日本半周旅行・その１７ 新ブルートレインの夜＆一目千本桜

13日の宿は、寝台特急「北斗星」のロイヤル寝台じゃ。

ふむ、カシオペアはすごい人気らしいが、
北海道は今の時期シーズンオフの為か、こっちは閑散としておるにゃ。
さすがにロイヤルは満室みたいじゃが個室もけっこう空いていたじょ。
確かにどこに行っても、雪もなければ花も咲いてねえ、殺風景だったじょ。
すんごく寒くもなければ、さわやかって気温でもねえ、
まあ、シャツ１枚に裸足だと湯の川とか札幌は寒かったけどにゃ。
行きの「日本海」のA寝台は今はなき「あさかぜ」とおんなじだったが、
さすがにロイヤルは違うじょ。
トイレ、シャワー付じゃ。洗面台も含めてすごくコンパクトに収まってるじょ。

ベットも広いしにゃ。
この設備ならシベリア鉄道15日の旅でも平気じゃにゃ。まあっちはもっとすごい設備じゃろうがにゃ。
そうこうしてるうちに、午後5時17分に列車は札幌駅を出発じゃ。
車掌より先に、ウエルカムドリンクが来たじょ、

ワイン、ウイスキーもついた豪華版じゃ、これだけでも2000円はするにゃ。
30分以上経過してやっと車掌がカギとトラベルセット持って来たじょ。

カギはカードキーじゃなくて普通のカギじゃにゃ。
お土産に出来ねエじゃねえきゃ、しょうがねえので北斗星ストラップ1200円買っちまった、高いじょ。
夜の食事はいつもの駅弁、なにやら新作駅弁ナンバーワンになったと言う、DMVカップ弁当じゃ。

うむ、さすがにナンバーワン、3分で食い終わったじょ、なんか、少ねぇじょぅ。
客が少ない為か、8時半には食堂車がパブタイムになったじょ。
せっかくなんで、「グランシャリオ」に行ってみたじょ。

客は3組ほどじゃ、弁当が少なかったので、あまり期待せずに、海の幸のクリームパスタ1200円を注文じゃ。
でて来るまでにけっこう時間がかかったのじゃが、その分、味はこりゃウマイ。

正直ナメてました、大満足
この日も札幌駅前を歩きまわって疲れてるので、11時前には就寝。
翌朝14日、目が覚めると仙台じゃ。
明るくなってきた車窓を眺めてると、桜が所々咲いてるのが見えるじゃが、
そのうち、ありゃ～沿線ずっーーーと桜になった。

あとで調べたら大河原の「白石川堤一目千本桜」だったじょ。
この旅で、一番満開の桜だったにゃ、すごいじょ。