17日の台風直撃の日、
市場の中も台風で臨時休業のお店が殆どの中、
大将は「店開けるぞ」と意志も固く
まぁ、いつものことだし、
それに、通常よりも大雨や台風の時の方が
何故かうちのお店は忙しい・・・

ってこともあるので
営業を決定


憂鬱な気分で雨の中店に行くと、見慣れない段ボールが入り口に・・・。
見れば、中にグッタリと横たわる子猫がいて
「ナニコレ・・・

」という私に
「店の裏のビールケースのところでグッタリしてたんや
もうアカンかもしれんけど、ほっとくわけにいかんし・・・

」と、大将。
とりあえず、子猫は自分で体温調節ができないので、冷えると衰弱してしまうから
温めればなんとかなるかも・・・と思い、大将に二階のヒーターを持ってきてもらい
乾いた布で拭きつつ乾かすと、ピギャ~と一声鳴いたので
小さめの段ボール箱に新聞を裂いて入れ、小さいペットボトルで湯たんぽをして
子猫と一緒に放り込んであげました
さて、話はそれからです。。。
一体、この子猫をどうするの・・・
そう尋ねると、
明日また裏に放したら、勝手に戻っていくだろうから。と言います。。
でも、動物の世界はシビアだから、そんな簡単にはいかないのでは
一旦人間の臭いがついてしまったら、親猫はもう寄り付かなくなるのでは
それに、明日・・って、天気予報では雨ってなってたし、
放して道路に飛び出してひかれたら死んじゃうし

と言うと
大将は暫らく沈黙。。。
猫大好きな常連さんにお願いしてみようかとも思ったけれど、
「弱ってる猫見せても迷惑なだけやろ」と言われ、
それもそうかなと納得・・・
そこに、台風で早帰りしてきた娘が現れ、子猫を見るなり
「つれて帰る

」宣言・・・。
「アカン、猫はアカン」と言う大将の、
その「アカン」がやけに(連れて帰る)寄りな「アカン」な言い方で
続いて次女が帰るなり、またもや「もう、うちの子やな

」
ってことで、子猫はとうとう連れて帰ることに
うちには老犬も居るし、心配なことが沢山あるけれど
動物の飼育は初めてじゃないから、まぁ、なんとかなるか

って感じで
今日で3日目だけど、餌はなんとか口にするものの、
水を飲んでくれないし

、
おかあさんが恋しいのか、ずっと鳴いてるので、
今朝は抱いて老犬ミントと対面させてみたけれど
ミントは興味を示さなくて
むしろ子猫の方が近づきたくて、
なので、抱っこしてミントの傍に近づけたら、威嚇するわけでもなく
それからはゲージの中からミントを見てはミャーミャー、
手もみの仕草をしてミントを目で追いかけてます
いっそ、部屋の中で自由にさせてあげようかともおもうけど
狭い処に入ってしまうと捕まえられないし、大変だから
慣れるまでは鳴いても我慢してるしかないのかも・・・
ふぅ~
早く慣れてほしいわぁ
★画像は保護した子猫。名前は「ろくちゃん」です。
大将が、ロト6が当たる様にと命名・・・(苦笑)