バギーパンツ

2021年11月03日 05時57分00秒 | 少年野球

先日の試合、私が球審をしている時の発生した問題点を報告したいと思います。

 

少年野球では試合前に、両監督及び主将、背番号(29,28)の確認を行います。

監督が不在の際には、監督代行(2928番)の旨を審判部へ事前に申告します。

それから、試合ルール(コールドゲーム・引き分け・タイブレーク、雨天時の対応など)と球場ルール説明を球審から行います。

鶴見リーグでは、球場内の素振り禁止、打者走者はランナーに出た場合の打撃手袋の取り外し、野手のグローブからの指出し禁止を指示しています。

キャッチャー防具(マスク、ファールカップの有無)も確認し、最後に攻守の選択じゃんけんを行って、各々にオーダー表を渡して終わります。

その『事件』があったのが、この説明会時にでした。

両チームに監督とコーチの説明を行っている際に、あるコーチのパンツがバギーパンツでした。

バギーパンツってご存じですか?お母さん方は???だと思います。いわゆるプロ野球選手が履いている裾が若干フレアになっているパンツです。

鶴見リーグの少年野球規則に

「選手ならびに監督・コーチのバギーパンツ類の使用を禁止する」

とうたわれております。(要はコーチは選手同様に膝下までズボンをあげてストッキングを見せなさいというルールです)

これば鶴見リーグだけでなく、ほぼ全国的に統一さえた決め事です。

よって、私から

「できればズボン裾を膝下まであげて下さい」と指導をしたところ「できない」との事。

「なぜですか?」と言った所、その指導者は裾をあげて私に見せてきました。

ズボンの下にはアンダーソックス、ストッキングをはいていないどころか、一般の靴下をはいている状況でした。

それを見た私は「これでは試合のベンチに入ることはできませんよ。監督さん規則をもう一度確認して下さい」と説明しました。

そうした所、3029の指導者も苦笑い。「いいですね?」と再度確認した所、その指導者は

「わかりました!私はベンチにないりません!それでいいでしょ!!!」と(不貞腐れた態度で)逆切れです。

本当に…お話になりません。

その会話内容を審判部長へ報告させて頂きました所、「大丈夫!間違ってない!」とのことでした。

 

恐らく、彼は今年から背番号を付けた指導者になったと思います。

だからといって、規則を詳細まで把握できてなくてもOKではありません。

そういった事も、しっかりチーム内で展開及び引継ぎをして頂きたいです。