Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

鈴蘭の記録 (1/3) 「可憐な花が咲くまで・・」

2006-04-16 15:48:30 | つれずれ紀行
<添付画像>:(我家の庭の片隅に自生する「すずらん」・・)

 数日振り続いた雨が終わり、今朝はよく晴れわたったすがすがしい朝をむかえた。
 雨上がりの庭に出てみると、いつの間にかスズランの茎が伸びているではないか。
 この場所、我家の庭の中でも一番日当たりの悪い北北西。敢えてそんな場所を選ぶようにして、ひそかに、静かに、おとなしく、しかも力強く群生し、毎年咲き誇る場所を確保してやまない「スズランの花」を斜に見ながら初夏を向かえる事、はやくも21年がたつ。

 とにかくこの時期になると、元気よく、必ず芽を、もとい、茎を吹き出す。

 このスズラン、元ネタは北海道から持ち帰ったものである。

 約37年前のこと、北海道へ2回目の旅行をした時に「おみやげ」で買って帰ったアイテムの中、「スズランの鉢植」があった。このスズラン、サラリーマン時代は転勤先を共に転居してきた同士である。けっして枯れず、負けず、衰えることなく増えるから、大きな鉢に分けた。分けたら、また増えた。増えたから鉢を増やした。持ち歩きつつ、その先々で人様にお分けした。そんなサラリーマン時代に別れを告げ、光陰矢のごとし、、、。 瞬時にして21年が過ぎ去った。

 可憐なイメージのスズラン。しかし、けっして可憐ではない。こうして今尚逞しく、春の訪れと共に茎を伸ばし、必ず5月連休の頃にはささやかにも満開の花を咲かせる。
 こうしてみると、スズランはますます元気か・・・
 想えば四半世紀の長きに渡り、苦節を共にしたこのスズラン、こうして見れば自ずと初心に帰る。初心に帰ればあらためて我が人生を振り返り、且つ、淡々と想う処あり、、、。

 5月連休まで、スズランの花が満開になるまで、デジカメで記録しておきたい。次の日曜日に、もう1~2度、スズランの画像を投稿したい。

(一見?可憐に見えるが、しかし逞しい、、。そんなスズランを愛でて下さる方、是非ランキング応援願います・・・)
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<ウイキペディア百科事典より抜粋>:
スズラン(鈴蘭)はユリ科(APG植物分類体系ではスズラン科)スズラン属に属する多年草の総称。君影草(きみかげそう)の別名もある。花言葉は「幸福が訪れる」、「純潔」。