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サブタイトルに[光の探求/闇の誘惑]とあります。
―そのとおり―
・まるで照明を当てた写真のように
・刺繍の陰影で盛り上がりを掴めそうに
・柔らかいものを柔らかい手触りで
展示はまず銅版画が中心でした。
解説文の中にあまりに精巧すぎて 偽物が作られなかった
という内容がありました。 確かに!
レンブラントはダヴィンチの影響を受け
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そしてはレンブラントはゴッホに影響を与えた!
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展示室出口前に パナソニックのライティングの解説がありました。
今回の展示は 版画が50ルクスのハロゲンランプ、
油彩が200ルクスのLED,温白色と電球色
LEDについては個人的にはまだ発展途中と思いますが、
会場の展示をもう一度ライティングとあわせて戻って見直しました。
光の色、伸び方については OK と思います。
(後日、美術館の記事を読みました。LEDは今回だけで、
まだ価格が高いので導入予定は無いとの事です。
*住宅用でも新商品ごとに価格が下がってます。いずれは・・・)
アムステルダム:レンブラントが絶頂期を過ごした家が美術館になっています。
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左)斜線と曲線だけで描く、奥様と自画像・・・
自画像を書いた後に奥様を描いたように思えます。
右)当時から住宅が密集していたのでしょうか。チムニーが長い
お隣の現代の建物を見ると高さ制限で街並みを整えているのでしょうか
以下パンフレットより
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外観では窓ガラスが格子状に見えますが、ガラスは横につないであり、
縦に見えるのは室内側 窓枠天付けの捻ってあるアイアンです。
―私の仕事でもアイアンの飾りのデザインの打合せでは、曲線が多いです
縦だけを窓にはめるとオリのようで・・・
ガラスとの組み合わせにヒントがあります。
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寒い地域なのでしょう暖炉のそばにベッド カーテンを閉じれば壁面家具!
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17世紀 様式で言えばバロックの時代ですが、それより以前の家具は存在するわけで、
サボナローラの椅子、ゴシック調の装飾、暖炉のサイドは彫刻の上にイオニア式のヴォリュートの飾り。
キャビネットの上には染付けの陶磁器
床は一見、市松のようですが十字のパターンで斜め張り
アトリエの木質のナチュラルさとは対照的です。