Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

鈴蘭の記録(2/3)「咲きはじめたぞ・・・」

2006-04-22 13:58:55 | 趣味の話&本と雑学メモ
<写真>:(本日撮影、我家に自生するスズランを観る・・)


 今朝の気温はは3月上旬並、季節はずれの寒い朝を向かえた。ちなみに庭の温度計は7度示している。
 
 薄日差す曇り空は早朝で終わり、昼にかけて、晴れるどころか、ますます雲は厚く垂れ込めてきた。
 
 そして、午前11時頃より、小雨に変わった。この小雨、今にも氷雨になりそうな気配だ。
 
 書斎から雨音を聞いて、気が付いた。

 「そうなんだ!そろそろスブランが咲き始めるのではないか?」

 と、
思い立って庭に出たのは午後の1時前。気温は僅か11度。冬に舞い戻ったように冷たい雨がぱらついている。デジカメは小脇に抱えたまま、着ているセーターにくるみ込み、庭に出た。

 ウム、いよいよです。

 いかにも「鈴らん」の名の如く、直径4~5ミリ?程度の鈴の格好をした花が付いている。いまだ、花開く前の蕾状態のものも多い。次から次へ、茎と葉の間から、表面に出で、ささやかな鈴蘭の花が咲きはじめていた。

 4月16日との違い?
 そう、
 はっきり確認できるのは、先週日曜日(4月16日)に投稿した時よりも、茎が倍以上の長さになっている。

 こうして庭のスズランを観察するのは何年ぶりか?たぶん、30数年ぶりであろう。今日に至るまで、微細に観察したことはない。

 落ち着いて家庭に居つく間もなかった四半世紀。瞬く間に過ぎ去ったこの30年間。このスズランは毎年、この時期になると、茎吹き葉広げ、ひそかに花を咲かせ続けた。庭のなかでも日当たりの悪い場所、西北西の一画に陣取る。一言も不平不満を云わずして、静かに、忍び、強靭に、粘り強く、生き延び、庭の一角に鈴蘭の領域を広げ、現在に至ったのである。
 
 かくして、
  「スズラン殿に、敬礼!・・・」
 
 ウム、、
 ゴールデンウイークになる頃、もう一度「満開のスズラン」を見てみたい。

 そして、想う。
 スズランの忍耐力を、あらためて見習いたい。
 
(可憐ながらも、力強く生き延びていくスズランのバイタリティーに声援をお贈り頂ける方、是非、以下の緑色バーをクリックして下さい・・)

毎日一回、クリック応援を!(人気ブログランキング)

PS:今年も順調にスズラン畑は、自らのテリトリーを拡張しようとする。すでに面積にして畳の2~3畳分はあろうか?
そう、
完全に一坪以上はある。
若し、読者の方で「スズランを分けてほしい」と想っていらっしゃる方には、喜んでお分けしたい。しかし、お送りするのが問題だ。せっかくお分けしても輸送費がかかってしまうので結構コスト高となるか。それとも、「宅配便の配送料くらいなら、負担しても構わない!」と、おっしゃって頂ければ、問題ないのであるが、、。
何かよい方法はないだろうか。
そう、、、
気持ちだけ、お贈りした事にするか・・・
そういえば、楽農大学に寄贈する手があった。
迷惑だろうか?  かくして躊躇する。。。。