わたくし……今の今まで気付きませんでしたが、
ヒロインのナヨンさんって、「製パン王キム・タック」のユギョンか!
くるくるパーマの時はぜんぜんわかんなかったんだけど、
髪をストレートにしてから、あれ?って。
いやー、びっくりした。
タックの時はどうにもこうにも素直になれない彼女でしたが、
今回は素直に幸せになってほしいなぁ。
アッパ、ダディ、パパ。
ハソンに教え込んでいる3人を見て驚くナヨン。
「どういうこと?」
「じ、実は……」
ギョンテが本当のことを話してしまうかと思いきや、
「父親代わりになってやりたかったんだ、ごめんよ」
ギョンテもグァンヒも母子家庭で育ち、子どもの頃は寂しい思いをしたのだ。
ふたりの好意に、そうだったの……としんみりするナヨン。
ふー、あぶないあぶない。
ナヨン初めての給料日。
思いもかけないボーナスに喜んだナヨンは、ハソンへの贈り物を考えるが、
ベビーカーもチャイルドシートも何だってある。
「叔父さんたちのおかげね」
ナヨンは3人に、それぞれプレゼントを贈った。
ところがその日、彼女を送ってきたチョン代理に、
ギョンテとハソンを抱っこする姿を見られてしまったのだ。
ナヨンたちは気付いていないが、チョン代理は複雑な表情。
グァンヒは、ウェブのマンガが人気になり、新聞社からインタビューの依頼を受ける。
すべてナヨンのおかげだと、感謝するグァンヒ。
スヒョンは携帯を忘れてゴルフスクールに行っていた。
かかってきた電話に出たナヨンは、スヒョンの父がいる介護ホームに呼び出される。
認知症のスヒョン父は、ナヨンを嫁、ハソンを孫と勘違い。
伝言を見て大慌てでホームに飛んできたスヒョンが見たのは、
父の足を洗ってやるナヨンのかいがいしい姿だった。
さて仕事の方は順調に進み、会長にレポートを提出する準備が進んでいる。
しかしそこへ、チョン代理の兄から横やりが入った。
常務の俺に、先に見せろと念を押す兄に、何も言えないチョン代理。
「あんなの横暴だわ!」
ナヨンはいっそうはりきり、チョン代理と残業をして現場を見に行く。
ところが代理はその前によるところがあるといい、
彼女をホテルへ連れて行った。
その様子を偶然見てしまったスヒョンと、
代理とナヨンがふたりきりで働いているのを見たギョンテはイライラ。
しかもホテルに行くなんて!今から行こうぜ!
残業だと言ってたのにな……とグァンヒはつぶやくが、
ナヨンのプライバシーだと、ふたりを一喝する。
それでも12時をまわっても帰らないナヨンに、
おかしな妄想が渦巻くのだった。
今回ええはなしやな~って感じですね。
ギョンテには、黄色いシャツ、グァンヒには、彼が欲しかった模型、
スヒョンには車の中を掃除するクリーナー。
そしてハソンには、3人の携帯番号を書いた迷子札。
ナヨンの心遣いに嬉しくなる3人。
以前だったら、携帯電話書かれたら怒ってたかもしれないけど、
今はみんなハソンを溺愛してるから怒らない。
愛だな~。
4人で面倒見てるのがいいかもしれませんね。
自分がつらくなったら助けてくれる誰かがいるって、心強いし、
育児のイライラもずいぶん軽減されそう。
でも、迷子札ネックレスは危険ですよ!
子どものクビに、紐状のものはかけないでください。
思わぬところでひっかかる可能性があるからね。
力がかかるとすぐ外れる仕様のものなら問題ありません。
ナヨンはスヒョン父の勘違いを無理に訂正せず、
また時々ハソンを連れて会いに行くといってくれましたね。
韓国ドラマではよく、足を洗ってあげるシーンが出てきますね。
これは孝行というか、つくす気持ちの象徴的なシーンなんですね、きっと。
日本ではなんだろう?
肩をもむとか、足をもむとかかなー。
ナヨン、いい人じゃないか!
あの金持ちのお嬢さん(いまだに名前覚えてない)だったら
こんなことしてくれないぞ!
こういうのがけっこうきいていて、
スヒョンもナヨンに心惹かれている感じ何だよね。
お父さんのことはギョンテやグァンヒにも内緒なのかな。
グァンヒもほぼ、昼間の子育て担当してるから手慣れたもんでさ-。
ゲェするからちょっとずつね、なんて、お母さんみたい。
ナヨンとふたりで公園に行く姿は、どうみても夫婦そのもの。
はじめて自分を支えてくれた女性ってのがきいてるね。
彼は冷静でナヨンは独身だし、自由だって言うんだけど、
実はすっごく彼女のことが気になっているのよね~。
この抑えた感じの情熱がいいなぁ。
ギョンテは単純だから、彼女が大好きなのを隠せませんね。
ハソンがいない頃から、好意的だったもんね。
一緒にでかけたい、と思って待ち伏せしてるのがかわいい。
ハソン、ヨーグルト2個じゃわりにあわないぞ!
彼の鼻歌ききました?歌うまいんだわ、この人。
ちゃんと歌ってるのききたいな。すごくいい声だもん。
チョン代理、いつも潤んだような瞳がステキですけど、
このまま兄さんにいいようにあしらわれちゃうなら、残念。
男としてはまだいまひとつ魅力が伝わってきませんねー。
観察力は鋭いが、べらべらしゃべったり文句言ったりしないとこがいいけど。
あの3人がしゃべりすぎなんでしょうか?
妄想劇場に付き合わされて、恥ずかしいシーンを撮らなきゃいけなくて
お気の毒です……。
みんな自分のコンプレックスを投影した妄想だったわね。
屋上庭園のはなしは知ってたけど、
確かにホテルって、なんで行ったんだろうね?
しっかし、ナヨンって案外信用ないんだな。
一途にソンミンさんのこと、愛しているのにね。
いつまでたっても帰らないナヨンにしびれを切らして、
3人は電話をかけることにした。
電話に出たナヨンは息荒く、なんだかお取り込み中の様子。
実は夜中に屋上庭園の視察に来ていたのだが、扉の立て付けが悪く、
奮闘中だったのだ。
しかもナヨンとチョン代理は、ドアのせいで屋上に閉じ込められてしまった。
すっかり勘違いした3人は眠れぬ一夜を過ごす。
チョン代理は、ナヨンが結婚していること、子どもがいることを
知っていると告げる。
ナヨンも隠し通すことができずに事情を説明した。
チョン代理は、会長の愛人の子どもだった。
母は、大金を受け取り、彼を置いて去った。
二度と会わないことを約束して。
「君を尊敬するよ。どんなことがあっても、親が子どもを捨ててはダメだと思う。
何かあったら、頼って。ぼくらは友達だ」
ふたりは警備員に助けられ会社に戻るが、10時までにレポートを仕上げなくては。
ナヨンは家に電話するが、詳しく説明する時間もないまま切ってしまう。
あきらめた3人だったが、それぞれがどうしても我慢できなくて、
ナヨンに会いに車を飛ばしてしまう。
チョン代理とナヨンは、仕上がったレポートを持って会長に会うためホテルに向かう。
そして兄に牽制されながらも食い下がり、無事会長にレポートを手渡した。
嬉しくて、ナヨンの手を握って走り出してしまうチョン代理。
「おなかがすいただろ?何か食べに行こう!」
ところが、目の前には怒りに燃えた3人の男が。
ギョンテはいきなりチョン代理を殴ってしまう。
「何するの?!」
ナヨンの説明で誤解が解けた3人は仕方なくあやまるが、
どうにも納得がいかない。
内緒のハズが、チョン代理は何もかも事情を知っているようだし、
ハソンは抱かれてもぜんぜん泣かないし。
なんとなく悶々とする3人なのだ。
ナヨンはがんばったご褒美に、1週間の休暇をもらう。
グァンヒは一緒に家事をしながら、チョン代理の話題をふってみた。
「会長の息子だけど、それを利用せずに努力している姿がステキだと思うわ。
心に傷を負っているようでどこか寂しそうなの」
(俺がよく使う手だ。あいつプレーボーイだな……)
しかしナヨンは、チョン代理をただの上司だと言い切った。
そこへ帰ってきたスヒョンは、ナヨンを動物園に誘う。
俺も俺も!とグァンヒもギョンテも行くことになり、スヒョンはがっかり。
しかしギョンテは仕事を休めず、3人で出発。
もうすぐ動物園!というところで、会社からナヨンに電話が入った。
「会長がレポートを気に入ってね。プレゼンを頼まれたんだが……。
助けてもらえるかい?」
そう言われてはナヨンも断れない。
結局動物園は、スヒョンとグァンヒとハソンで楽しんだ。
ギョンテがいじいじと晩ご飯を食べていると、
酔っ払ったナヨンが帰ってきた。
「飲んでるの?」
「プレゼンがうまくいったお祝いにちょっとね」
ギョンテは、意を決してナヨンに問いかける。
「こないだ俺に言ったアレ、本気?」
「ああ、あなたと結婚する人は幸せねって?本気よ」
「じゃ、じゃあね、ナヨンさん、俺……」
そこへギョンテの母が突然やってきた。
酔っ払ったナヨンを部屋へ寝かせ、母と話をするギョンテ。
お母さんは、もう見合いはしないと言う息子の様子を心配して見に来たのだ。
まさかナヨンさんに惚れてるんじゃ……。
そうだと認める息子に驚く母。
「責任もあるし」
「あんたの子じゃないでしょうが」
「俺の子だったらいいの?実はハソンは俺の子かもしれないんだよ!」
嬉しくなったギョンテは、精子提供のことを母に話してしまう。
「……それって、どういうこと?」
2階から下りてきたナヨンが、話を聞いてしまった。
そのうえそこへ、動物園から2人が帰ってきた。
いっつもいっつも、韓国ドラマは説明が足りずに誤解が生じるんですよね~。
もう少しちゃんと話せばすぐ解決する話だと思うんだけど、
それだとドラマにならないのか。
そしていっつもいっつも携帯の充電がなくなり、置き忘れ……。
でもまあ、良くあると言えば良くあることだもんで。
そんなこんなで、とうとう精子提供バレちゃいそうですね。
そういえばもう12話だからね。
そろそろ新しい展開がないと、話が進まないんだなー。
いいタイミングだと思います!
どういう結論になるんでしょうね。
チョン代理にも事情はバレちゃったしね。
しかもチョン代理自身は、母に捨てられた子だった。
ちゃんと長子しかも男子がいるのに、なんで無理矢理引き取ってんですかね、会長。
苦労するのは目に見えているのに。
チョン代理、悲しそうでしたけど、お母さんも事情があったに違いないよ。
愛人の子として苦労するより、会長の子にしてもらった方がいいとか
思ったんじゃないかな-、お母さん。
恨んじゃダメだよ。
恨んでないかな、ただ寂しいだけかな。
ナヨンのこと、友達って言って、紳士ですわよね~。
きっと日陰者として遠慮しながら生きてきたのね。
だから兄に疎まれても、静かに笑うだけだったんだわ。
チョン代理の方がハンサムだしステキなのに~。
ちょっと気の弱そうなところは、愛人の子だったからなのね。
そんな彼が、一生懸命レポートを仕上げてくれたナヨンのために勇気を出しました!
「アボジ!」
いや~、お偉い人々が多々いるあの場面で、そう呼びかける彼の覚悟。
俺は会長の息子だぞ、という主張を、彼はしたわけですね~。
兄貴への宣戦布告ですね~。
しかも本気で兄貴の新規事業なんか興味ないし。
一皮むけた彼が、すっきりした!と笑って彼女の手を握る。
おなかすいたからご飯食べよう!と明るく笑う!
楽しそうでいいわ~。
殴られたっていい男はいい男。
傷の手当てをしてもらうさまも、絵になるのよね。
チョン代理、いいじゃないか!
ギョンテは単純だから、自分がナヨンと結婚してハソンを育てたいと思っている。
グァンヒは冷静だから、一歩ひいた場所でハソンとナヨンを見守っている。
スヒョンはへそまがりだから、自分がナヨンを気にしていることすら認めず、
お嬢様とデートにいそしんでいる。
うーん、チョン代理にすべてをたくせばいいんじゃないのー?
ギョンテオンマ、一般的な母親ってこうなのかなぁ。
子どもが所帯を持つまでは安心できないって、古い考え方だよね。
母ひとり子ひとりだから、余計心配なのかな。
ヒロインのナヨンさんって、「製パン王キム・タック」のユギョンか!
くるくるパーマの時はぜんぜんわかんなかったんだけど、
髪をストレートにしてから、あれ?って。
いやー、びっくりした。
タックの時はどうにもこうにも素直になれない彼女でしたが、
今回は素直に幸せになってほしいなぁ。
アッパ、ダディ、パパ。
ハソンに教え込んでいる3人を見て驚くナヨン。
「どういうこと?」
「じ、実は……」
ギョンテが本当のことを話してしまうかと思いきや、
「父親代わりになってやりたかったんだ、ごめんよ」
ギョンテもグァンヒも母子家庭で育ち、子どもの頃は寂しい思いをしたのだ。
ふたりの好意に、そうだったの……としんみりするナヨン。
ふー、あぶないあぶない。
ナヨン初めての給料日。
思いもかけないボーナスに喜んだナヨンは、ハソンへの贈り物を考えるが、
ベビーカーもチャイルドシートも何だってある。
「叔父さんたちのおかげね」
ナヨンは3人に、それぞれプレゼントを贈った。
ところがその日、彼女を送ってきたチョン代理に、
ギョンテとハソンを抱っこする姿を見られてしまったのだ。
ナヨンたちは気付いていないが、チョン代理は複雑な表情。
グァンヒは、ウェブのマンガが人気になり、新聞社からインタビューの依頼を受ける。
すべてナヨンのおかげだと、感謝するグァンヒ。
スヒョンは携帯を忘れてゴルフスクールに行っていた。
かかってきた電話に出たナヨンは、スヒョンの父がいる介護ホームに呼び出される。
認知症のスヒョン父は、ナヨンを嫁、ハソンを孫と勘違い。
伝言を見て大慌てでホームに飛んできたスヒョンが見たのは、
父の足を洗ってやるナヨンのかいがいしい姿だった。
さて仕事の方は順調に進み、会長にレポートを提出する準備が進んでいる。
しかしそこへ、チョン代理の兄から横やりが入った。
常務の俺に、先に見せろと念を押す兄に、何も言えないチョン代理。
「あんなの横暴だわ!」
ナヨンはいっそうはりきり、チョン代理と残業をして現場を見に行く。
ところが代理はその前によるところがあるといい、
彼女をホテルへ連れて行った。
その様子を偶然見てしまったスヒョンと、
代理とナヨンがふたりきりで働いているのを見たギョンテはイライラ。
しかもホテルに行くなんて!今から行こうぜ!
残業だと言ってたのにな……とグァンヒはつぶやくが、
ナヨンのプライバシーだと、ふたりを一喝する。
それでも12時をまわっても帰らないナヨンに、
おかしな妄想が渦巻くのだった。
今回ええはなしやな~って感じですね。
ギョンテには、黄色いシャツ、グァンヒには、彼が欲しかった模型、
スヒョンには車の中を掃除するクリーナー。
そしてハソンには、3人の携帯番号を書いた迷子札。
ナヨンの心遣いに嬉しくなる3人。
以前だったら、携帯電話書かれたら怒ってたかもしれないけど、
今はみんなハソンを溺愛してるから怒らない。
愛だな~。
4人で面倒見てるのがいいかもしれませんね。
自分がつらくなったら助けてくれる誰かがいるって、心強いし、
育児のイライラもずいぶん軽減されそう。
でも、迷子札ネックレスは危険ですよ!
子どものクビに、紐状のものはかけないでください。
思わぬところでひっかかる可能性があるからね。
力がかかるとすぐ外れる仕様のものなら問題ありません。
ナヨンはスヒョン父の勘違いを無理に訂正せず、
また時々ハソンを連れて会いに行くといってくれましたね。
韓国ドラマではよく、足を洗ってあげるシーンが出てきますね。
これは孝行というか、つくす気持ちの象徴的なシーンなんですね、きっと。
日本ではなんだろう?
肩をもむとか、足をもむとかかなー。
ナヨン、いい人じゃないか!
あの金持ちのお嬢さん(いまだに名前覚えてない)だったら
こんなことしてくれないぞ!
こういうのがけっこうきいていて、
スヒョンもナヨンに心惹かれている感じ何だよね。
お父さんのことはギョンテやグァンヒにも内緒なのかな。
グァンヒもほぼ、昼間の子育て担当してるから手慣れたもんでさ-。
ゲェするからちょっとずつね、なんて、お母さんみたい。
ナヨンとふたりで公園に行く姿は、どうみても夫婦そのもの。
はじめて自分を支えてくれた女性ってのがきいてるね。
彼は冷静でナヨンは独身だし、自由だって言うんだけど、
実はすっごく彼女のことが気になっているのよね~。
この抑えた感じの情熱がいいなぁ。
ギョンテは単純だから、彼女が大好きなのを隠せませんね。
ハソンがいない頃から、好意的だったもんね。
一緒にでかけたい、と思って待ち伏せしてるのがかわいい。
ハソン、ヨーグルト2個じゃわりにあわないぞ!
彼の鼻歌ききました?歌うまいんだわ、この人。
ちゃんと歌ってるのききたいな。すごくいい声だもん。
チョン代理、いつも潤んだような瞳がステキですけど、
このまま兄さんにいいようにあしらわれちゃうなら、残念。
男としてはまだいまひとつ魅力が伝わってきませんねー。
観察力は鋭いが、べらべらしゃべったり文句言ったりしないとこがいいけど。
あの3人がしゃべりすぎなんでしょうか?
妄想劇場に付き合わされて、恥ずかしいシーンを撮らなきゃいけなくて
お気の毒です……。
みんな自分のコンプレックスを投影した妄想だったわね。
屋上庭園のはなしは知ってたけど、
確かにホテルって、なんで行ったんだろうね?
しっかし、ナヨンって案外信用ないんだな。
一途にソンミンさんのこと、愛しているのにね。
いつまでたっても帰らないナヨンにしびれを切らして、
3人は電話をかけることにした。
電話に出たナヨンは息荒く、なんだかお取り込み中の様子。
実は夜中に屋上庭園の視察に来ていたのだが、扉の立て付けが悪く、
奮闘中だったのだ。
しかもナヨンとチョン代理は、ドアのせいで屋上に閉じ込められてしまった。
すっかり勘違いした3人は眠れぬ一夜を過ごす。
チョン代理は、ナヨンが結婚していること、子どもがいることを
知っていると告げる。
ナヨンも隠し通すことができずに事情を説明した。
チョン代理は、会長の愛人の子どもだった。
母は、大金を受け取り、彼を置いて去った。
二度と会わないことを約束して。
「君を尊敬するよ。どんなことがあっても、親が子どもを捨ててはダメだと思う。
何かあったら、頼って。ぼくらは友達だ」
ふたりは警備員に助けられ会社に戻るが、10時までにレポートを仕上げなくては。
ナヨンは家に電話するが、詳しく説明する時間もないまま切ってしまう。
あきらめた3人だったが、それぞれがどうしても我慢できなくて、
ナヨンに会いに車を飛ばしてしまう。
チョン代理とナヨンは、仕上がったレポートを持って会長に会うためホテルに向かう。
そして兄に牽制されながらも食い下がり、無事会長にレポートを手渡した。
嬉しくて、ナヨンの手を握って走り出してしまうチョン代理。
「おなかがすいただろ?何か食べに行こう!」
ところが、目の前には怒りに燃えた3人の男が。
ギョンテはいきなりチョン代理を殴ってしまう。
「何するの?!」
ナヨンの説明で誤解が解けた3人は仕方なくあやまるが、
どうにも納得がいかない。
内緒のハズが、チョン代理は何もかも事情を知っているようだし、
ハソンは抱かれてもぜんぜん泣かないし。
なんとなく悶々とする3人なのだ。
ナヨンはがんばったご褒美に、1週間の休暇をもらう。
グァンヒは一緒に家事をしながら、チョン代理の話題をふってみた。
「会長の息子だけど、それを利用せずに努力している姿がステキだと思うわ。
心に傷を負っているようでどこか寂しそうなの」
(俺がよく使う手だ。あいつプレーボーイだな……)
しかしナヨンは、チョン代理をただの上司だと言い切った。
そこへ帰ってきたスヒョンは、ナヨンを動物園に誘う。
俺も俺も!とグァンヒもギョンテも行くことになり、スヒョンはがっかり。
しかしギョンテは仕事を休めず、3人で出発。
もうすぐ動物園!というところで、会社からナヨンに電話が入った。
「会長がレポートを気に入ってね。プレゼンを頼まれたんだが……。
助けてもらえるかい?」
そう言われてはナヨンも断れない。
結局動物園は、スヒョンとグァンヒとハソンで楽しんだ。
ギョンテがいじいじと晩ご飯を食べていると、
酔っ払ったナヨンが帰ってきた。
「飲んでるの?」
「プレゼンがうまくいったお祝いにちょっとね」
ギョンテは、意を決してナヨンに問いかける。
「こないだ俺に言ったアレ、本気?」
「ああ、あなたと結婚する人は幸せねって?本気よ」
「じゃ、じゃあね、ナヨンさん、俺……」
そこへギョンテの母が突然やってきた。
酔っ払ったナヨンを部屋へ寝かせ、母と話をするギョンテ。
お母さんは、もう見合いはしないと言う息子の様子を心配して見に来たのだ。
まさかナヨンさんに惚れてるんじゃ……。
そうだと認める息子に驚く母。
「責任もあるし」
「あんたの子じゃないでしょうが」
「俺の子だったらいいの?実はハソンは俺の子かもしれないんだよ!」
嬉しくなったギョンテは、精子提供のことを母に話してしまう。
「……それって、どういうこと?」
2階から下りてきたナヨンが、話を聞いてしまった。
そのうえそこへ、動物園から2人が帰ってきた。
いっつもいっつも、韓国ドラマは説明が足りずに誤解が生じるんですよね~。
もう少しちゃんと話せばすぐ解決する話だと思うんだけど、
それだとドラマにならないのか。
そしていっつもいっつも携帯の充電がなくなり、置き忘れ……。
でもまあ、良くあると言えば良くあることだもんで。
そんなこんなで、とうとう精子提供バレちゃいそうですね。
そういえばもう12話だからね。
そろそろ新しい展開がないと、話が進まないんだなー。
いいタイミングだと思います!
どういう結論になるんでしょうね。
チョン代理にも事情はバレちゃったしね。
しかもチョン代理自身は、母に捨てられた子だった。
ちゃんと長子しかも男子がいるのに、なんで無理矢理引き取ってんですかね、会長。
苦労するのは目に見えているのに。
チョン代理、悲しそうでしたけど、お母さんも事情があったに違いないよ。
愛人の子として苦労するより、会長の子にしてもらった方がいいとか
思ったんじゃないかな-、お母さん。
恨んじゃダメだよ。
恨んでないかな、ただ寂しいだけかな。
ナヨンのこと、友達って言って、紳士ですわよね~。
きっと日陰者として遠慮しながら生きてきたのね。
だから兄に疎まれても、静かに笑うだけだったんだわ。
チョン代理の方がハンサムだしステキなのに~。
ちょっと気の弱そうなところは、愛人の子だったからなのね。
そんな彼が、一生懸命レポートを仕上げてくれたナヨンのために勇気を出しました!
「アボジ!」
いや~、お偉い人々が多々いるあの場面で、そう呼びかける彼の覚悟。
俺は会長の息子だぞ、という主張を、彼はしたわけですね~。
兄貴への宣戦布告ですね~。
しかも本気で兄貴の新規事業なんか興味ないし。
一皮むけた彼が、すっきりした!と笑って彼女の手を握る。
おなかすいたからご飯食べよう!と明るく笑う!
楽しそうでいいわ~。
殴られたっていい男はいい男。
傷の手当てをしてもらうさまも、絵になるのよね。
チョン代理、いいじゃないか!
ギョンテは単純だから、自分がナヨンと結婚してハソンを育てたいと思っている。
グァンヒは冷静だから、一歩ひいた場所でハソンとナヨンを見守っている。
スヒョンはへそまがりだから、自分がナヨンを気にしていることすら認めず、
お嬢様とデートにいそしんでいる。
うーん、チョン代理にすべてをたくせばいいんじゃないのー?
ギョンテオンマ、一般的な母親ってこうなのかなぁ。
子どもが所帯を持つまでは安心できないって、古い考え方だよね。
母ひとり子ひとりだから、余計心配なのかな。
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