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[世界を変えた書物]展:名古屋市科学館

2013-10-01 | Weblog
開館時間に1時間だけ取れましたので 行ってきました。

資料から
【概要 15世紀に印刷技術が発明されて以来の科学技術に関する
貴重な初版本を約120冊展示します。
ニュートンやダーウィンなどが書いた本です。
本は分野ごとに分けられ、科学技術の発展を見通すことができます。
また、異なる分野の関連を知ることもできます。】


15世紀からの本・・・神秘的なものも感じます。

エントランス,知の壁です。

ホームページからの写真なので実際は暗い中にスポットライトです。

ダーウィンの種の起源が新書版を厚くしたサイズだったり、
物理学や天文学の本の図解がとっても美しかったり・・・
 

宗教書のような装丁で、やはり当時のバックボーンは教会という解説を聞いて
なるほどと思います。

仕事に関わる[光]LEDへの移行を目の当たりにしている日々、
佇んでしまうのは この本です。
 三原色理論の基礎を作った≪ヤング≫ 


文豪ゲーテ:ニュ-トンの物理学に対抗した色彩論 

それぞれの本の展示の下はガラスで、ミラーに写った表紙 背表紙も見ることが出来ます。
アイボリー1色の革もあれば、箔押しで文学書のような本もあります。

中学や高校の時の物理や数学の教科書がもっと美しかったら、もっと楽しかったのに
と、少し本のせいにしました。

そんなことを思うぐらい丁寧に美しく 作られています。
もちろん 中に書かれていることが 今に繋がっていることは承知しています。

展示の方法も 金沢工業大学の建築の学生さんが協力したということで
 3次元の分類がユニークでした。