Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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後生畏る可し

2010-06-05 18:10:56 | しごと・キャリアのこと
今朝のNHKのニュースで、早稲田大学の男子チアリーディングチーム「SHOCKERS」が紹介されていました。



ハンパナイ「エガオダンシ」デシタ・・・

仲間を信頼できなければできない爆発的なパフォーマンスに、
「チームワーク」は死語ではなく未だ健在の社会なんだと安堵します。

しかも、チアリーディングチームを応援する人がいる・・・

彼らも、大学を卒業していつか社会人になります。

ちょっとやそっとのネガティブ要素など寄せ付けもしなさそうなその笑顔は
不機嫌な職場を必ずや変えてくれるものと期待します。

さて、

私は、研修では自分より年下から同年代の受講者の方と時間を過ごすことが多いのですが、
昨日の研修で確信しました。

年長者から見て、経験不足と思える若手であっても、これからの時代は、
間違いなく彼らが力をより一層の力を発揮して、失敗しながらも力強く仕事を進めて
成果を出す時代です。

横たわる年代ごとに異なる常識の違いは、目くじらを立てる代わりに、
お互いがお互いの常識を受け入れ合い、補い合うことで解決できるように思うのです。

熱心に知ろうとする、粘り強く考えようとする、吸収しようとする態度、柔軟に気づく力、
もっと学んでみたいという意欲に溢れ、理想をまだ諦めきれない、
そんな若手はもっと活躍すべしですよ。

私は92年の入社なので、バブル末期から崩壊の時期に社会に出ました。

その後、就職氷河期を乗り越えキャリアを形成していくために、
高校・大学はキャリア教育に力を入れ、少子化社会で大学も生き残りのために、
就職支援に知恵を絞っているところも多いかと思います。

仕事について考える機会は、私たちの世代より間違いなくある。

そんな中で、仕事理解、自己理解などを通じて、真剣に働くことに向かい合っても、
100社応募して1社しか内定がもらえない。

経済状況が、1年ごとに就活に及ぼす影響も異なっていたり、親の世代のリストラを見ながら、
ただやみくもに頑張るだけではダメと知り、人や社会を簡単に信じない。

そんな中で、様々な解決策を見出し、自分なりの成果を得ようと、情報収集したり、
自分なりもモチベーション管理方法を、試行錯誤しながら、

経済成長が期待できない世の中で社会に出る彼らには、それなりの覚悟があるのではないかと、
私は思っています。

そんな覚悟のある若手から、私たちの年代はどう見えているのでしょうか?

自分の研修は、その覚悟に応えているのか?

この記事の内容は、前から書こうと準備していたのですが、後押ししたのは、
最近ハマっている論語・・・

子(し)曰(いわ)く、後生(こうせい)畏(おそ)る可(べ)し。焉(いずく)んぞ来者(らいしゃ)の今(いま)に如(し)かざるを知(し)らんや。四十(しじゅう)五十(ごじゅう)にして聞(き)こゆること無(な)くんば、斯(こ)れ亦(また)畏(おそ)るるに足(た)らざるのみ。

意味をすごくコンパクトにまとめるなら、

後の世代を、侮ってはならない。いつか自分たち以上になる可能性があるが、
40・50になっても評判が聞かれないようなら見込みがない。

うっつ、40代になった自分には厳しい一節でもありますが・・・(汗)

多分、読む方によって、別の解釈ができるかと思います。
論語は読む時期によっても解釈が変わる、というのがわかります。

研修を受講する相手の立場を整理してみた帰りの特急電車でした。

プチっとお願いします。

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