うちに新しいキッチン用品が仲間入りしました。
モロッコで使われているタジン鍋です。
タジン鍋が話題になり始めたのは数年前。最近はふつうにホームセンターなどでも売られるようになり、種類も色々です。
今回私が購入したのは、エミール・アンリのタジンです。
色はちょっと渋めのフラムパープル。
茶色っぽいけど、正確には小豆色。
旧モデルの為、半額で買えました。
タジン鍋は具材の水分を利用して蒸し煮ができるのです。
実は我が家にはレンジがなくて、幾つかの蒸し器が既にあります。
ベジタブルスチーマーという名の小さい蒸し器に始まり 鍋料理用の土鍋は陶製セイロ付きを選び 蒸し料理も対応できるようにしたり、フライパンも金属セイロ付きに、そして王道の中華せいろもあります。
なのになぜ今になってタジン鍋なのか。
タジン鍋の火にかける下の部分は皿のようになっており、蒸し器と違って 落ちた水分をスープとして具と楽しめます。
これがなかなかよくて~。
美味しいのはもちろんですが、使ってみると皿のような鍋をそのままテーブルに出せて盛り付け直す必要がないし、セイロ部分がないので洗うのも楽ちん。目からウロコ!です。
実は、購入を考える時に 蓋がとんがっていて収納に困りそうなので躊躇していました。
でも、この際だから 常にコンロにのせて ヘビロテするのもよいかもな…。
それだけ気軽な鍋、火にかけられる食器という感覚です。
これ以上鍋を増やさないぞ…という今までの目標は見事に破られましたが、ちょっとえらそうにとんがって鎮座しているタジンなのでした。