声出しの重要性

2024年04月07日 05時59分20秒 | 少年野球

練習の時の声出し、今回はこれについて深堀していきます。

 

練習が始まると選手達は「バッチコーイ!」「ナイボール!」「オーライ!」など様々な声を出しています。

なかには、静かな選手を発見すると指導者から「声が出てないぞ!」と発破を掛けられる選手もいます。

恥ずかしがり屋な選手も、勇気を振り絞って声を出しますが、コーチからは「聞こえんぞ!」と言われ、はぁ~という顔をする選手もいます。

ではこの声出しって、試合や練習に効果があるでしょうか。

私、個人の見解を述べさせて頂きますと、練習中に声出しする理由としては

 

「試合に備えた準備と事前のチームメイトとのコミュニケーション」

 

の為だと思っています。

常日頃から、静かな選手が いざ試合中に「オーライ!」と大きな声を出しても、実は声の響き方や反響で

聞き分けが出来ず、選手同士で衝突する事象も起こっています。

日頃からの練習時の声出しが、試合で大きな役割になっているものです。

また、自分自身の鼓舞やチームへの発奮する材料にも大いになるかと思われます。

 

だから逆を言えば、意味の無い声出し 私は必要ないと思っています。奇声や野次などがそうです。

以前(もう消された可能性がある?)YOUTUBEで桑田さんが「キャッチボール中の声出しは禁止」と言われてました。

はぁ?矛盾してるじゃん と言われそうなので補足を・・・

全てが禁止では無く、良いボールがきたら「ナイスボール!」 難しいボールをキャッチしてくれたら「ナイスキャッチ!」

これは言って欲しい(逆に言いなさいと言ってました)との事です。

ボールを投げる途中(モーションになっているのに)はダメ、キャッチする方も集中して欲しいとの事。

 

あと、選手同士のコミュニケーションの重要な事となります。

「ナイスカバー」「サンキュー」「ごめん」「ありがとう」など、仲間が気持ち良くプレイ出来る声掛けは絶対に必要です。

ノック中も、意味のない声出しするより

「ナイスファイト!」や「大丈夫!頑張れ!」など、相手に対しての声掛けが大切だと伝えると、選手達も理解しやすいと思います。

 

そのような、『必要性のある声』が重なり合い+準備する声が合わさって「チームの声」になるのだと思います。

必要な声、準備の声、仲間が助かる声 を出すことの重要性を説明してあげるのが良いかと思います。

 

因みに、「オーライ!」は和製英語でMLBでは全く通用しないとの事。

正しくは「アイガーリ!(I've got it!)」だそうです。参考までに



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