ルール改定

2022年02月27日 05時29分38秒 | 少年野球

来年度(2022年4月)から学童野球に大きなルール改定がありそうです。

大きく異なる点として

①5、6年生の試合イニングが7イニングから6イニングへ変更(時間は1時間30分を超過してのイニングまたぎはしない)

②ホームベースの大きさが学童用から一般サイズへ変更

となりました。

3月に鶴見リーグの審判部総会があるので、そこで今回の件を打ち合わせるようです。

この件は、全日本野球協会から「2022年度の野球規則改定」で正式に発表されているので、学童野球でもほぼほぼ確定事項だと思います。

では、この案件の大きな改定理由ですが、一番の理由としては

「選手としてのこれからの成長と、学童野球で一番影響の出る肘や肩の故障を防止する目的」

だと想定されます。ですので、この考え方は私も賛成します。

今現在、70球制限を取り入れている大会も多く見れるようになりました。

逆に、ルール内だからと言って、70球ギリギリまでエースを投げさせる試合も多く見てきました。

だからこの6イニングは投球数制限問題からして、選手にとっては凄く良い判断だと思います。

あと、心配な事は②のホームベース大きさ問題です。

これは投手からしたら非常に有利になります。学童のホームベース幅が約38cmで一般で約43cmで約5cm拡大されます。

内角、外角で2.5cm拡大され、ボール約半分ストライクゾーンが広くなるわけです。

2.5cmだったらあまり影響でないのでは?と思いますが、腕の長さが短い学童にとっては大きな致命傷です。

これに関しては、打者は非常に不利になってしまいますね。低学年(1~4年生)にとっては厳しい判定になりそうです。

 

いずれにせよ、まだ鶴見リーグでは確定ではないので何とも言えません。

しかし、良い事もあれば課題になる事もある事は、審判員にとっても悩ましい問題です。