坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

    インテリアのご相談は HP『 インテリアの教室 坂野民枝 』へ

映画 『エンド オブ キングダム』

2017-09-07 | 映画
最近のニュースを見ていて、『世界が混沌中』

他人事では無いけれど・・・
先月DVDで見ました。


この映画は主要国の首脳がロンドンに集まる。
そこで狙われるアメリカ大統領とSPのお話。



[ストーリーとは別に・・・インテリア]

任務に出発する前の自邸。

SPといえども、一人のパパ
新しく生まれる子のために それまでに 壁を塗らなければ!
外した部材と組立がまだの混在の部屋

奥様が 壁に小さく何色も 試し塗りをしているのが塗料の缶からもわかります。
良い色を見つけたとご主人に報告。


で、任務で色々あって 自宅に戻り、休暇をとり、・・・部屋が完成

 babyとの笑顔。
ベビーベッドも完成しています。
壁の仕上がりは優しいイエローです。

担当させていただいたお客様を思い出します。
子供部屋にクリーム色に近いイエロー系を提案し、採用していただいたことがあります。

アメリカ大統領とSPのお話ですが、ロンドンのMI-6の家にいる・・・
お話の舞台がロンドンであることを象徴しているようです。
ハイボーイタイプのライティングビューロが、格闘シーンやお二人の会話の背景になります。
ハイボーイのトップの飾りの内側を向くカーブが大統領とSPの息の合う象徴にも感じます。



同じくMI-6の家、階段ホールの吹き抜けから床が見えます。

通常これだけの広さなら、テーブルを置き花を飾りますが、ここは上から落ちて格闘なので床が全面見えます。
木の素材が複数のヘリンボーン貼りです。かなりの広さ、高さがないと床がうるさく見えてしまいます。

冷静に見直してしまうと、『㎡いくら?』考えてしまう職業病です。


大統領専用機の飛行機 窓に沿ってスタッフが座るソファがあります。
両サイドにテーブルスタンド!飛行機の中にスタンドライトを置く文化!日本との違いを痛感します。



大統領の執務室:架空の大統領なので、カーテンに、人物設定の表現を感じます。
ソフトなイメージを緩やかな曲線のバランス飾りが表し、屈ない精神をストレートのドレープに感じます。


DVDは2度楽しめますね。