み

ミラノ：ヴェローナ：ベネチア：フィレンツェ：ナポリ：ローマ
雑多な知識と記憶が目の前で結びつき、
新しい発見と感動です。
歴史的建造物、美術品は言うに及ばず、
イタリアといえば、モダン家具、街並み、インテリア・・・

観光ツアーですが、見るもの全て楽しんでます。
私風にタイトルをつけて、いくつかピックアップしました。

1-1 （建築） ローマのコロシアム

　　　　　　レンガを他の建物に使ったので、外側を途中ではがした状態。
　　　　　　上部の色が違うのは補修したレンガ。

　　　　　　世界遺産と思っているのは、今、生きている人の思い。

　　　　　　コロシアムを使用しなくなった時代の人にとっては、
　　　　　　建築材料の再利用・・・その時には、スクラップ＆ビルドの考えは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　否定できなかったのでしょう
　　　　　　

1-2 （建築） ローマの現実

　　　　前の写真の左側を写した写真。歴史の隣は、普通の都会の暮らし。
　　　　マンションがあまり違和感が無いのは外観の色と適度なグリーン？

1-3 （建築） ピサの教会

　　　　塔が傾かなければ、これほど有名にはならなかったのかもしれない。
　　　　教会の周辺の町は、中世の面影があります。

1-4 （建築） ピサの斜塔

　　　塔を反対側から見ると傾きが複雑なのが良くわかる。
　　　補修した後といわれても・・・・・

1-5 （建築） 傾き

　　　傾きの角度を見て、日本ではありえない。
　　　全部解体して、地盤を直して、または移転して・・・。

　　　直してしまったら世界中からは人が来ないかも！
　　　本来は、この町の人のための教会・・・・
　　　何が　有るべき姿でしょうか？

1-6 （建築） ローマの花屋さん：面格子

　　　　・ごく普通の花を露店で売っています。並べ方がきれい。
　　　　　真夏の暑さの中、外で売るのは、売り切れるからでしょう。
　　　　　日本でも、もっと花を飾ることが、普通であればいいのに！

　　　　・住宅の窓の外に室外機をつけて、その外側に面格子！
　　　　　室外機を置く場所がない・・・ここに格子をつければ、
　　　　　室外機も盗まれない！　外観も、[機械]が目立たない！
　　　　　日本にはない発想です。

1-7 （建築） ベネチア 海も工事中

　　　　　　船と船がすれ違うときに知り合いに声を掛け、挨拶している様子は、
　　　　　　スーパーで車がすれ違うときにご近所さんに挨拶するよう。

　　　　　　そんな感覚で海を見ていると、道路や町の中でクレーンを見るよう。　　　　　　
　　　　　　海が、工事中!

1-8 （建築） 舗装工事？

　　　　　ベネチアの岸の地面が凹凸しています。
　　　　　松の根が張りすぎて、盛り上がっているので根を
　　　　　掘り起こしているところ。
　　　　　松からは数メートル離れているのに！

　　　　　石の厚みが良くわかりました。
　　　　　
　　　　　海岸に松を植えるのは、・・・熱海の松は、砂地の広いところ
　　　　

1-9 （工事中） ベネチア サンマルコ広場

　　　　　　右側の建物は、工事中・・・工事用シートに建物の写真がプリント
　　　　　　されている・・・このアイデアは見に来た人をがっかりさせなくて
　　　　　　いいアイデア。そしてスポンサーの広告が！
　　　　　　ロレックスが大きくて、目立つけど・・・

　　　　　　それにしてもカラスの大群は、どの国にも悩みのようです。

1-10 （工事中） “ローマの休日”で有名なスペイン階段の一番上

　　　　　　　　　　　このオベリスクも工事中でした。
　　　　　　　　　　　やはり、実物のプリントが、工事用シート
　　　　　　　　　　　そしてスポンサーを入れる・・・

1-11 （工事中） フィレンツェでも！

　　　　　　左側の建物は、全体がプリントです。
　　　　　　歴史的建築物とスポンサーのＧＵＥＳＳが結びつきにくいけど・・・
　　　　　　資金を集める方法、スポンサーになった企業も社会に貢献している
　　　　　　ことをアピールできる。
　
　　　　　　プリントは何が存在するのか、わかりやすく、
　　　　　　イタリアの各都市で、こういう修復の方法が行われているようです。
　　　　　　　　　　
　　　　　　新築の仕事では、シートをはずしたときの感激がありますが、
　　　　　　由緒ある建物を訪ねたときは、一箇所でも、ブルーの工事用シートを
　　　　　　見てしまうと、全体の美観を損ないがっかりします。
　　　　　　

2-1 （ホテル：初日） ミラノ郊外1

　　　　　　エレガント系のインテリア。家具とカーテンを除けば、シンプル。
　　　　　　家具も象嵌の柄のように見えましたが、塗装でラインが入っています。
　　　　　　高級品ではなくても、それらしく雰囲気を作ることはできます。

　　　　　　カーテンもドレープはサイドの飾りだけ。
　　　　　　レースの向こうにブラインド。
　　　　　　カーテンとソファの貼地の色調を合わせて　良くまとめています。

2-2 （ホテル：初日） ミラノ郊外2

　　　　　　前の写真の反対側にベッドコーナー。
　　　　　　ベッドはキャスター付。メイキングしやすいようにとは思いますが、
　　　　　　隠れるようにしてほしかった。

　　　　　　照明器具の高さ・・・実用を兼ねると、この高さでしょう。　
　　　　　　絵とのバランスは、なかなか　難しい！　

　　　　　　(キャビネットのサイドにも象嵌風のラインが入っています）　

2-3 （ホテル：最終日） ローマ郊外1

　　　　　　ツアー旅行をよく利用する方に、『最初と最後のホテルは、いい所
　　　　　　を選んでます。』というお話を伺いました。
　　　　　　その通りでした。

　　　　　　ここはまだ新しく、ゴルフ場のホテルでモダン系のインテリアです。
　　　　　　レストランの壁は、石のようですが、タイルです。左にあるのは、
　　　　　　鉄を錆びさせて作った、オブジェです。
　　　　　　この錆び色と形が、空間に温かみを与えます。