坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

    インテリアのご相談は HP『 インテリアの教室 坂野民枝 』へ

奈良:大遣唐使展・平城遷都1300年

2010-05-23 | Weblog
奈良に来たのは久しぶり!
セント君のキャラクターには???ですが、このイベント1回は行きたいと
思っていたので、あいにくの雨ですが決行!

平城京が作られた時代…… あらゆる新しいものを積極的に取り入れた感性



唐の仏像とそれを日本人の感性で造った仏像が並びます。
シンプルな中に貴賓とバランスのよさを表現してます。
仏教を広めたいという強い思いが ビジュアルとして仏像なのでしょう。
日本人のシンプル好きのDNAのルーツを 2体並んだ仏像に感じました。
 


片山東熊が設計をした、奈良国立博物館(本館)・・・
明治時代も他国の文化を積極的に吸収し、日本人の手で
作り上げていった同じものを感じます。
 

近づきすぎて 誰でしょう・・・・?
  
ここに数分居ると、鹿の居る景色が普通になります。

遣唐使船のサイズダウンが作られています。
雨、床が滑るので入れません。
・・・ 危険な航海をほんの少し再現しているようで歩いてみたい気もします!
 

大極殿が作られ、都の址がたどれます。

以前は 朱雀門だけが地平線の景色の中にあったと記憶しています。
大極殿から見た朱雀門・・・元明天皇、聖武天皇、桓武天皇
それぞれの時代、立場、どんな気持ちでここからの空を見たのでしょう・・・・

大極殿の中
玉座・・・GLからは天皇の姿は見えない!:鴟尾(しび)・・・どう変化すると江戸時代の鯱になるのでしょうか?
    


(東西南北・・・青龍:白虎:朱雀:玄武)
  
  

鍍金の技術、軒先だけでなく、欄干の端にも使われています
 
発掘された遺構:柱跡と屋外だった側溝
   
井戸:ひのき!!