坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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映画『エルミタージュ美術館  美を守る宮殿』

2017-08-19 | 映画


先日、愛知県美術館のエルミタージュ展で見た作品が、記憶の中で鮮明です。

この美術館そのものもテレビのドキュメンタリーでたびたび見ています。
それでも尚、見たくなります。

冒頭の解説で、
ロシアの国力、財力。
芸術品の理解と収集力

250年前に美術館として建てられた・・・
250年って、アメリカは独立戦争の頃!

エカテリーナ2世が、芸術作品を買い、公開した。
その後の女王の孫の時代、芸術に興味がないも『高い』が理由で買った。

理解がなくても『買う』プライドも時には 後世に 財産を残す。
ある意味 教訓です。

ルーブルもオルセーも城や駅の転用。
美術館として建設し、重蔵品の増加で建て増ししていく。

映画は美術品の解説と言うより、館の成り立ちや、
いくつかの争い、戦争の中での存続 のために 人は何を成してきたか。

『美術品は公開されるべき物』

イギリスの貴族からコレクションが渡り、現代のイギリスとロシアの関係。

戦争を挟んだドイツとの美術品の関係。

日本もロシアとアートで繋がる。


館長室は、壁にゴブランのタペストリー。
大きなデスクにはA4ファイルと封筒、書類が平積みの山積みに。

世界中の美術館から、貸出や買取りの依頼があるのでしょう。

今回の 東京、名古屋、神戸 半年間の貸し出し。

他国の美術品が日本の美術展に来るときは、
貸主の美術館が修理、改装で閉館中も多々ありますが、
さすが、エルミタージュです。
ちょっと貸し出したぐらいでは、何ということはない。

でも、これだけの建物、作品を維持するための維持費。
捻出のため、日本は大事なお得意様?

私が、一度は行って見たいと思う美術館。

桁外れすぎて、参考になるインテリアではないけれど・・・

感性を磨くには『美しいものを見る』
これしかないと思っています。

大エルミタージュ美術館展

2017-08-11 | アート
現在名古屋で開催中-9/18まで。10/4からは神戸です。
解説が又吉直樹さん、優しい語り口です。
森美術館の様子をTVで見ていたけれど、
県美は天井高が高いので、迫力が出ます。



入ってすぐに エカテリーナ2世に謁見です。
床30㎝から始まる額、見上げます。


フランス王家のユリの紋章は有名ですが、
ロマノフ王朝の紋章が双頭の鷲!
ドレスに刺繍!
肖像画も凄いけれど
本物はさぞや すごい迫力でしょう。
ドイツの一貴族の出身。
結婚を期にロシア語を覚え
ロシアの領土拡大するまでに!

・・・少しはパワーを吸収するつもりで 1枚!
写している人は、たぶん同じ思いかと・・・

実際に見てみないと 絵の大きさと 強さはわからない。
これが、美術館に来たくなる所以です。

パンフレットになっている、『盗まれた接吻』
このパネルは拡大されているけれど、
実際の絵は、それほど大きくはない。
ちょっとしたリビングの壁面に飾れるぐらいの大きさです。


少女から女性になる ちょっと焦った表情が 何とも言えない


*金曜日は撮影OKです。動画は×
見ている人は写せないので、撮影している人は少なかったです。
入口のエカテリーナ二世は、皆さん譲り合って写しています。
私もです(*^^*)



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