人間、不思議なもんで、
失恋した時には中島みゆきが聴きたくなり(古いか。今の失恋ソングの定番ってなんなの?)
ヒドイ二日酔いの朝には、迎え酒をひっかけたくなるものです。
最悪の気分でどんより落ち込んでいる時には、
韓ドラのぬるさがたまらなく遠い存在。
どんどん堕ちてゆく主人公を観たくなり、ブレイキング・バッドのシーズン2視聴完了しました。
ホワイト先生ー!
シーズン2も相変わらずのハイテンション。
ホワイト先生のこわれっぷり、
ハンクのびびりっぷり、
ジェシーのラブラブっぷり、
スカイラーの身勝手ぶりと、前シーズンにもまして強力なラインナップです。
なんですか、トゥコのこと、忘れてしまいそう……。
今なら言えるね、あいつは愛すべき男だった、と。
さて、ネタバレ全開で感想を書き留めておきますので、ヨロシク。
最悪な奴らを見て、自分はまだマシって思える人はしあわせです。
相変わらずダウナーな気分のままで書いちゃうんで、筆がすべったらごめんね。
麻薬捜査官ハンク・THE・マッチョ。
こいつ、登場した頃からなんつーか典型的なおやじっぷりでひいていたんですが、
ここへ来て意外な線の細さを大公開。
自分が射殺した犯罪者の歯形クリスタル文鎮なんていらねーよな、実際。
仲間たちの趣味ワルっ。
おやまの大将的男でしたが、新天地へ配属になって、しっかりよそ者下っ端扱い。
あの界隈でスペイン語しゃべれねー捜査官なんかいらんわな。
ところが、そのビビりっぷりとカラ元気っぷりが自分の命を守るんですな。
村一番の臆病者は死ぬまで長生きするってセオリー。
いやしかしビビるっしょ。
カメに○○乗ってたら。←自主規制中
ホワイト先生がさー、
「もし私なら荒野に連れてって裸にして蟻塚の側に首だけ出して埋める」とか言ってたことがあって、
もろにその状況だと思ってたら違うんだもんなー。
伏線貼られてます?かーらーの、大爆発。
視聴者の思考をミスリードする仕掛けがそこかしこにあり、
より劇的な瞬間にすっごく驚いちゃうって、まさにプロデューサーの思うつぼですよ。
職場いじめっぽい扱いを受けて、
人も殺しちゃってて、
血なまぐさい現場にショック受けてヘロヘロのハンクでしたが、
最後の方には復活してましたね。
だっさい親父っぷりが。
タフガイ気取んないと生き抜いていけない厳しい職場なんでしょうな。
アメリカの父親が、「息子にはアメフト部のヒーローになって欲しい」と望むように、
息子の方も、「親父はいつもタフで理解のある大人であってほしい」と望むんでしょう。
ジュニアの「パパ大好き!」が感じ取れないホワイト先生って、まったく卑屈ですね。
ウォルター・ホワイト。
またの名をハイゼンベルグ。
この主人公のおっさんの歪みっぷりが顕著になったシーズン2。
信頼していた親友に研究成果を奪われ、女もかっさらわれ、かわいそう~と思っていたのですが、
「これってあんたの被害妄想なんじゃないの?マジで」と思うようになりました。
「ほどこしなんて受けたくない!」「同情されるなんてまっぴら!」
「だって俺ってホントはスゲーんだし!」
みたいな、おっそろしいほどのプライドの高さ。
そもそもあんた教師にむいてないよ!
ピンクマンくんと一緒にいても、ちーとも教え導いてあげないし、
生徒の良さを生かしてやりたいとか思ったりしないでしょ!
もうちょっとどうにかしてやろうとは思わんのか?
教え諭すとかないのか?
ああ、そもそも化学スキル高い研究者だったけど、
糊口をしのぐために教師になったんだろうからね、仕方ないのかもね。
と軽蔑したのもつかの間、実はピンクマンくんを「甥っ子」と称し、
「家族だからあきらめない」って言ったり、
ジャンキー娘に「あいつをオーバードーズで死なせたくない」ってすごんだり、
意外なところで相棒への愛情を醸し出してきました。
なーんだ、先生ってば愛情表現が素直にできない人なのね~。
と評価上げ気味になってきた次の瞬間に、ジャンキー娘を見殺し。
泣くな!
あんたが動かさなきゃ生きてたでしょうよ。
ゴブゴブ言い出した時にひっくり返せば死なずにすんだろ。
ピンクマンくんを思い、自己保身を思うあまりの見殺し。
人でなし野郎!
もうつい先日生まれたばかりのホーリーちゃんをかわいがる先生と、
ジャンキーで基本ワルな女の子とはいえ、
もちろん誰かの娘に違いない彼女を見殺し。←大事なことだから3回も言いましたよ。
そのあたりの対比というか、わかりやすい描写も悪くなかったですけどね。
ジャンキー娘のこと、ピンクマンくんと同様、とっても好きになっていたので、
とてもとても残念でした。
死に方もすっごく残酷でね……。
でも、あそこでヘロを捨てられないんだから、
あのままだったら遅かれ早かれ大金を使い果たし、冒頭に出てきたような
ろくでもない夫婦になっていくことは目に見えています。
てか、いずれ似たような死を迎えたんじゃ……。
彼女を愛するピンクマンくんの純情っぷりがとってもかわいくて、
まったくこの子ったら、実はお育ちがいいんだから……とため息をつかずにはおれません。
「絵を描いてた」も本当だったのねぇ。
「先生は相棒だから、こんな風にするのはよくない」って、悪くはなりきれないのねぇ。
彼のお友だちもなんかかわいいというか、抜け作っぷりが小悪党ですもんね。
バッジャーくん、好きだったよ。
生きるか死ぬかの荒野の4日間を超えて、
あらためて強固になったふたりの共生関係。
師匠とその弟子は、どこへ向かうのでしょうか?
破滅?
でしょうなー。
奥さんのスタイラーは、最初っから気に入らなかったけど、ますます気に入らん。
ホワイト先生、死ぬ自由もなく、苦しい化学療法に七転八倒し、
あげく手術がうまくいったら捨てられるはめに。
確かに嘘ばっかついて気に入らんでしょうが、
あんたの夫は死を覚悟して生きなきゃならない人だったんだよ?
あんた、逆の立場だったらそんなに高潔に自己犠牲的に家族のために苦痛に耐えられるの?
モンローに似てるかどうか知らんが、
いっつもおっぱいの谷間が見える洋服センスがダサい!ダサすぎる!
キー!
しかし職業上の守秘義務ってすげぇですね。
精神科医しかり、牧師さんしかり、弁護士しかり。
わたしも困ったらソウルに電話しよっと。
ますますヤサグレ度が上がっていくこのドラマ。
ぬいぐるみの目玉が排水溝に吸い込まれる画がよかったですねー。
むいたブドウを食べるとき、めだまっぽいなぁと思って食べるといいよね?何が?
なんつってわたしも微妙にやさぐれつつ、第3シーズンへ続く。
だけどちょっと食傷気味。
胃もたれ~。
失恋した時には中島みゆきが聴きたくなり(古いか。今の失恋ソングの定番ってなんなの?)
ヒドイ二日酔いの朝には、迎え酒をひっかけたくなるものです。
最悪の気分でどんより落ち込んでいる時には、
韓ドラのぬるさがたまらなく遠い存在。
どんどん堕ちてゆく主人公を観たくなり、ブレイキング・バッドのシーズン2視聴完了しました。
ホワイト先生ー!
シーズン2も相変わらずのハイテンション。
ホワイト先生のこわれっぷり、
ハンクのびびりっぷり、
ジェシーのラブラブっぷり、
スカイラーの身勝手ぶりと、前シーズンにもまして強力なラインナップです。
なんですか、トゥコのこと、忘れてしまいそう……。
今なら言えるね、あいつは愛すべき男だった、と。
さて、ネタバレ全開で感想を書き留めておきますので、ヨロシク。
最悪な奴らを見て、自分はまだマシって思える人はしあわせです。
相変わらずダウナーな気分のままで書いちゃうんで、筆がすべったらごめんね。
麻薬捜査官ハンク・THE・マッチョ。
こいつ、登場した頃からなんつーか典型的なおやじっぷりでひいていたんですが、
ここへ来て意外な線の細さを大公開。
自分が射殺した犯罪者の歯形クリスタル文鎮なんていらねーよな、実際。
仲間たちの趣味ワルっ。
おやまの大将的男でしたが、新天地へ配属になって、しっかりよそ者下っ端扱い。
あの界隈でスペイン語しゃべれねー捜査官なんかいらんわな。
ところが、そのビビりっぷりとカラ元気っぷりが自分の命を守るんですな。
村一番の臆病者は死ぬまで長生きするってセオリー。
いやしかしビビるっしょ。
カメに○○乗ってたら。←自主規制中
ホワイト先生がさー、
「もし私なら荒野に連れてって裸にして蟻塚の側に首だけ出して埋める」とか言ってたことがあって、
もろにその状況だと思ってたら違うんだもんなー。
伏線貼られてます?かーらーの、大爆発。
視聴者の思考をミスリードする仕掛けがそこかしこにあり、
より劇的な瞬間にすっごく驚いちゃうって、まさにプロデューサーの思うつぼですよ。
職場いじめっぽい扱いを受けて、
人も殺しちゃってて、
血なまぐさい現場にショック受けてヘロヘロのハンクでしたが、
最後の方には復活してましたね。
だっさい親父っぷりが。
タフガイ気取んないと生き抜いていけない厳しい職場なんでしょうな。
アメリカの父親が、「息子にはアメフト部のヒーローになって欲しい」と望むように、
息子の方も、「親父はいつもタフで理解のある大人であってほしい」と望むんでしょう。
ジュニアの「パパ大好き!」が感じ取れないホワイト先生って、まったく卑屈ですね。
ウォルター・ホワイト。
またの名をハイゼンベルグ。
この主人公のおっさんの歪みっぷりが顕著になったシーズン2。
信頼していた親友に研究成果を奪われ、女もかっさらわれ、かわいそう~と思っていたのですが、
「これってあんたの被害妄想なんじゃないの?マジで」と思うようになりました。
「ほどこしなんて受けたくない!」「同情されるなんてまっぴら!」
「だって俺ってホントはスゲーんだし!」
みたいな、おっそろしいほどのプライドの高さ。
そもそもあんた教師にむいてないよ!
ピンクマンくんと一緒にいても、ちーとも教え導いてあげないし、
生徒の良さを生かしてやりたいとか思ったりしないでしょ!
もうちょっとどうにかしてやろうとは思わんのか?
教え諭すとかないのか?
ああ、そもそも化学スキル高い研究者だったけど、
糊口をしのぐために教師になったんだろうからね、仕方ないのかもね。
と軽蔑したのもつかの間、実はピンクマンくんを「甥っ子」と称し、
「家族だからあきらめない」って言ったり、
ジャンキー娘に「あいつをオーバードーズで死なせたくない」ってすごんだり、
意外なところで相棒への愛情を醸し出してきました。
なーんだ、先生ってば愛情表現が素直にできない人なのね~。
と評価上げ気味になってきた次の瞬間に、ジャンキー娘を見殺し。
泣くな!
あんたが動かさなきゃ生きてたでしょうよ。
ゴブゴブ言い出した時にひっくり返せば死なずにすんだろ。
ピンクマンくんを思い、自己保身を思うあまりの見殺し。
人でなし野郎!
もうつい先日生まれたばかりのホーリーちゃんをかわいがる先生と、
ジャンキーで基本ワルな女の子とはいえ、
もちろん誰かの娘に違いない彼女を見殺し。←大事なことだから3回も言いましたよ。
そのあたりの対比というか、わかりやすい描写も悪くなかったですけどね。
ジャンキー娘のこと、ピンクマンくんと同様、とっても好きになっていたので、
とてもとても残念でした。
死に方もすっごく残酷でね……。
でも、あそこでヘロを捨てられないんだから、
あのままだったら遅かれ早かれ大金を使い果たし、冒頭に出てきたような
ろくでもない夫婦になっていくことは目に見えています。
てか、いずれ似たような死を迎えたんじゃ……。
彼女を愛するピンクマンくんの純情っぷりがとってもかわいくて、
まったくこの子ったら、実はお育ちがいいんだから……とため息をつかずにはおれません。
「絵を描いてた」も本当だったのねぇ。
「先生は相棒だから、こんな風にするのはよくない」って、悪くはなりきれないのねぇ。
彼のお友だちもなんかかわいいというか、抜け作っぷりが小悪党ですもんね。
バッジャーくん、好きだったよ。
生きるか死ぬかの荒野の4日間を超えて、
あらためて強固になったふたりの共生関係。
師匠とその弟子は、どこへ向かうのでしょうか?
破滅?
でしょうなー。
奥さんのスタイラーは、最初っから気に入らなかったけど、ますます気に入らん。
ホワイト先生、死ぬ自由もなく、苦しい化学療法に七転八倒し、
あげく手術がうまくいったら捨てられるはめに。
確かに嘘ばっかついて気に入らんでしょうが、
あんたの夫は死を覚悟して生きなきゃならない人だったんだよ?
あんた、逆の立場だったらそんなに高潔に自己犠牲的に家族のために苦痛に耐えられるの?
モンローに似てるかどうか知らんが、
いっつもおっぱいの谷間が見える洋服センスがダサい!ダサすぎる!
キー!
しかし職業上の守秘義務ってすげぇですね。
精神科医しかり、牧師さんしかり、弁護士しかり。
わたしも困ったらソウルに電話しよっと。
ますますヤサグレ度が上がっていくこのドラマ。
ぬいぐるみの目玉が排水溝に吸い込まれる画がよかったですねー。
むいたブドウを食べるとき、めだまっぽいなぁと思って食べるといいよね?何が?
なんつってわたしも微妙にやさぐれつつ、第3シーズンへ続く。
だけどちょっと食傷気味。
胃もたれ~。
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