坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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2013飛騨の家具フェスティバル

2013-09-19 | インテリア
家具フェスティバルの招待で 高山の家具メーカー 4社廻ってきました。
これまでにも それぞれ別の機会に訪ねたことはありますが 
一度に廻るのは 強行スケジュールですが ここでしか見れないものもあり、見ごたえありました。

・柏木工(工場、ショールーム)

輸入材の倉庫 遠くからでも ウォールナットの色は濃いので 良くわかります。

椅子の座面を削ったところです。 木の表面の手触りが 滑らかです。

塗料を吹付け後、乾燥で メリーゴーランドのように回転しています。

2階がショールームになっています。 《木工製作のカジキマグロ》

展示スペースが広いので それぞれのシリーズがセットされた状態で見られます。 
  
何気なく取り扱っていますが、年輪で゜260年゜を見ると 天然木の命を感じます。


・・・・飛騨の匠:1200年前の大宝律令の記載や、平城京・平安京の内裏などの造営に関わった歴史。 ソファやテーブルの今へ続く、木の文化を感じます。

・日進木工ショールーム・・・・ 椅子の貼り地も明るい色、北欧系をイメージしているものもあります。






・飛騨産業ショールーム
名古屋にもショールームはありますが ここでしか見れないものも・・・




木には直接関係無いのですが、細かい塗り壁のデザインに魅かれました。

玄関収納の上部のイメージです。 和テイストの色づかいと右への動線を誘導するデザインです。  (ここだけのお話:ダウンライトの機種の選定が残念)

穂高のシリーズと、北海道民芸家具も健在です。
私自身が扱わせていただく機会は少ないのですが、通販などでも売れているそうです。
穂高のソファも貼り地をエレガントなベージュにすると 山荘のイメージから 少し麓に下りた気分です。 




・キタニジャパン
10ヶ月ぶりになります。
こちらのソファや椅子は座面がゆったりしたものが多く、北欧の住宅の空間の広さを感じます。

フィン・ユール邸も健在でした。
空気がきれいなので 白い外壁も汚れていません・・・と思ったので、深呼吸しました。


中は撮影禁止です・・・家具フェスティバルの会場です。


毎朝 情報番組のZIPの中部圏の天気予報で高山上空から[赤い橋]中橋をTVで見てますが、
この日は 古い町並みも朝市も通ることも無く、 飛騨の家具を堪能しました。
それぞれのメーカーが特色を出している事が 全体の強みと思います。