坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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ワタリウム美術館:ルイスバラガン邸

2010-02-01 | 美術館
メキシコの建築家:ルイス バラガンの自邸を紹介する・・・
  会場構成が建築家の妹島和世さんと西沢立衛さん

1日に美術館を3軒廻るとさすがに疲れますが、それぞれの空間が作る空気を
吸収したい気持ちが先です。

バラガンがコルビジェの影響を受けたこと、
コルビジェの建築のどこかに感じる暖かさをバラガンにも感じます。

午前中に行った美術館:竹久夢二(1883)・・・コルビジェ(1887)同時代を生きた!

暖かさを感じるデザインに人は共感し、残されるのでしょう。



住宅・・・『落ち着ける空間』を求めるのは 永遠のテーマです。


ワタリウム美術館を出て、渋谷までの途中・・・・
新幹線までの時間が少しあったので“まるちょん”に、ちょっと寄ってみました。
EXILEのマキダイさんが名古屋の番組で話されていた、USAさんの父上のお店です。
予約もしていないし、道順も地図と感。
平日の6時過ぎなので、まだカウンターの席は空いていました。
思い出しました・・・HIROさんがグルメ雑誌の取材で座っている写真がこの席だった!

1日中、歩いたり、立ち止まったり。 ここでも 心地よい空間を体験できました。
お店の方も感じよく、USAさんの父上が厨房にいらっしゃいました。
納豆入りのオムレツがとってもおいしかった!!
やはり空間、空気感は 人が創るもの です。

根津美術館

2010-02-01 | 美術館
昨年2009年10月に建替えられた根津美術館です。

以前、尾形光琳のかきつばたの屏風・・・金地に強く咲く紫に圧倒された記憶があります。
今回は 隈研吾さんの設計と、展示方法に興味があり見てきました。
屋根瓦は、薄いのですが、一枚づづのカーブが連続し日本建築の美しさを出しています。



交差点の名が‘根津美術館前’なので大きな看板は必要ないのでしょう。
でも、入り口に一瞬迷いました。

看板の後ろが 回廊になっています

このホールまでが撮影OKです。

壁も竹材、コインロッカーも目立ちません


表参道から数分というのに 敷地の広さ、手入れされた庭、いくつもの茶室、池・・・
   
水面に映る木々は モネを思い出します。いや、モネが日本庭園からヒントを得たのでした!

石の組み方がカーブしている・・・真直ぐだったらを想像すると、神社・・・?
これでGOOD! デザインはやっぱり面白い!!!




竹久夢二美術館

2010-02-01 | 美術館
弥生美術館・竹久夢二美術館 へ行きました。





かなり以前ですが、夢二の大正8年の作品を購入しました。
今住んでいるところは、日当りを条件に選んだので、
飾ることが出来ません。(傷ませないように大切に保管しています)

 

別府でたぶん彦野さんをモデルにしたと思います。
2羽のつばめが寄り添っているのが愛らしいです。

どの本、図録を見ても同じものが無いので詳細がわからず
全国にある夢二美術館に関心があります。

ここでもこの絵の情報は見つけることは出来ませんでしたが、

夢二がヨーロッパ滞在中に 一時バウハウスで教えていることを知りました!

アールデコが日本的に解釈され、夢二流のデザインに人気があるのが納得です。

日本橋の三越で夢二展が開催されているのを知り、早速、寄りました。
ヨーロッパ滞在中に描かれたものが中心です。
洋装の女性像がだんだん出来上がっていくのでしょう。

弥生美術館の弥生は地名で、弥生式土器の弥生と言うことも歩いてみて知りました。
地元の人には 当然でも はじめて知ることにはちょっと感動!
石碑の前の草取り・・・その土地の人が大切に思うから残されていく・・・