だいありぃ。

くろねこのつれづれなるにちじょう。

あけましておめでとうございます。

2015-01-04 14:29:06 | 旅行
今年もがんばって色々残していきますよー
ということで、つたないブログですが、今年もよろしくお願いします。

年末年始、、、っていうかね、今回は北ドイツ世界遺産めぐりーということで、ブレーメン・リューベック・ベルリンと行ってきたのですが、途中寒かったのか、帰ってから風邪ひいちゃってですね。

珍しく38.8℃まで熱を出してふーふー言ってまして、旦那の見送りも危ぶまれる事態に。いてくれて助かったというか、せっかくの渡独が最後は看病で終わってしまって申し訳なかったというか。
病院に行く覚悟もした(日本人の方に聞いたり)のですが、ワタクシ自慢ですが結構解熱鎮痛薬の取り扱いがうまく(笑)、今回もバファリン一発で病院行く前に平熱まで戻しました。葛根湯がだいぶ減ってしまいましたが、まぁ仕方ない。

あと、特にティッシュの日本の優秀さを実感しました!!
鼻がやられてしまって、真っ赤に→日本のローションティッシュはそんなときでも痛くない
オムツが話題になっていますが、是非他国で売ってください。買い手はきっとたくさんいると思う、、、どうなんだろう。西洋人は我々より頑丈だからなぁ。中国では絶対売れると思うが。

冬休み目いっぱいつかって旦那が遊びに来てくれていたので、一人になるとリズムがつかめません。風邪の後遺症もあり、、、しかしなぁ、そろそろ真面目にやらないとドイツ語が大変なことになっているよ。全然できないもん。。。


といいつつ、旅行まとめです。

まずはブレーメン。

ちなみに、音楽隊ですが、ブレーメンまで到着しなかった、というのが結末です(行く途中の泥棒さんちが気に入ってしまい、追いだして自分たちで住むようになったから)。
定番の銅像は写しそこねました、、、orz

クリスマスマーケットで共通の友人夫妻(奥様は初対面)と待ち合わせ(落ち合うのが大変だったさ!)して、飲み会からスタート。

↑これ、夜というか、夕方なんだけど(笑)。4時くらいに日が落ちてしまうので、5時前にはこんな感じ。

奥さんは飲めない方ということで、グリューワイン(っぽい違うやつ)とアルコール抜きのホットワインと煎りアーモンドでまずは乾杯→予約していたレストランに移動し、北ドイツ料理を堪能→部屋のみ。

→二日酔い

調子乗って飲みすぎました。すみません。。。

チェックアウトタイムぎりぎりまで休ませてもらい、なんとか回復。
↑なぜか時差ボケ(時差ない(国内なので当たり前)のに!)して前日全く寝れていなかったので、それもあるんだよね。

ちょっと観光。


ブレーメン、街並みがとても綺麗で小ぢんまりしたいい街でした。↑こんなんでしたので駆け足でしたが。


クリスマスの三日間(こちらでは、イブ=半休、25日と26日=祝日)はおうちでまったり。
気合入れて料理したりとか(フォンドボーと骨付きシチュー肉買ってきて、ルーを使わずにビーフシチューとか。超うまでした)黒豆持ってきてもらったので仕込んだりとか。
散歩に出ても、店がどっこも空いてないので、ほんと暇(笑)。
なんだかんだばたばたしているときが多いので、このまったりが貴重なのでした。

お店やらなんやらが開くのを見計らって、旅第2弾。

リューベック。


ここのクリスマス市はクリスマスが終わってもやってるというのはリサーチ済みだ!!(笑)
(↑ふつうはクリスマス前に終わっちゃうので、観光に来るときは気を付けましょう。。)


ホルステン門。

ここから内側が旧市街で、世界遺産に指定されています(詳細なエリアはしらんけどもー)。
石畳の道が続いていて、こちらもブレーメンに負けず美しい街並みです。

というか、リューベックがハンザ同盟のトップなんで、中世まで抜群の経済力を誇っていたんですけどね。その後、アウトバーンなどの陸上交通網が重視されるようになると、川に囲まれた(・・・お濠じゃないと思うんだけど)旧市街には大きな車などを通すことができず、中世の街並みがそのまま残りましたとさ、と、市役所ツアーのおじさんは言っていた(と思う)。

その、旧市街を囲む川もライトアップちゅう。


ここのクリスマスマーケット(写真は似たような感じなので省略)では、旦那がMutze(n)にチャレンジ。←残念ながら、ブレーメンで分かったことだが、旦那はグリューワインが苦手だった薬臭くて駄目だそうです。来年来た時はココアだな。

Mutzenは、北ドイツのクリスマスマーケットで売っているお菓子で、うーんなんていうんだろう、サイコロ大の揚げパンに粉砂糖をこれでもか!とかけたようなもの。

素朴な味で美味しいです。ダイエット中には恐ろしい物体ですが、、、


夜のうちに見つけておいたニーダーエッガー本店。

北ドイツの定番お菓子のお土産ってマジパン(マルツィパン、マツィパン)なのですが、、、私はこれを単品で食べる文化はこちらに来て初めて知りました。日本でも売ってはいるんですが、お菓子というより製菓「材料」ですね。アーモンドの粉を砂糖とかで固めたやつで、いろんな形が作れるのですが、、
そのマジパンの大定番、どこの街に行ってもデパートやお菓子屋でこれを扱っているぜ!というのがこちらのニーダーエッガーです。日本で言うならなんだろう、羊羹のとらやとかそんな感じ。

本店ではマジパン以外のケーキも扱っていて、美味しいと評判だったので翌日お昼を控えめにしてお茶に入ってみた。


奥はチョコケーキ、手前はフルーツヨーグルトケーキ。

なによー、普通のケーキも美味いじゃないの!!
ドイツ人にだってふあふあのスポンジだって作れるんじゃないのー
↑普通のケーキ屋さんだと、バタークリームにかちかちのスポンジ(だってバウムクーヘンのお国だぜ!)

いやー、こういう感じの美味しいケーキは、こちらにきて初めて食べました。パン屋さんのどーんとしたフルーツケーキも美味しいけどね。菓子パン扱いで食べてるけども。

そのあと、市庁舎で見学ツアーに参加(むろんドイツ語、、、自分のレベルの低下を実感)し、ちょっと離れた教会の塔から旧市街を見下ろし。


いいお天気で良かった!


そのままベルリンへ。

ベルリンはねー
皆さん、「必ず押さえておいたほうがいい」というし、こちらの若い子に聞くと「ベルリンはすごく素敵!何もかもが!!」というんだけど、「何がいいの?」と聞くと「・・・何がいいってわけじゃないのだけど」と口ごもるわけですよ(笑)

若い子の「素敵」って、、あれじゃねーのか、「おら東京さ行くだ」的都会への憧れじゃないのか?と思っていたわけで、結論から言うとまさにそういう感想でした。
ドイツ連邦の首都であり、政治経済の中心的地位を占める大都会!ってことですが、連邦っていうだけあって各州の権限が政治的にも経済的にもすごく強いし、ベルリン市内の人口は約340万。東京が23区で900万ちょい(昼間人口はもちろんもっと多い)ですから、正直「都会」という意味では東京のほうが規模が大きいわけで、あんま感動するとこは無かったんだよなー。

先の大戦でさんざんやられてますからね。
主に見るところって、東西分断の爪痕がメインになって、確かに向かい合わねばならない課題ではあるんだけども、全体的に暗い気分になっちゃって。
風邪ひいたのもこの辺で何か貰ってきちゃった(@結構敏感)んじゃないかと思ったりね。


で、到着は夜で、かつ結構お疲れ&食欲はあんまり無く、スーパーのサラダとケバブで簡単に晩御飯。

翌日起きたら、、、雪!!


まずは博物館島へ。


写真とは違うんだけど、ガイドブックおすすめのペルガモン博物館へ。
・・・うーん。
駄目だ、月初めにルーブルに行った人が来ちゃ(笑)

さっさと終わらせて、ベルリン大聖堂へ。

ありゃ逆光、、

ここは結構よかった。屋上のドームのとこまで行ったんだけど、それはいまいちだったかなー

慣れない雪道に疲弊しながら、ハッケシャーホーフ(古い建物を利用したショッピングモール)へ。
ここで屋内に入れるぞー、買い物行くぞー!と思ったら、アパート?が連結した作りになっていて、どこにお店があるのかもはっきり分からず(いや、路面店はたくさんあるんだけど、、、なんかセンスが合わない、、、)

しょうがないので&疲労困憊でその辺で適当にお昼を済ませ、少し体力を回復させてからアレクサンダー広場へ。
世界時計やらテレビ塔が見れるぞー!ということで、楽しみにしていったんだけど、、、

テレビ塔は上ろうかと思ったら長蛇の列で諦め、世界時計は、、、通常時なら良かったのかもしれないけど、広場でクリスマスマーケットやっていて、なんか端っこの方で「ワタクシ場違いじゃないんでしょうか?」って感じで佇んでいて拍子抜け(笑)

拍子が抜けたまんま、電車に乗ってカイザー・ヴィルヘルム教会へ。


戦争の爆撃で塔がふっとんでいるのを、そのまま残してあります。昔の教会の模型とか中にあったのだけど、今の倍か、3倍くらいあったみたい。「今日、爆撃を受けた。教会は塔の大半を失ったほか、多くの被害を受けた。」とか淡々と書いてある教会日誌がそのまま残っていたり。

しばらくそのあたりで休んで、、、

カフェでお茶しようとしたんですが、席に座って何分待っても注文取りに来ないので(声はかけるのだけど「ちょっと待って」ばかりで取りに来ない)諦めて商業施設のベンチでぼーっと。
アジア人差別なのか、疲れているのを見越して舐められたのか、都会ってこういうところあるよねぇ、と思いつつ、、、
怒れば注文取りにもくるだろうけど、もう面倒で。いいよね、もう。と。

日が落ちてから、ブランデンブルク門へ。


でかいし、かっこいい!
来て良かった!!これ欲しい!!!←違う違う

そして、近くの連邦議会議事堂


連邦議会(Bundestag)は、日本の衆議院に当たる議会です。だから国会議事堂じゃないんだなー
ただ、参議院にあたるBundesratは、Rat(助言、意見)というだけあって、日本の参議院とは全く別物。国民からの選挙ではなく、各州の代表者が構成員となり、第二院としてBundestagから送られてきた法案についてYesかNoかを決定する機関です。だから、日本的な意味での(国民から直接投票で選ばれた)国会議員というのはBundestagにしかいません。

(↑とかっていうのをドイツ語で書ければきっと試験に通ると思う、、、orz)

写真でははっきり見えませんが、屋上部分にはガラスドームがあり、セキュリティチェックを受ければ誰でも入ることができます。議場の(=議員の)頭上を一般客がうろちょろできるという、民主制の象徴的なシステムになっています。
・・・はい、できるのですが、予約しないといけないのを知らなくて、予約しようとしたときにはすでにいっぱいで受付できず。でも外から見れただけですごかった!かっこいい!と思いました。

この日さくさく進んでしまった(あまり感動が無かったとも言う)ため、翌日は、テロのトポグラフィー(≒ナチス資料館)とチェックポイントチャーリーへ。

テロのトポグラフィーは、、、なんかねぇ、悲惨すぎて。にっこり写真撮る気にもむろんならなかったし。だんだん気持ちが沈んでしまって、早く出よう、と。
残すことはすごく大切だし、反省もすごく大事だと思うけども。多感な時期にアンネの日記やらなんやらでかなり知識は蓄えたし、たくさん写真やら見たのだけど。
あれは、若いエネルギーがあったから受け止められたんかな、と今となっては思うわな。知ってるからこそもう改めては受け止めたくない、と思ってしまうのよね。知らないことは罪だと思うけど、いつも見続けてないといけないとも思わない。歴史ってそういうものでしょう。大人ができることは、映像を見てショックを受けることではなく、それを知ったうえでどうやって社会的に今後歴史が繰り返すことを防いでいくのか、ってことじゃないのかしら。壁の前でにっこりポーズ取ってたひとがたくさんいたけど、そういうのこそどうかと思うけどね。


こちらはチェックポイントチャーリー。
唯一西と東を繋いでいたということで、当時のまま残してあります。
米軍の制服をきた職員さんと記念撮影ができるよ☆
・・・って、そうじゃないんじゃねーか。(上記コメントの繰り返しになるので省略)


その後、カーデーヴェーという最新気鋭(らしい)のデパートに行って
「・・・新宿伊勢丹やらとあんま店変わらないね。」
とつぶやき、
こればかりはベルリンが都会でラッキーだったけど、アジアショップに行ってお雑煮に必須のレンコンとごぼうを買い(ごぼうはともかく、レンコンはうちの近くでは売ってない)、電車で帰宅。

→大晦日に年越しそば、元旦にお雑煮→あれ、熱が、、→昼過ぎには38℃台を記録

っていう年末年始でした。


一気にまとめたらえらく長くなっちゃった。更新2時間かかってる!!びっくり!!
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