こぐまのらくがきファイル

日々の出来事、思ったことをつづります。

足助ぶらぶらふたり歩き

2014-05-31 11:41:18 | おでかけ

足助に友と行ってきました。



過去記事 足助ぶらぶらひとり歩き
昨年6月にひとりでぶらついた足助。

今年は友とふたりで行ってきました。
子どもたちは学校や園に行っている合間なので、やはりあまり時間がなくてスケッチとまでは行かなかったのですが、ひとり歩きでは楽しめない事が楽しめました。

新緑を見ながら、前回歩いたところも再び歩きお喋りに花が咲きました。

まずは昨年ひとりでは買えなかったシシコロッケ(!)をお肉屋さんで買い、食べ歩きながら古い町並みを眺めます。

ツバメが飛び軒下に巣が作られ、微笑ましい子育ての様子がうかがえます。

写真ではわからないですが可愛いいツバメちゃんが行ったりきたり。


レトロ好きな私の心を掴む建物!
タイルや今では見かけなくなった窓枠がいい感じ。


お、気になる。

でもお腹が空きました~。

お昼は喫茶店で、なんでもありなメニューの中から友はイタリアンスパ、私は焼きうどん。



腹ごしらえしたあと、昨年定休日で入れなかったカフェギャラリーと併設の本屋さんでまったりしました。

この日は5月とはいえ夏日だったのですが、川べりに下りて魚を見てみたり、路地裏を歩きました。

すると!

なんだか不思議なお家です。。。
通りを歩くと…
あら!

なんじゃこりゃ!
レバーをくるくる手で回すと・・・

日が登ります。
他にもまだたくさんありました。












ちゃんと路地を歩く人の身体にセンサーが反応して、音楽が流れ仕掛けが動き出す…。ボタンを押したりレバーを触ると更に芸を始めます。

一年前に歩いた時はなかったような気がするのですが・・・。気づかなかったのでしょうか…。


路地を歩くと次々仕掛け玩具の手作り品が現れます。

友と大ウケして笑い、絶対に子どもに見せたいと思いました。

そう、昨年も子どもを連れて水遊びを川でさせてあげたいと思いながらまだ実現していないのですが、次の時は親子で来ようと友と盛り上がりました。

子どもたちの帰宅時間が迫り、足早に器屋で子どものお茶碗などを買い、昨年同様 水まんじゅうをお土産にして そそくさと足助を後にしたのでした。



息子も喜びそうなもの、足助に見つけました。
(^o^)














赤塚一三展

2014-05-09 13:45:14 | おでかけ

名古屋画廊で開催されている赤塚一三展に行ってきました。


もう20年近く前のことですが、たまたま入った喫茶店に絵画教室のリーフレットが置いてあり、当時の家から割と近いのもあって暫く通っていました。

アトリエパルチャという名前で、100年以上経つ古い民家を自宅兼教室にされています。
その頃にお世話になったのが、赤塚一三先生です。

当時 フランス留学から帰られたばかりでしたが、以前 私の卒業した大学で講師もされていたらしく、懐かしい話に始まり絵画のお話もたくさんしながら指導して頂きました。

先生は近年は東京などでの個展開催にお忙しいようで、私も年始の便りだけのお付き合いだけで展覧会はご無沙汰していました。

赤塚先生は油彩で主に風景や静物を描いておられます。
モチーフは樹木が多くみられます。
昨年は再度渡仏されたそうなので、ブルゴーニュ地方の風景の作品もたくさんありました。

先生が描きたいものは、風景にしても静物であっても「永遠の現在(いま)」。

奥行きのある色彩が、静寂な情景を表現していると私は思いました。

今回は本当に久々に観させて頂きました。
初日に伺ったのもあり、先生にもお会いすることができました。

先生と新聞社の文化事業団の方を交えて、ゆっくり絵画制作のお話まで聞かせて頂いたのです。
あまりに久しぶりでついつい長居をしてしまいました。

先生は、冬に開催される朝日チャリティー美術展にも出品されるそうなので、次回も是非観させて頂きたいと思いました。




赤塚一三展は伏見の名古屋画廊で17日まで開催されています。(日・祝 休廊)







帰省日記2014春 その4 「さらに繋がる」

2014-05-08 15:40:32 | おでかけ

あんカフェを出てJKさんと北野近辺を散策することにしました。


花も詳しいJKさん、あちこちに咲く街角の花の名前も教えてくださいました。
新緑と花々を楽しみながら、次に案内してくださったのは「海外移住と文化の交流センター」で旧ブラジル移民センターです。

どちらかというと穴場的な場所で人は少ないのですが、JKさんはよく訪れるそうです。

建物は古いですが、補修もされ、下のほうのフロアは移住ミュージアムになっています。
南米に移住者を送り出した移住の歴史を物語るわかりやすい展示がされています。

建物の前にはブラジル国花であるイペの花の樹木が植えられ、この時期が花の見ごろということで 満開でした。

イペの黄色い花はとても鮮やかで、花弁はまるで和紙のようなクシャッとした不思議な質感でとても綺麗でした。
樹木はとても硬くて船の甲板にも使われるそうです。

そして、この建物の4階はたくさんの若手アーティストが半年契約で各部屋をアトリエとして借りていて、作家が不在でも開放されていて中が自由に見学することができるのです。







作品や画材がひしめき合い、アトリエまで作品のようです。

こんな素敵な建物がアトリエとして借りられるなんて素敵!いいな!と、つい興奮してしまいました。

それから ひっそりとした廊下をJKさんと歩いていると、たくさんの古着がグラデーションで掛けてあり、これも作品なのかなぁ~と見ていたらカメラマンらしき人が撮影の準備を始め・・・

なんと、ラッキーなことに作家さんご本人と担当のカメラマンの方にお会いしてお話までできてしまったのです。

なんでも、秋に開催されている六甲ミーツ・アートのイベントに出されている作家さんだそうで、前回のイベントで出品された映像がおもしろくてJKさんは何度も観に行っていたそうなのです。

写真の作家さんは山村幸則さんです。

写真ではわかりませんが、古着の向こうに、何パターンもの衣装をご本人が身にまとった映像もあるのです。

山村さんの作品は身体をはったものばかりで、小道具大道具もかなりのこだわりをお持ちで、貴重な撮影秘話を聞かせていただきました。

山村さんも熱烈なファン(?)に偶然会ったみたいな感じでJKさんとの出会いを喜ばれていました。

「これもべべちゃんと出会ってここに来たからだわ!」
とJKさんも興奮気味。

階段の吹き抜けにも山村さんの鯉のぼりの作品があったので案内してもらいました。
タイトルは 「風を待つ」。

その後、センターの下にある貸切状態のカフェでJKさんと美味しいカレーをいただき、お喋りしながらテーブルでスケッチしたり画材の情報交換をしました。

センターを出てからは観光客のいない路地裏を歩き、北野のまた違った町の表情を見ることができました。

ラインの館は人が多かったですが、気にせず二人ともスケッチをし、再びあんカフェに戻り休憩でお茶をしました。

人生山あり谷ありだったけど、絵をリスタートさせたJKさん。
ポジティブなお人柄で元気をもらえました。

私が地元に絵画仲間がいないとボヤけば、
「それは自分が発信していないからよ」

と、アドバイスをくださいました。
発信すれば自然に集まる。きっとどこかに仲間はいる。

そして、印象に残った言葉ーーーーー

できないほうに重心はおかない。
できるほうに重心をおく。
そうすれば前に進むでしょう?

なるほど、本当にそうです。

私ももっと頑張ろう!と思いました。
JKさん ありがとう。




この日は本当にキラキラした一日でした。嬉しくて仕方がなかった日。
神戸に初めてお友達ができました。
これから帰省するのが更に楽しみになりそうです。

























帰省日記2014春 その3 「出会いは繋がる」

2014-05-08 15:40:19 | おでかけ

この日の最大の目的は、ブログを通じて知り合ったJKさんとのスケッチでした。


まずは待ち合わせの喫茶店、あんカフェへ。
昨年秋にオープンしたばかりの隠れ家的で素敵なお店です。

異人館に囲まれてはいますが、表通りからは見えない細い路地の奥にあるため、まだまだ広くは知られていない小さなカフェなのです。

到着しましたが、お店はまだ準備中のようなので、近くを散策することにしました。
すると、坂の上の階段にスケッチをする女性が。
初めてリアルにお会いする方ですが、すぐにわかりました。

とても気さくな方でしたので、すぐに楽しいお喋りをしながら、並んでスケッチをすることにしました。

JKさんはハンドルネームが魔女メグさんといい、実際は呼ぶ時もハンドルネームなのですが、ここでは敢えてJKさんと書かせて頂きます。

初対面なのにすぐに絵の話ができるなんて、とても不思議な感覚でした。

階段からは あんカフェの屋根と異人館や路地の民家、遠くには海辺の街が見下ろせます。
JKさんの魔法でしょうか(魔女だし)、すぐにスケッチの世界に引き込まれてしまいました。

何枚か軽くスケッチした後、あんカフェでお茶をすることにしました。

あんカフェのオーナーさんに挨拶して、このカフェで時々開催されているスケッチ会のことや、スケッチブック展に出品されたスケッチブックを見ながら楽しいお喋りは続きました。

JKさんはあんカフェの応援団でもあり、お店でスケッチをすればあんカフェはJKさんのアトリエのようでもあるのです。

時には居合わせたお客さんもスケッチを覗いているうちにいつのまにか参加してJKさんとお友達になってしまうのだとか。

そんなJKさんは電車でもバスでも空き時間があればいつでもどこでもスケッチされています。
とにかく描くことが楽しくて仕方がないそうです。

楽しいは素敵。
落書きは楽描き。





こちらまでワクワクしてくる楽しい時間は、その4に続きます。













帰省日記2014春 その2 「インフィオラータこうべ」

2014-05-08 15:40:02 | おでかけ

この日は北野に用事ができたので、インフィオラータを見てから向かおうと思いました。


インフィオラータこうべは阪神淡路大震災以後傷ついた神戸を美しく彩りたいということで、道路や広場に花絵をかくイベントです。
イタリアから伝わるもので、花びらを地面に敷き詰め、観光客も花びらを敷くのに参加することができます。

この時期は毎年神戸のあちこちでこの花絵を見ることができるのです。

私は2年振りでした。
北野坂をゆっくり登りながら見るたくさんの花絵はとても美しいのです。

花びらがいっぱい!
すごい数です。


そしてなんと、絵本作家のスズキコージさんがライブペインティングをされています!



風船細工の可愛いいお姉さんやピエロもいました。
午後からはギターのライブもあるそうです。

異人館で有名な北野はいつもより賑やかです。

そんな中、私は大切な目的の為にインフィオラータを後にして更に坂を登りました。





待ち合わせは坂のもっと上にあるのです。
その3に続きます。









帰省日記2014春 その1

2014-05-08 15:39:48 | おでかけ

今年のGW後半は、急遽実家に帰省することにしました。


お天気にもめぐまれ、父と姉と息子で須磨の海岸に行きました。
近くに水族館もあり何度か行ったことがあるのですが、今回息子は砂浜で生き物を見つけると張り切っていました。

須磨の海水浴場は須磨駅からすぐです。
駅前には酒店や居酒屋がいくつかありました。
酒屋さんの店先には猫がお昼寝。


駅の構内にはコロッケ屋さんも。
海側の駅の階段を降りればすぐに砂浜なので、お弁当を広げたりビールを飲んでいる人を見かけました。

この日はしませんでしたが、いつかビール片手にコロッケを食べるのもいいなぁなんて思いました。

息子が探したかった生き物は本当はテレビ番組で見たウミウシでしたが、海の中に入らないといけないので、実際には無理な話です。

それでも気分だけでも、と波打ち際で遊んでいたらクラゲを見つけました。
息子は大はしゃぎ。

その後は山側の須磨寺へ徒歩で向かいます。
途中 参道の商店街で休憩しようと喫茶店に入りました。
小腹が空いたので、大人はケーキセットを注文し、息子はホットケーキをおいしそうに食べました。

須磨寺は子どもには渋すぎますが、池の鯉を見たり庭園のツツジを観察したり。
ダンゴムシを見つけ持って帰りたいと言ったり。
結構息子は楽しんでいるようでした。

この日は父も一緒にのんびり外出ができました。
気づけば父は今年で81歳。
元気だけど無理はきかない年齢。
もうそんな歳なんだと後ろ姿を見てふと思いました。

海と山がすぐそばにある街。
私にとっては住んだことのない非日常的な場所ですが、両親が終の住処として選んだ家と街。

一年に1、2度の帰省だけど、もう少し帰った方がいいかな。孫をいっぱい見せてあげた方がいいのかな・・・

帰るだけでなく、電話やメールをもっとしようかな・・・




そんなこともぼんやり考えながらの散策でした。
























家族旅行 福井編その3・大野

2013-09-02 13:12:38 | おでかけ

勝山から車で20分程、次は大野です。

朝市で有名な越前大野。
こちらも水の綺麗な町です。

前回は日帰りだったので、大野城をカメラにおさめただけで素通りでした。
今回は是非時間をたっぷりとりたいと考えていたのです。

風情ある古い町並みを散策し、湧き水めぐりをします。
大野の湧き水は名水百選でも選ばれていて、町のあちこちに清水(しょうず)があります。

途中、おろし蕎麦や葛饅頭、水饅頭を食べ歩き。
お土産に、大野で有名なお醤油や味噌 そして日本酒も買いました。
やはり、水が綺麗なところでは醸造品が名産になるのだと思います。

ぶらぶらしていたら、地元の子供が
「水カマキリがいるよ!」
と教えてくれました。

写真はわかりにくいですが、綺麗な水で 水カマキリも気持ち良さそう。

そして最後に有名な御清水。

とても美味しい湧き水です。
足も浸けられる場所があるのですが、めちゃくちゃ冷たいです。

大野を離れ、最後の最後に寄ったのは 福井市の一乗谷。
戦国時代の遺跡、一乗谷朝倉氏遺跡です。

ソフトバンクのCMや広告大賞で有名なところです。
広告キャッチコピーの通り何もありません…。わずかに残る城下町跡。
でも確実にそこが栄えていた跡があるのです。

息子は残念ながら車で爆睡中。
なので、主人と代わるがわる散策しました。



そして帰路へ。
大満足の福井の旅でした。








家族旅行 福井編その2 ・一本義

2013-09-02 09:38:55 | おでかけ

勝山を出る前に ちょいと寄り道です。


福井県で有名なお酒といえば、一本義久保本店の「一本義」です。

随分昔ですが 若かりし頃の私は、社内に福井県出身の社員が9割くらいの企業に勤めていたことがありました。
福井県以外の何処の支店や営業所に行っても福井弁が飛び交う環境。

そして出張で福井に訪れる機会は数えきれないくらいありました。

出張帰りの特急列車のホームで売られていた、越前名花の水仙やワンカップ一本義を営業の方が買ってくださったこともありました…。

何年かして退社後も、旅行で勝山の左義長祭りに訪れた時は、同時開催の酒蔵まつりで振る舞われるお酒をたくさん飲みました。(#^.^#)

その時の酒蔵。
この日は閉まっていましたが、直売のお店でお土産として買いました。

他にも色々な種類がありまして、写真は「伝心」というお酒です。

一本義久保本店のお酒造りでは、白山の雪解け水が長い年月を経て地中でろ過されて伏流水となり それを仕込み水として使っているそうです。



雪深い勝山の地で醸されている日本酒。
思い出深いお酒でもあります。








家族旅行 福井編その1・勝山

2013-08-28 09:03:13 | おでかけ

福井県の恐竜博物館に行ってきました。


一年半前にも行っているので、今回が二度目になります。

実は我が家は帰省以外の宿泊は初めてで、いつも日帰り旅ばかり。
今回はゆっくり福井を楽しもうと、民宿を予約しました。
慣れないことなので、息子はその日に帰宅しない事にとまどいを感じているようでしたが…。


福井県立恐竜博物館は福井県勝山市にあります。
最近 恐竜ブームなのか人気が高まっているようです。
つい先日には秋篠宮家の悠仁様がいらしたばかり。

勝山市で発掘された化石がたくさん展示され、恐竜好きにはたまらない施設なのです。

やはり夏休みということもあって大混雑でした。前回は雪が残るまだ寒い時期だったので随分雰囲気が違いました。

びっくりしたのは入場料。前回は大人が500円だったのに、200円UPの700円になっていました。
さらに夏休みの企画展もあって別料金でプラス500円。
息子は小学生になったので、家族3人分の出費はかなりのものでした・・・。

混雑していたので観てまわるのは大変でしたが、相変わらず恐竜ロボットは大人気の迫力で息子はずっと見入っていました。


その次にびっくりしたのは館内のレストラン。

前回は街に出て名物おろし蕎麦を食べに行ってしまったのですが、このレストランもちょっと気になっていました。
今回は館内で食べようと決めていたので、混んでいましたが列に並びました。
なんと・・・!
メニューがすべて変わっていました。

プテラノ丼を食べようと心に決めていたのに…。(注 :プテラノドン←翼竜 )

ちょうどカメラに昨年のデータが入っており確認すると、
お店のメニューの写真では、
プテラノ丼
ザウルス丼
トリケラ丼
恐竜のたまごカレー
肉食恐竜のごちそうミートパスタ
アンモナイトロールケーキ
・・・etc

そんな笑えるネーミングのメニューはすべてなくなり、お子様用恐竜プレートはあったものの ご当地グルメがメインに構成されていました。

もしかしたら入っている業者が変わったのかもしれませんが・・・

なんだかな~と思いながらも名物のソースカツ丼をいただき、また展示を引き続き観てまわりました。



すっかり知名度もアップした恐竜博物館。もともと立派な博物館で素晴らしいですが、更なるパワーアップを期待して また来たいと思います。








兵庫県立美術館(帰省日記・夏・その4)

2013-08-25 11:17:27 | おでかけ

最後はこれです。

とはいえ、もう帰る日。
あまり時間もなく展示は観れず、建物の外観と中のミュージアムショップをちらり。

本当はこれが私の一番おさえたいスポットだったのですが…。

帰省の前に 姉からどこに行きたいか聞かれていて とりあえずここ、と伝えていました。
姉の家から歩いても行ける所なのに一度もまだ行ったことがなかった所。
息子がいちばん嫌がりそうな所でもありました。

なので 色々見て回っているうちにまた今回も諦めようかと思っていたところ、姉がひとりで行ってきたらと言ってくれました。

息子も暑さでバテ気味だったので、姉の自転車を借りて正味20分という感じでダッシュで行ってきましたとさ。

海のそばに建つ兵庫県立美術館。
この日はルノワールなどの洋画の企画展とマリーアントワネットに関する企画展が開催されていました。

前夜に撮ったものですが、付近の夜はこんな感じ。

夜のお散歩にもいい感じです。
金曜日なら夜遅くまで美術館も開館しているので、両方楽しめていいかもしれません。

・・・今まで遠目で見ていた建物に近づき とりあえずは満足。

そのうち 企画展示を含めゆっくりと楽しむ時間が持てたらよいなぁと、次の課題にもなりました。




このカエル。
風の強い時以外はいつも天井にくっついているらしいです。










日帰り有馬温泉(帰省日記・夏・その2)

2013-08-21 13:02:30 | おでかけ

今回の帰省で初めて行った地がありました。


それは有馬温泉です。
とはいえ、宿に泊まる訳ではなく数時間の滞在でした。

昨年末の帰省で 両親の金婚式を祝う為にクエ鍋を海辺の和食店に食べに行ったのですが、当初は有馬温泉で祝うことも検討していました。

有馬温泉というと日本三古湯で有名ですが、宿泊代などがお高いことでも知られています。
父が密かに有馬温泉に行ってみたいのは姉も知っていたので あれこれ考えてはいましたが、何せ外泊や温泉が好きでない母を一緒に連れていくのは無理がありました。

結局、昨年はその次に念願だったクエ鍋になりましたが有馬温泉は私も気になっていました。


聞くところによると、姉はその後 父と母を有馬温泉に連れて行きましたが 宿はもちろん温泉にも浸からず散歩だけして帰ってきたそうです。

それなら…と、息子にとってはそんなに楽しい所ではありませんが お風呂屋さんは好きなので今回は父と姉と息子とで日帰り入浴をしに行くことになりました。

早い行き方は他にもありましたが、電車からの景色が楽しいということで湊川公園駅まで行き、神戸電鉄有馬線に乗り換えました。

これでもかと言うくらい急勾配の山の中を電車は登っていきます。ずいぶん山の奥に入りましたが、あちこちにマンションや戸建住宅も並び神戸市内が海辺だけの街ではないことがわかります。

到着し、狭い坂を更に登り、日帰り入浴の「金の湯」に入りました。
少し熱めの茶色い湯。
息子は銭湯は好きですが、熱い熱いと騒いでいました。
女湯の方に息子を入れたので、父はひとり男湯へ。

念願の有馬のお湯にのんびり浸かることができたでしょうか…。





有馬温泉までの経路で 付近まで地下鉄で来て神戸電鉄に乗り換える方法などもありますが、山の風景を楽しみたい場合は湊川から神戸電鉄に乗るのがおすすめです。


















てくてく元町めぐり(帰省日記・夏・その1)

2013-08-21 10:47:21 | おでかけ

息子と神戸の実家に帰省しました。


昨年末同様に実家に数泊、その後姉の家に一泊。
そして両親や姉が揃っている日に私はひとりぶらぶら街歩きをさせてもらっています。
引っ越しで数年前から実家が神戸なので、私にとっては帰省半分観光半分なのです。

前回はポートアイランドをひとり歩きしたので、今回は三宮~元町間の商店街をメインに歩こうと思いました。

息子は父と姉に連れられ須磨の水族館へ。新長田駅で息子達と分かれ私は地下鉄海岸線に乗り換え みなと元町駅で下車。
以前から三宮から元町方面に行くことはよくあったのですが、今回は元町方面から歩きはじめました。

神戸の商店街は歩ききれない程たくさんの筋があり、長さもかなりあります。さすがに端から端までは身体が持たないので途中からではありますが商店街に近い駅から向かうことにしたのです。

あちこち気になる路地を歩き、三宮に出てきました。かなり疲れていましたが、少し折り返して方向を変え その後はレトロなビルが並ぶ「海岸通り」へ。
この辺りは最近若い人たちに人気の通りです。
雑貨店やカフェなどがレトロな古い雑居ビルに入っていて、独特の空間を作っています。
私も雑貨屋さんは好きなので、色々と見て回りました。小さなギャラリーもあったので見知らぬ作家さんの個展も立ち寄りました。

今回は南京町はパスして また元町に戻ってきました。
もう、日は暮れかけていたけれど、ようやく休憩をとることにしました。

ちょっと古めの喫茶店「サントス」。
以前から気になっていた商店街の中のお店です。
名古屋だったら おじさん達で賑わっていそうなお店に見えますが、覗いてみると意外にもひとりで来ている女性の姿が何人か見えたので、私も入ってみることにしました。

ホットケーキセットが美味しそうだったので、おやつの時間は過ぎていましたが注文することに。

思ったより厚めで大きなホットケーキが2枚重ね。バターがたっぷりのっています。コーヒーも大きめのカップになみなみ。

ふわふわのホットケーキを頬張りひとりにんまり顔です。
美味しい・・・。

私の後にも女性がひとりずつ続いて入店し、ホットケーキセットを注文していました。

カウンターでは陽気なマスターやウェイトレスが関西弁で盛り上がっています。奥では常連さんらしき年配の男性があんこののったフラッペをスプーンでつついていました。

神戸にはふらりとひとりで立ち寄れるレトロな喫茶店が多いのがとても嬉しいのです。




ホットケーキでお腹は膨れてしまいましたが、息子の水族館報告を楽しみにしつつ急ぎ足で実家に向かい またてくてく歩き出しました。














絵本原画展

2013-07-03 17:17:47 | おでかけ

名古屋市美術館に行ってきました。


「はじめての美術 絵本原画の世界」展
です。
福音館書店の月刊絵本「こどものとも」のシリーズで宮城県美術館に所蔵されているものの中から選びすぐりの原画が展示されています。
26作家43タイトル320点。

「こどものとも」といえば 私が幼稚園児だった頃、毎月楽しみにしていた月刊絵本です。
こどものともの初期でもある60年代や70年代に発行されたものの多くが傑作集としてハードタイプの表紙でロングセラーになっています。

当時の自分がリアルタイムで読んだものが、今でも書店に並ぶのは嬉しいものがあります。

こどものともの中から好きな絵本をひとつ上げろと言われてもたくさんあって迷いますが、今回の展示ではとても懐かしく思い入れのある作品がいくつかありました。
その中でも
「いちごばたけのちいさなおばあさん」


今も息子の手元にある絵本です。

絵本で見るのも素敵なお話と絵ですが、額に原画が入って観ると これまた素晴らしい。
古い作品ですが、とても色が美しかったのです。

文字のない原画。
配色や構図などを改めて見てみると、絵としても素晴らしいのです。

展覧会のタイトルが、はじめての美術…というのもうなずけます。
こどもが初めて出会う美術なのです。




是非とも会場に足を運んでみてください。ただ懐かしいだけではないですよ。


はじめての美術 絵本原画の世界
名古屋市美術館
7月21日(日)まで









ベビーゴルフ

2013-06-29 00:15:50 | おでかけ

先日 家族で緑地公園に行った。


まずはベビーゴルフ。

本当は息子にはキャッチボールとか、身体を使うアスレチック遊具でも、と思っていたのに・・・。
以前に夫と息子はふたりで来ていたので慣れた様子。

一方私はベビーゴルフは人生で2回目。
最初は勤め先の慰安旅行でだったような気もするけど、随分前でよく覚えていない。

ゴルフというと、私はお金がかかるスポーツというイメージしかなく、夫が会社関係の人とゴルフに行くと言ったその日には、不機嫌になり財布の紐を固く締めたくなる・・・。


ゴルフの事もベビーゴルフの事もよくわからないけど、とりあえずボールを狙って転がす。

やってみると意外に面白かったりする。

本格的なゴルフのように風向きなどはそんなに計算しなくていいけど、微妙な斜面やカーブのコースを気にしながら考えるのは楽しい。

上手くいってもまぐれだったりする。
本物の池じゃないけどボールが落ちてしまったり。

息子も上り坂で悪戦苦闘して何度も打っている。

大人350円、子ども150円。
コースはすべてまわっても1時間足らず。お財布にもやさしく、身体にも楽チンなゲーム?だ。
ゴルフとは全然違うけれど、手軽で楽しいなぁと思った。
ゴルフにはハマりたくないけどベビーゴルフならハマってもいいかな。

さすがにその後は運動不足を気にして、たくさん遊具のある広場に移動した。



どうやら息子は私に似て運動音痴かもしれない…
鍛え方は検討中だけど、とにかく体を動かさねば!と少々焦り気味の今日この頃である。











ふらり市政資料館

2013-06-22 19:36:04 | おでかけ

午後から急きょ名古屋へ行ってきました。

名古屋でどうしても観たい展覧会があり、家族も一緒でしたが息子の退屈は承知で行くことにしました。

6月は天候が不安定なのもあり、行き当たりばったりな外出が多くなってしまいます。

まずは北区のGallery Gさんへ。
週末だけ開かれているギャラリーで、初めて伺いました。

今回は、油絵の他にドローイング的な水彩や 岩絵の具を使用した抽象的な作品もあるグループ展でした。
日本画っぽくないけど日本画の絵の具を使われている…という作品に関心がありずっと気になっていたので観てみたかったのです。

絵でお腹いっぱいになった後、市政資料館が近いことを思い出し もう夕方になっていましたが寄ってみようということになりました。

こちらも初めて行くところで、施設館内は時間的にも無理だろうけど 外からどんな建物かだけでも見られたらいいなぁという感じでした。

市政資料館というとスケッチや写真を撮るのにいいとよく聞いていたのですがなかなか来られなかった場所です。

幸いすぐ近くにパーキングも見つけ、敷地内は公園として解放されているので散歩もできます。

地元の子どもたちが夕涼みに来ているところに早速息子もまじって遊び出しました。
私はせっせと建物をカメラにおさめました。
大正ロマン漂う建物は素晴らしいです。

公開時刻は過ぎていましたが、まだ館内は灯りがついていて、重厚感のある扉の硝子窓から私は中を覗き込んでいました。

すると、しばらくして中から守衛さんらしき人と職員の方が出て来て、
「時間過ぎていますけど、中央の広間ぐらいなら入ってくださっていいですよ。写真もどうぞ撮ってください。」
と言ってくださり、中に入れてもらえたのです。

急いで写真を撮らせて頂き、息子には大理石の柱のところにひとつだけある貝の化石の場所を教えてくださったりしました。

ステンドグラスも素敵です。


重要文化財なので、たくさんの人に観てもらいたいとのことでした。

職員の方はもう帰る用意をされていたのに建物の説明までしてくださり感謝…です。
ちょっと寄るつもりが またまたお腹いっぱいに。
でも今度来る時は隅々まで観させて頂きますね。

まだ明るい夕方の市政資料館、敷地内では猫ちゃん達にたくさん出会いました。

大正ロマンに猫…。



本当に素敵な場所でした。