今年もお茶摘みに行っていました。
毎年 五月半ばの10日程、近くのお茶農家さんではお茶摘みが行われます。
今年はやはりお茶の新芽の成長が例年より早く、連休明けから始まりました。
いつもお世話になっているお茶農家さんは抹茶を作られています。
この地域、矢作川近辺の抹茶は全国シェア30%、抹茶のみの生産地としては全国でも珍しい地域。
抹茶はてん茶というお茶の木を栽培していて、煎茶と違うのは寒冷紗で日光を遮り覆下栽培という方法で育てられています。
この時期になると顔を合わせるおばさま方はお茶摘みのベテランさん。
摘む速度の何倍も速いこと!
私はアルバイトや家事の合間に数時間しか参加していないのですが、早朝から日が暮れるまで毎日摘まれる体力には頭が下がります。
「若いうちは仕事の合間にちょっとでも、いずれ時間が出来たらたくさん摘んでね。皆んなそうだったんだよ。」
と70代のおばさま方は言います。
昔話や、今こうして元気にお茶摘みに来れることに感謝という話がお茶摘みの間にあちこちから聞こえてきます。
お茶の葉は意外に背が高いので埋もれてしまいます。
時折 近所の野良猫ちゃんがお茶畑の通路をニャーといいながら通り過ぎます。
自分が摘み始めた場所がどこかわからなくなるといけないので、今年からはS字フックを持参。
こうやって鞄を下げておけば目印にもなります。
お茶摘みの後は和菓子とラムネソーダをお土産にいただいて帰ります。
ほとんどは息子のお腹の中に入ってしまいますが…。