今月の10日に長女が結婚し、自宅を離れて暮らすことになりました。
その日を境に、愛犬の様子がなんだか、急に弱りはじめたみたいで、
まぁ、年も年だし(18年と8か月になります)・・・と、
お別れの時期が近づいていること、
もう、何時そういう時がきてもおかしくないことは
自分の中では覚悟していました。
でも、日ごろの食い意地を見ていると、
まだまだ長生きしてくれそうな期待もあって
生きている間に精一杯、大好物を食べさせてあげたくて
愛犬がそれを美味しそうに平らげる姿を見ては
まだまだ大丈夫・・・と、ホッとしていたんです。
けれど、別れの時は突然にやってきました。。
15日辺りから後ろ足が立たなくなり、いつもの食欲も減りだし
16日は朝からもう何も食べなくなり・・・
せめて水だけでも飲ませてあげようと、綿棒に水を浸して入れてあげたけれど
自分から飲む力も無かったようでした。
それでも、次の朝はまだ生きていてくれました。
17日も朝から体をさすってあげて様子を見ていたけれど、
仕事に行く時間になってしまったので、仕事切り上げて早退して帰宅した次女と交代し
後ろ髪引かれる思いで私はお店に出かけました。
そして、開店から暫くして娘から、
急に呼吸が激しくなったかとおもうと、体をそり上げたまま息をしなくなってしまった・・と
泣きながら電話をかけてきました。
そのとき、すぐに帰ってあげたかったけど、
あいにく、その日は6時過ぎから6人様のご来店予約が入っていたため
次女と同じく早退で帰宅した長女に、愛犬のことを任せることに。。
閉店後かたずけ終えて帰宅し、愛犬を見たとき、
まるで生きているような立ち姿で亡くなっていたことに驚きました。
それはそれは、美しい立ち姿で、とても18歳も年を取っているようには見えないぐらいの雄姿でした。
だからなのか、娘が、愛犬を寝かせてあげる箱が無い;と、何度も電話をかけてきた理由が
愛犬の硬直した姿で判りました。
18日の朝、愛犬を祭った祭壇を設置し、家族4人と猫一匹で家族葬、
皆で読経の後、お焼香を済ませ、鈴蘭台にある
メモリアルパークへ向かいました。
そこは神戸市が認可したペット専用の葬儀場で、かかりつけの獣医師さんから紹介を頂きました。
遺骨になってしまった愛犬は、今はその敷地にある合同供養塔で静かに眠らせていただいています。
バタバタと、落ち着きのない日々の中でのお見送りだったけれど
その後、まだかたずけてなかった愛犬の食器や洋服等を目にするたびに
いろんな思い出が蘇って涙があふれてきます。。
18日の早朝、愛犬のためにお花を届けてくれた、大将の同級生のK子さん、
お悔やみの言葉をくださった皆さんに、心より感謝。。有難うございます。
さてさて、今夜もたくさんの「美味しい」の一言が頂けますよう、お仕事頑張ります