ステップワゴンのタイヤ交換の際にあまり情報のなかったオートバックス専売タイヤの「マックスランエバーロード」に替えて5,000kmを越えたのでちょっとレビューをしてみたいと思います。
と、言ってもインプレッションできるような「研ぎ澄まされた感覚」なんか、もっていませんが、何か?( ̄▽ ̄)
あくまでも今まで履いてきたタイヤとの比較で、今回は、前に履かせていたヨコハマタイヤの「ブルーアース」が基本になります。
【静寂性】
ロードノイズはまずますで、不可ではない。とりあえず、今まで車の中で見ていたテレビやDVDの音量を上げる必要(子どもからのクレーム?)がなかったので、今のところいい感じではないでしょうか。ただし、今後、走行距離が延びるとわかりません。
「静寂性」についてはブルーアースがお薦めです。これはいろんなところで評価されている通りだと思います。
【乗り心地】
タイヤ交換のときに少し不安視していたミニバン専用タイヤではないので、高速道路とかレーンチェンジの「ふらつき」ですが、気にならないレベルでした。というか、いたって普通。特に緊張もなく難なくこなしています。気になったのは、一般道路の轍や段差を越えたときのショックというか、突き上げ感というか、タイヤのいなしが効いていないような感じがします。「腹に響いてくる」という言い方が正しいのかわからないけど、。。。なんか、いい表現ができません。ただ、走行距離が5,000kmを越えた関係か、ここ最近は乗り心地はよくなってきています。と言いたいところですが、これについては再評価が必要かもしれません。というのも空気圧が「230kPa」と低くなっていたのです。
もともとステップワゴンの純正タイヤはヨコハマタイヤの「S74」(205/65R15 94S 前220kPa、後240kPa)で、このタイヤのロードインデックスは「94」なので負荷能力は前「635kg」、後「670kg」となります。
エバーロードのロードインデックスは、「95V EXTRA LOAD」でEXTRA LOAD(エクストラロード)規格になっています。生産しているダンロップのホームページで確認すると、このタイヤで負荷能力635kg、670kgをそれぞれ確保しようとすると前「270kPa」、後「280kPa」の空気圧が必要となるようです。
で、乗り心地は「よくなっていた」とうのは、感覚の問題ではなく、実は「空気圧が低かった」ということも考えられます。実際、空気圧を確認すると前後とも「230kPa」で、全然足りません。。。
とりあえず、「260kPa」まで入れてみました。やっぱり、道の段差での突き上げ感みたいなものは少しですが出てきたような気がします。
【燃費】
これについては、評価は難しいところです。適正な空気圧で走っていないのと近場の行き来が多いのでエンジンが暖まる前に目的地につくということを繰り返しているので^^;
ただし、夜遅く、後続車がいない状況で、ある地点からアクセルを全く踏まずにどこまで走れるか(もちろん緩やかな下り坂が一定区間続く道です)という実験(?)をしてみたら、結構走ります。これは以外でした。
【総評】
現状では、適正な空気圧を入れると乗り心地が低下すること以外は、国産タイヤでなおかつ、ブルーアースの約6割の値段でこの性能が手に入れられるのであれば、コストパフォーマンスはいいんではないでしょうか。
乗り心地についてはミニバン専用タイヤではないので、セダンに履かせたら全く違う可能性はあります。あくまでもステップワゴンに履かせたときのしがない人間の感覚に基づく印象です^^;