だいありぃ。

くろねこのつれづれなるにちじょう。

「いいもの」との向き合い方

2024-12-18 06:54:41 | 日常。
昔に比べると、すっごく「いいもの」が変わってきているような気がする。

私がファッションに向き合い始めた20年くらい前って、わりとわかりやすく「安かろう」=「悪かろう」だったと思う。

たとえばニットも糸から縫製から違って、軽くてキメが細かくて暖かくて長持ちするのは百貨店ブランドだった。

だいたい、安物のニットはあからさまにアクリルのギシギシした糸で編んであって、着心地悪そうで、セールの更に1/3とかそれ以下の値段だから見には行くんだけど痒くなりそうだし重いし…と敬遠して。たまにティーンズブランドで(主にローゲージニット。目の粗さが目立たないから)すっごい好みのものを見つけるとラッキー!って感じで。

Tシャツやパンツにしても着てみて体を含めたラインが綺麗に出るのはやはり百貨店ブランドで、だから数は多くなかったしセールやアウトレットが多かったけどせっせと通った。

けど。

ながーいデフレを経て、なんだろうと思うけど、最近のプチプラブランドの服かなーりイイ。😅

まずラインがすごく綺麗だし、ニットもよくよく見比べたらわかる程度で一見してギシギシなんてほとんどない。

なんなら、百貨店ブランドだったら「ウールなのでクリーニングで」「家で洗えます(手洗いですけど)」とか言い出すところ、「うちのは化繊なのでネットに入れてマシンウォッシャブルです」と言ってくれて、感染症とか気になる昨今まじありがと!っていう。(笑)

いやそりゃー横に並べて比べたら違うかなー?と思うけど、なんか手入れも含めてわざわざコレを選ぶのは道楽だよなーと思う訳。

子供2人抱えて両親にほぼ頼らず夫婦二人で家庭回しててクソ忙しいのに、ニット毎回手洗いしたりクリーニングだしたりしてられるかいっ!っていう。

なんなら干すときもニット用のハンガーこそ使うけど普通に干しております。

エマールで別洗いするのも面倒くさくて、普段はどのブランドとか関係なくウール混カシミア混に手が伸びない。(やっぱあったかいし、風合いも良いので、友達と遊びに行くとかのここぞってときは使う)

服のラインの綺麗さってパターン立てたときに何枚組み合わせるかってことが大きな要因になるらしくて、前身頃と後ろ身頃の2枚だとどうしてもズドーンとなるんだって。いかに平面である布を身体に沿わせつつ綺麗に見せるかは、パタンナーさんの腕とコスト(パーツが増えるほどかかる)にかかってるらしくて、どちらもここ20年くらいですごく技術が進んだんだろうなーと思います。ホールガーメントニットなんて、一次元(糸)を二次元(布)経由しないで一発で3次元化(服)するわけだから、縫い目どうこうとかもあるけど一回確立しちゃえばパーツ作って縫い合わせる過程が飛ぶわけだからコストも相当下がるんだろうなと。技術料は知らんけど。

だからあえてプチプラ選んでるところもあったりね。

アクセサリーもわりと似てて、こっちはあんま詳しくないのもあると思うけど、チラチラ見えるイヤリングくらいならもうプチプラでよくね?!(イヤリング落とすし!)

ステンレスとかだとアレルギーも起こしづらいし。←プラチナでアレルギー起こした人。指輪つけれない…

さすがに面積大きいネックレスとかブローチとか、存在感あるブレスレットとかは多少お値段張るもののほうが見栄えがいいなーと思うこともあるけど、それでも数千円〜数万円で私全然満足だけども!😅

あの世界も有象無象というか

「百貨店では数十万円なのが卸で買えば同クオリティのものが1/10」

とか、

「いやいや地金+石ならそうだろうがデザインが云々」

とか、

「と思うじゃん?刻印だけの違いですよ作ってるの同じ工場だもん」

とか、もう何を信じたらいいのかわからん!(笑)

違いがわかるオトナになることあるのかなー😅💦💦
コメント
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