嗅覚を取り戻したタックは、ボンパンの実演会に参加する。
チュンベ側の実演者は、マジュン。
ふたりは審査員の前でボンパンを再現する。
結果は、タック4票、マジュン3票。
事前の買収にもかかわらず、タックが勝った。
一度は買収に応じた審査員の心をタックのパンが動かしたのだ。
パルボンを憎んでいたかつての友人チュンベも、
タックのボンパンを食べ、自らの過ちを悟る。
勝負に負け、実家に戻ったマジュン。
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謎の男に教わったレシピでパンを作ったマジュン。
イーストとでんぷんを使ったパンは、
パルボンのかつての仲間チュンベのパンだった。
勝負にこだわり、課題の意味を理解できなかったマジュン。
厳しく叱責されたマジュンは、
もう一度チャンスをもらえるよう頼み込むが、
その心根を叱ったパルボンは、更に2年の忍耐を要求する。
パルボンに復讐する、という男の甘言にのり、
マジュンはベーカリーに放火し、醗酵日誌を . . . 本文を読む
事故の後、ミスンに助けられたイルチュンは、
母の死に妻インスクとハン室長がかかわっていると告げられる。
疑惑を抱いて帰宅するイルチュン。
タックの熱は下がったが、嗅覚と味覚が無くなってしまった。
病院で薬物中毒と診断されるが、信じられないタック。
製パン室に現れたマジュンは、それが自らの謀略だったと
宣言し、タックに引導を渡そうとする。
物陰で聞いていたミスンは、自分がタックの舌になると、
タッ . . . 本文を読む
タックの母、ミスンと電話で話をしたイルチュンは
夜半にひとり車を運転し、彼女に会いに出かけるが、
途中、ハン室長の工作により、事故を起こす。
後を付けていたドクターユンに助けられ、
ミスンのもとに保護されるイルチュン。
ユギョンは、復讐のためにマジュンと結託。
心はタックに残したまま、ク家との対決を開始する。
家族の食事の席に、タックとユギョンを招くマジュン。
宣戦布告に怒りが治まらないインスク . . . 本文を読む
第2の課題に挑む3人。
パルボン先生の指示で、タックとマジュンには
「醗酵」というヒントが与えられる。
醗酵種を探し、試行錯誤するタック。
マジュンは会社の研究室を利用し、種を探していた。
父にとがめられ、実力で試験に挑むよう言われるマジュン。
悩む中、先生の醗酵日誌を見てしまい、醗酵種は酒種だと知る。
しかし先生はとがめない。
「タックの嗅覚を持ってすればもしやと思うが、
種がわかっても残りの . . . 本文を読む
2年ぶりにユギョンと会って、うかれるタック。
インスクに侮辱され、傷ついたユギョンの心も癒される。
第2試験の課題は「世界一面白いパン」
パン作りに欠かせないと思う材料を使わずに、パンを作ること。
ミスンは小麦粉、タックとマジュンはイーストを除いた材料で
パンを作らなくてはならない。
タックが、パルボンBで出会った青年だと
思い至ったイルチュン。
それを隠していたマジュンに静かな怒りを向ける。 . . . 本文を読む
マジュンに会うために出かけたパルボンBで、
インスクはタックと出会ってしまう。
偽名を名乗って素性を隠していたことが
タックにばれてしまったマジュン。
動揺しながらも、マジュンはタックをののしってしまう。
戸惑うタックはユギョンに会いに行くが、元の下宿にはいない。
なぜ自分を待っていてくれると信じたのか……。
試験の日がせまっても心ここにあらずのタック。
そこへ、市場で知り合った少年と母親が訪ね . . . 本文を読む
コソン食品に乗り込んだタック。
通帳を付き返し、ハン室長を牽制する。
「最後には俺が勝つとわかっている」
マジュンはユギョンと話をしていた。
試験のこと、タックが疑われている妨害工作。
タックの身を案じ、タックの潔白を信じるユギョン。
怒りの中、マジュンはユギョンに命令する。
「二度と僕に黙っていなくなるな」
ジェボクを許し、みんなには黙ったまま、
タックは小麦粉を買った。
製パン室には7日間 . . . 本文を読む
偶然に製パン室で父と出会ったタックは、
名乗ることなく別れた。
なにものでもない自分を恥じ、
いつか成功して立派になったら会いに行く、と。
ろくにパンを焼くことも出来ないタックだが、
「自分を信じてみなさい」という先生の言葉を
思い、試験を受けることを決意する。
第一の試験は「この世でもっとも腹を満たすパン」
時間も材料費も制限される中、
ひとり、答えを見出せないタック。
そんな中、またもや事 . . . 本文を読む
オーブン爆破事件の犯人は不明のまま。
大将もタックの指導を始め、タックの修行は続く。
練りの練習、卵をまわして成形の練習、
2年の月日はまたたく間にすぎた。
しかし、タックには問題が。
事故の恐怖が忘れられず、オーブンを開けることが出来ない。
このままでは試験はおろか、パン職人として生きることも不可能だ。
マジュンは、幻のパン「ボンパン」のレシピを欲していた。
パルボン先生がかつて作っていたと . . . 本文を読む