新年を迎え、新たな気持ちでお商売を営ませて頂いてから
あっという間の18日が過ぎました
お陰様で、年明け早々から新規のご来店もあり、
常連さんも交えて毎日賑やかに過ごさせていただいております
でも、なんだか去年と少し違うと思うのは・・・
今日は静かな一日だとおもっていると、
急に出前とお店のお客様が殺到してしまい
バタバタと走り回る忙しさになったり
そうかと思えば、お客様の波が退いてヤレヤレ・・・

とおもっていると
しばらくしてまたバタバタ・・・
まるで鳥の羽ばたきのような現象に、この老体が悲鳴をあげそうな今日この頃
ここのところの寒さも手伝ってか、家に帰ってお風呂に入るとホッとしてしまい
布団に雪崩れ込んだらもう朝だったり
そんな毎日の中で、一つだけ悲しい出来事がありました。。
店の近くの焼き鳥屋さんの訃報が17日に届いたのです。
女将さんが闘病生活をされていたことは聞いていましたが、
去年の年末にも、一度外でお見かけしたことがあったし、
出前の電話の声もしっかりしてらっしゃったので、年齢も大将と変わらない歳で
まだまだ若くてはつらつとされていた女将さんだったから
まさか、そんなに重病だとはおもわなかったのです・・・
だから、急逝されたと聞いた時はショックで、葬儀に参列させていただいた時も信じられず、
帰ってからもずっと自宅で放心状態のままでした。。
女将さんは病気に敏感で、神経質なところがあったから、
闘病中は不安な日々を過ごしていたでしょうか・・・。
そして、そんな女将さんの側で女将さんの意思を受け継いでお店を守ってらっしゃった
スタッフの方達も、女将さんの為に相当尽くされたこととおもいます。
女将さんの祭壇は淡いピンクの花で埋め尽くされ、沢山の同志やご家族、
お店の馴染み客さんのお見送りの中、旅立たれました。
女将さんの亡き後のお店は、
長年手伝ってこられたスタッフの方が引き継がれ、早くも営業をされていますが、
お店の暖簾をくぐると、女将さんの笑顔と「いらっしゃいませ~」の声が聞こえるようで
というか、
今もまだ女将さんがお店にいるような気がしてならなくて・・・

近々、家族で伺いたいなとおもっています